BUBCASSE

Negative legacy of the bubble economy.

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2006/

3

1

Wed

Victor RC-X999

バブルラジカセ随一の度肝抜きデザイン! 犬の耳

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バブカセ的追記コラム 2011「産業遺産としてのバブルラジカセ」

バブルラジカセは、この時代に咲いた徒花、あるいは現代におけるオーパーツのようなものだったのだろうか? 否。これらメカは、戦前戦後を通じて綿々と続いてきた、オーディオ文化の一通過点にすぎない。
 
なぜなら、カセットテープはその歴史的役割を終えたし、CD何百枚分という大容量を収録できるポータブル音楽プレイヤーが発売されて久しい。ラジオも、今ではインターネットを使って、多くの局をクリアな音声で聞くことができる。進化は続いているのだ。鼻歌を唄うだけでその曲がネット購入できる時代に、こんな大荷物が一体何の役に立つというのか。
 
バブルラジカセが市場において「中古機械」としての価値しか与えられていないのは、今やこの機械に、何ら珍しいものがないからに過ぎない。
 
多くの企業でコスト削減が叫ばれる中、いつしかバブルラジカセは作られなくなった。不況下で作られたラジカセの生産国は海外に移り、機能も簡素化される中、ラジカセそのものの需要がなくなっていったが、それに代わるものが充分に作られたのなら、今さらバブルラジカセに固執しても仕方がないだろう。
 
たとえば筆者は、「文書だけを書くことのできる起動の速い機械」が欲しくてポメラを購入したが、お陰でそれまで使っていたワープロ・オアシスは捨てられてしまった。
 
ニーチェをもじるなら、「おふる」を集める者は、自分も「おふる」にならないように注意せよ、ということであろうか。

このページは、久川がかつて2006年に立ち上げてクローズした趣味サイト『バブラジリア』のリサイクルページです。画質が粗いのは、何台か除籍(スクラップ)にしてしまい、再撮が効かないからです。

RC-X999

「ハードオフ茨城掃討戦」で獲得した、不思議というか不気味な機械。
自分は以前、別のページで「999 はスペリオルガンダム」と喩えましたが、いざ手に入れてみて、そのガンダム喩えが間違えていなかったと実感しました(何の話だ)

本当についてる「犬の耳」

まず、すぐに目につくのはこの耳。
こっから有線式ファンネルが飛び出しよんねや!(だから何の話だ)
モードを選ぶことにより、この耳が外側にグイーッと動きます。
外に動かせば動かすほど、コンサート会場のようなサラサラ感のある響く音になりますが、コレあんまり意味ないんじゃないのか……? いや、確かに耳も動くのですが、メインのスピーカーから聞こえる音も明らかに変わっているので。
しかし X80 の LIVE PHONIC のように「一体ナニ歌とてんにゃ分かれへん」レベルではなく、確かに臨場感のある音ができあがっているので、耳を動かすことにより中音のイジリを抑えることができているのでしょう。
ちょっと変わった音が出る上、外見がどことなく近未来なので、ウチの場合 Pafume とかビョーク聴くときはコイツの登場となります。
 

RC-X999

これぞ、かの有名な「犬の耳」

大味な魅力と小さな部分のチャチさ

インターフェイスはいささか慣れが必要です。
といいますのも、CD の曲送り・戻しが、「左と右」の関係ではなく「上と下」のボタン配置になっているから。常識から考えて「>」のボタンがあれば曲送りだと思ってしまいますがコイツは違うので、ツレにさわらせると必ず使い方を間違えます。
 
さらに、ディスプレイの表示がいささか COOL ではありません。
自分は日本語表記が決して嫌いではないのですが、それにしてもコレではらくらくホンだがね。スペアナもあるのですが、それにしてもちょっとデカすぎますな。
そして、これはウチにあるラジカセの中で唯一コイツだけの欠点なのですが、大きなボタンの材質がチャチ過ぎる。指でなぞるとキュッキュいいやがります。
 

RC-X999

なんか妙にデカイぞ、バックライト

2014年、除籍にしなかった数少ないラジカセ

以上、褒め所が無いように書き連ねてはいますが、実は自分はこのマシンが大好きです。
ラジカセ集めの趣味は、思い入れの無い人にとってはまさにガラクタ集め以外の何物でもないのですが、興味のない人にこの機種を見せると目の色が変わるから。ルックスで人様を驚かせるラジカセって、コイツか PH-WCD950 ぐらいしかないのでは。
これといった戦果は挙げられなかったけどインパクトだけはやたら大きなスペリオルガンダム、またの名を RC-X999 。
1992 年という微妙な時期に発売された、ウチのエースマシンです。
 

RC-X999

ゴクッと飲んだら風邪に効きそうな全形

このブログ内のバブルラジカセ特集記事リンク

バブカセ特集トップハードオフで買う~基礎知識編

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Author ウェブデザイナー久川智夫

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