BUBCASSE

Negative legacy of the bubble economy.

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2006/

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1

Wed

ハードオフでバブルラジカセを買う~基礎知識編

そしてバブルラジカセをキレイにするの巻

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このページは、久川がかつて2006年に立ち上げてクローズした趣味サイト『バブラジリア』のリサイクルページです。画質が粗いのは、何台か除籍(スクラップ)にしてしまい、再撮が効かないからです。

久川がこれらラジカセを何に使ってるかというと、パソコンのスピーカーとして使ってるんです。これを使って。
 

わかりまっしゃろー。千円ぐらいで売ってまっさ

バブルラジカセの選び方~まず、基本あまり役に立たないことを知る

千円かそこいらでドコ製かも分からないへっぽこスピーカー買うより断然音はイイし、インテリアとしても嬉しいし(作業台は狭くなったけど)、『永六輔その新世界』も聴けるし、『深夜の馬鹿力』も聴けるし、パソコンが起動しているのも関係なく借りてきたCDも聴けるし、しかも今使ってる DT99 なら、コブラトップ開けたままにして、鉛筆立てまで置けるという素晴らしさがあるのですな。
 
ていうか普通にテーブルのうえ置きゃあいいじゃねえか。

バブルラジカセの選び方~メーカーを知る

とりあえず皆さん、何千円か持ってハードオフに遊びに行きましょう。
 
LINE-IN または AUX 端子(赤と白)が背面に付いてるモデルがあれば、大概の場合当たりです。黒のジャックでも準当たりです。
メーカーでは、パナソニックが狙い目。ここで紹介する RX-DT 系統で、背面に端子の付いているモノがイイですね。
久川は本格的なバブカセコレクターではないし、音にまつわる“通”の人間でもないので、何かに使い回しの利かない「端子なし」のモノには手を出しません。
 

CD-OUT「だけ」のもあるので注意

 
もう一度書きます。
コレクションとしては「端子なし」でも買う価値がありますが、実用性でいうと「外部入力端子」のないものはCD聴くぐらいにしか全く役に立ちません。
パソコンにつなぐ目的なら、改造する腕がある方以外はあんまし手を出さないようにしましょう。コレクションとしてはともかく、実用性は全くありません。
 
余談ながら、現在の各メーカーごとのバブカセ人気としては「パナソニックの一人勝ち」といった状況で、デザイン面で私の推すソニーは弱く、むしろ“通”の方々はビクターを好みます。たまにすごい量のシャープ製品が投げ売られてるハードオフに出くわしますが、これも「機種による」といったところでしょうか。早川さんとこでもイイモノはあります。
 
なお SONY と Panasonic に比肩するメーカーのハイエンドモデルとして、Victor の RC-X90 や SANYO の WCD950 、SHARP の FX-1000 、AIWA の CSD-XR90 、東芝別ブランド Aurex の RT-CDW88X といった猛者たちが存在しているようですが、あんまり知りません。
 
くれぐれも注意したいのは、バブカセの風をよそおった本物のデフレモデル(しかもどこやねんな国製)を掴まされないようにしましょう。それだったらバチモンのiPodみたいの買ってヘッドフォンでMP3聴いてたほうが、雑音が入らない分よっぽどイイ音が楽しめます。

バブルラジカセの清掃方法

※ 製品の清掃・解体は自己責任で!
 
清掃方法は、そう難しいものではありません。
 
まず、台所用の中性洗剤と歯ブラシを用意してください。
自分の場合、直接洗剤をふりかけ、それを歯ブラシでゴシゴシ泡立てます。雨ざらしになっていたとか、状態のよくないものは、ここでさらに強くゴシゴシします。
 
しばらく放置して、キムタオルとかクリント紙的な(まあティッシュでも何でもいいんですけど)または柔らかい布で拭き取りましょう。これで清掃は終わりです。
 
強い汚れの場合は漂白剤も有効ですが、変色にはくれぐれも注意。
尤も、弱い汚れの場合、ここまで事を荒立てなくても赤ちゃん用のお尻拭き(ウェットティッシュの安いやつ)で充分クリア可能だったりします。
ちなみに、よっぽど油を練った埃が付着しているなど、どうしようもないときは、ネジを外して一緒にオフロに入りましょう)。
 
あと全然関係ないですけど、ケンタッキー食べたあとの油手は、台所洗剤で洗うとキュッキュッてなります。みなさんも是非やってみてください。はいキュッキュッキュッ。
 
それから、ホコリ飛ばしもぜひ手に入れておきましょう。
一般にエアダスターと呼ばれる、缶入りのシューッてやつ。
ラジカセのボタンとボタンの隙間のホコリなんかはキレイにすっ飛ばせますね。
掃除機でどうにもならない場所には是非コイツを。

清掃が終わったら、つや出しをしよう

続いて、パネル面のつや出しに取り掛かります。
 
『バブルラジカセを愉しむ頁』 さん推奨のピカールが有効ですが、自分はタミヤのカープラモデル用のコンパウンドを使っています。
プラモのつや出し同様、粗め→細かめ→仕上げの順に使うのがベストですが、まあ、粗めは別に必要ないかも知れません。
 
くれぐれも注意したいのは、傷の深さがよく分からないものは、ある程度の妥協も必要という点です。磨きすぎて取り返しがつかなくなる前に「これは平成元年の機種やないかい。元年いうたら仲村みうは生まれてもしてへんで」と諦めることにしましょう。
大丈夫、新品同様にテカテカにしたところで、そのデザインは充分古いから。
 
