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2014/

11

12

Wed

【俺の考えた商売】ショッピングセンターの似顔絵の人みたく遺影を撮る仕事はどうか

我々日本人の死生観と「死を考えること」のむずかしさに挑む

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今日は、俺の考えた新しい商売・企画の話をしましょう。
 
これらの商売、もう他に誰かやってたらスイマセン。
その代わり、俺はこれらをやる気はないんで「おっ!いいじゃん」と思った方にさしあげます。
いくつかあるので、ひとつずつ小出しにしていきましょうかね。
 
今回はその第2回。

ショッピングモールの定番テナントといえば?

イオンとか、ららぽーととか
いわゆるショッピングモールに行くと
定番のテナントってありますよね。
何個か挙げていきましょうか。
 
・スタバ(あるある~)
・ユニクロ(あるある~)
・ABCマート(あるある~)
・あかひげ薬局(ある? …あるぅ~?)
 
あと、コムサとビレバンと無印なんかも大抵ありますね。
100均は入ってるけど、時にダイソーだったりセリアだったり、店舗によって棲み分けされてるといった印象です。

ちょっと大きなモールには似顔絵描きの人が…

あと何ですかね。
そうそう、そんな定番テナントに混じって必ずあるのが「似顔絵描き」。
 

 
「おんなじ師匠に学んでるんじゃないか」というぐらい悪意のある似たようなディフォルメを施した芸能人の絵が飾られていて、うまく特徴を捉えているのにフフっと笑わされたりするし、あの絵柄が普遍的なものになりすぎて、たまに『ぶらり途中下車』的な番組であのタッチの絵が出てくると「テレビ相手によく出したな」と真剣にイラッとしたりするのですが、今回のお話は、彼らについてじゃありません。
 
まず、彼ら似顔絵師を 追い出し 同じ広さのスペースに店をかまえ、そこに、次のものを飾ります。
 
・おばあちゃんを囲んだ家族の写真
・同じおばあちゃんソロによる写真
 
もうお分かりですね。

死を考えるということ

人間というものは、特に、死を穢れたものとして蛇蝎のごとく嫌ってきた日本人は、死と向き合うことが苦手です。
おしなべて誰も死生観が希薄で、見て見ぬふり。平成の時代に生きる我々は特にそう。
 
父が緩和病棟に入ったときも、プロであるはずの看護師さんはいろいろ励ましてくれたり、死に対する考え方の一例を提示してはくれるのですが、それらはいずれも「俺が思う別れ」とは違うというか、今ひとつ首肯しがたいものでした。
 
何というか、「しっかり受け止めて・仕方ないことなので・笑顔で見送りましょう」という教科書的な見送り方とでもいいましょうか。
 
「ちゃうねん、俺と親父の関係性はそんな感じとちゃうねん、お互いに、しっかりと断ち切られたくないんや」という。
「ちょっと出掛けてくるけどわりと近くにいる」ぐらいの別れでありたいという、暗黙の了解があったりするんです。
写植で例えるなら、俺は解ミン体な気持ちなのに、ゴナっぽく来られると困るという。例えがヘタクソだ。

我々は死を考えるのが苦手だ

我々は死をどう考える、というより、考えたくないのです。
身内に対してすらこうなのですから、我が事となればいわずもがな。
俺がもし死刑囚になっても、教誡師は来ていらんと思ったものでした。
 
だから、この商売には看板はいりません。
「遺影とります」なんて書いたら逆効果。
【家族写真とります】とだけ書いておく。
 
生前に遺影を用意してる年寄りなんて、ほんのわずか。
今年の2月にはバアサマが旅立ったのですが、写真選びに苦労したものです。

どうやってブースに連れて行くか

この撮影の場合、
言い出しっぺは息子嫁からでも、
当のばあちゃんからでも構いません。
 
息子嫁の「うち家族写真あらへんやんかー。みんなおめかししてるしやん、撮ってもらおうやー」きっかけでも、ばあちゃんの「わたし死んだら使こてやー」きっかけでも大丈夫。とにかく「死」を意識させないながらも、「死んだときにでも使える」と明るく思ってもらうことが大切。
 
カメラマンも、プロの方でなくて結構。
お客さんには、家族五人なら五人がイスに座ってもらって、みんなでミスドでも食べて楽しくお話してもらい、そのスナップの中に一枚だけ婆さんのソロが混じってる。それを渡すだけ。
 
値段はお任せします。撮影15分で2500円。印刷はA4大のが5枚。
カラープリンタでガッチョガッチョ刷ってしまえばいいでしょう。
データがほしい人はCD-Rでお渡しします。もちろんオプションや。
 
この商売のネックは、「遺影を撮影しているのだとその場の誰もが薄々わかっている、でも誰も口にしない」という空気の研究(by山本七平)の上に成り立つものなので、たとえばそれを理解しないガサツなショッピングモールが「遺影とります」とズバッと書いたり、ワールドビジネスサテライトで「昨今注目を集めているのがこのビジネス【遺影とります】だ」とシッカリ解説されてしまったらそこで終わりなので、息が短い、といったところでしょうか。
 
いけそうだ、と思われた方はぜひ。

Author ウェブデザイナー久川智夫

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