BUBCASSE

Negative legacy of the bubble economy.

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2006/

3

1

Wed

SONY CFD-900

超弩級のパワフル・バブルラジカセ! ボタン91個の怪物マシン

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バブカセ的追記コラム 2011「バブル景気は良からず悪しからず論」

かつて、この日本に「バブル」という時代があった。地価は際限なく高騰し、今日1万円にさえ乗らない日経平均株価は3万円を上廻り、ディスコは連日連夜の盛り上がりを見せた。
 
かつて戦争で敗れたアメリカ繁栄の象徴、ロックフェラー・センターまで買い上げ、得意の絶頂にあった日本だったが実体のない経済成長は続かない。バブルは崩壊し、空前の不景気が日本を覆った。
 
あの時代を振り返って、いまの中堅世代は「よい時代であった」と言う。だが、そこには若き日の自分がいるだけで、多くの庶民には好況の実感など何もなく、拝金主義者が幅をきかせた、つまらない時代だったとも言える。
 
バブル崩壊が日本経済と文化に与えた傷は大きく、いまだ立ち直ったとはいいがたい。
あの時代に正邪の評価を与えるのにはまだ時は熟していないが(中国などは、滅亡から百年を経ていま清史の編纂に取りかかったところである)バブルの焼け野原を歩いている我々にとって(たとえ幼くバブルの記憶がなかったとしても)バブル世代を好意的に受け止めることはできないし、その後の不況を真正面から受け止めた人々とて、人生の全盛を過ごした時代を憎みきることはできないだろう。
 
だが、時が熟したとき――たとえば、50年、100年後、歴史上の出来事としてバブル時代を俯瞰したとき、後世の歴史家はこの時代を決して黒一色で書き出すことはしないに違いない。
 
なぜなら、日本開闢以来の豊かさを、血の一滴も流すことなく享受できた時代、バブルラジカセのようなものが生み出されたあの80年代後半~90年代前半を暗黒時代として記録する理由がないからである。

このページは、久川がかつて2006年に立ち上げてクローズした趣味サイト『バブラジリア』のリサイクルページです。画質が粗いのは、何台か除籍(スクラップ)にしてしまい、再撮が効かないからです。

CFD-900

これはイイ機械です。
我が家の個体は哀しいことにバックライトが切れとるんですが、なんというか、世間的に音質の雄と言われてるのが DT9 だとすると、こちらは「ゴテゴテ感の雄」であります。
ガンダムでいうとZZみたいな。ビクターの RC-X999 はスペリオルガンダムですな。別にガンダムで例えんでよろしい。
ホンマにスペリオルなら赤白の背面端子ぐらい付いとるやろっちゅう話ですが。
 

CFD-900

バックライトさえ切れていなければ… !!

夢のある「バブル的ムダ」の総決算

『バブルラジカセを愉しむ頁』 さんが「全く集約されてない」と評した、無駄に三つある液晶。
弟分の 700 と比して、ただ使いにくくなっただけのインターフェイス。
確かに実用的なマシンかというと、お世辞にも使い勝手のいいマシンとはいえませんが、実は、無数にあるスイッチのほとんどは用途の薄いものばかりで、基本操作と音いじりぐらいなら 10 個ほど覚えれば充分に使えます。グライコ操作なんかほぼ DT9 のまんまちゃん。
 

CFD-900

天頂方向から。ボタンが多い…

未来を見据えた「It’s a Sony」なデザイン

なんというボタンの数。
ツマミや音量も含めて数えたら 91 個ありました。なに考えてんでしょ。
ボスキャラっちゅうのは、こういうのをいうのではないでしょうか。FFのラスボスが手数稼ぎにデスペルとかスロウガとか連発する様が連想されます。
「いろいろ使いこなしてやろう」と思い立った時のボタン操作は面倒ながら、見た目の配置バランスは一番イイので、インテリアとしては最高です。
さすがに SONY だなあと思うのは、このマシン、DT9 と比してもデザインにレトロ臭が薄いですよね。
そりゃあ 89 年製ですから、ちょっとぐらいはレトロいけど。
この子はきっと十年、二十年の間、部屋に飾られることを見据えてデザインされたんじゃないでしょうか。
結局メインPCの相棒は DT99 に落ち着いている久川部屋なのですが、コイツだけはどうしても片付けられない。サブマシンのスピーカーとして、今日も頑張る 900 だったりするのです。……にしてもバックライトが気になるなあ。
 

CFD-900

カッコイイのでウチのサイトでもオマりました(閉鎖)

それでは音を聴いてみましょう(経年劣化無視御免)

余談ながら、DT9 の次に手に入れたのがこの子だったので、今年の夏おんなじCDを二枚焼いて、音の聞き比べをしてみました。
幼稚園の頃から使っているのが CFD-700 のため、聴くときはいつもグライコめいっぱいに切ってしまうクセがあるので、今回は自分のそのクセを矯正せずに検証。どっちもMAXにしてプリセットと。
ちょっと聴いたところ、DT9 が中音で強く、900 が低音で強いといったところでしょうか。さすがにドデカホーン、「イカン、これ以上あげたら近所迷惑なる」といった呻りを響かせてくれますが、フツーの軽い歌謡曲ともなると「あれコレ 14 インチのテレビとそないかわらんがね」と言っちゃあ言い過ぎでしょうが、正直弱い。
いや、年数による劣化と個体差も考慮せにゃソニーの人怒ってくるでしょうけど。
一方でウチの DT9 は、なんか全体的なアベレージが高いような気がした。
や、俺は音の専門家じゃないからワカランけど。
ていうか知らんことあんまり言うのやめとこ。

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バブカセ特集トップハードオフで買う~基礎知識編

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Author ウェブデザイナー久川智夫

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