なお、このコンパウンド掛けはそこそこパワーを入れてやりましょう。あまり軽くては意味がありません(『プラモつくろう』 に出てたモデラーさんは、摩擦が強いと熱をおびて塗ったばかりの塗料がハゲるって言ってたけど)。
その際、使う布はダイソーなんかで売っているフカフカして毛羽立たないものがいいでしょう。カーグッズのコーナーに多分あります。ミゾにはまったコンパウンドは、まち針か何かでえぐり出すか、未使用のハブラシでこそぎ出すのがいいでしょう。

つや出しには、カーワックスが便利です

パネル面が終わったら、今度は全体の色を合わせます。ワックスの登場です。
ここは家具用のワックスではなく、カーワックスでいきましょう。黒の車体専用のものが有効です。
ただし、あんまり本気でゴシゴシしてしまうと変色等の恐れもあるので、スポンジで軽くスリ込む程度に抑えましょう。少し乾かして、テカリの好みにもよりますが、自分は緩く拭き上げます。全く拭き取らないと色が変わってしまうし、強く拭き取ったら塗った意味がありません。
 
あとは細部を磨きます。
経年でサビのくっついたアンテナは、ピカールがベストです。
ティッシュに染みこませて上下にシコシコしてください。熱を持ってアチチチチとなりますが、すぐにキレイになります。
 
ネット部は、黒の機種なら模型用のつや消しブラックを筆塗り(目に見えないぐらいの埃も巻き込んでくれる)。
完全にハゲてしまった箇所は、油性マジックでもいけるでしょう。
バラさずにネット部を清掃する際は、掃除機とエアダスターを用います。カーブに溜まった埃も、掃除機でジョリジョリやっていれば必ず取れますので頑張りましょう。
 
こんなもんで外側の掃除は終わりですが、分離できるパーツは、サフ吹いてエアブラシや缶スプレー塗装してみるのも面白いかも。もっとも、バブカセらしさは黒だからこそ出るもので、青に塗ってスティッチのデカール貼るなんてのは……ん、案外悪くないかも。
 

真ん中のエタノールは非常用

ジャンク中古家電に対する考え方

ハードオフの仲間たちは、出自が分かりません。
無菌室かも知れないし、ヘビースモーカーのお供だったのかも知れません。あんまし気になる方は、新品の別なものを購入するようにしましょう。
 
古本にしてもジャンクにしても「他人が使った物は汚いからイヤ」と一蹴する方がおられますが、そのための清掃手段であって、中古の汚れを気にする前に、まずは部屋のなかを裸足で歩き回るのと缶ジュースの口つけるところを拭かずに飲みはじめることと、靴底を素手で触るのをやめたほうがいいんじゃないですかね。って俺のツレの兄ちゃんの彼女の先輩が言ってました。俺は言ってません。言ってないぞー。
 
「賢くリサイクル」とはよく言ったもんで、たとえば死にかけた内蔵 DVD-R ドライブを1,000円投げ売りの外付け CD-R に移植して再生専用機として復活させたり、500円のMOドライブを入稿用に使ったり、ていうかPS1の割りといいタイトルが100円だ200円でザラにあったり、「もうなかなか手に入らんぞ」ってものが、しかも安く手に入るって意味では凄い場所だと思うわけです。いや、一銭ももらってないよ俺は。
 
(2014年追記。これを書いた当時はまだ通じた「500円のMOドライブを入稿用に使ったり」なんて、もう隔世ですな)。

缶スプレーで塗装をしてみよう

飽きたら塗装でもしますか。
 
初期のバブルラジカセ特有の複雑なディスプレイ部やスピーカーネット部は、私見ながら、どことなく「ハイソカーのごついグリル」に通じるものがあると思っています。
ガンダムに喩えたり車に喩えたりと忙しいのですが、コブラトップモデルの締まったボディはスカイラインやスープラ等スポーツタイプに通じ、それ以前のボテッとした機種は、クラウンやセドグロ等ラグジュアリータイプっぽいような。
 
つまり久川テメエ何が言いたいかと申しますと、コブラ以降の流線型の機種は黒のみならず白や赤、青に黄色など原色にマッチし、コブラ以前は、白、紺、パールホワイトなどに塗装するとイイ感じに映えるかも知れません(初期の機種はボタンが多いので大変でしょうが)。タンスの上に置くのなら、マホガニーやウッドブラウンなんてのもいいかも。
 

久川謹製サターン(ガチャピン)。下半分は未塗装

 
バブカセは、ぶっちゃけた話ただの古いラジカセですので、いかに通好みのバブカセでも、興味のない人からは「ハードオフに売っちまえよ」と言われるような代物です。いや、これ先週ハードオフで買うて来てんけど。
懐古趣味で集めてるうちは黒のままでいくつもりですが、何か良い使い方を閃いた時は、安い機種から順に塗りたくっていくというこの俺の決意を見よ。
 
ただしくれぐれも注意したいのは、バブカセは下地が必ずといっていいほど黒なので、サフ → ベースホワイト → 好きな色 → つや消し、場所によってクリアを経ないと、下から強い黒が浮き出て情けないことになるでしょう。
 
実車ほどでは無いにせよ、普通の模型に比べて表面積が広いので、下地作りが大変かも。模型用のエアブラシでどうにかなる広さではないので、缶スプレーがよろしいかと。詳しくは、ガンプラではなくカーモデル製作のサイトを参考に。くれぐれも、塗装はお好きな方だけどうぞ。

このブログ内のバブルラジカセ特集記事リンク

バブカセ特集トップハードオフで買う~基礎知識編

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Author ウェブデザイナー久川智夫

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