松本人志の放送室 2002年 冬

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053

裏技

2002年10月03日放送

第五十三回目は、かつて二人が腹立った、交通課の警官に関する話題からスタートして、稀代の戦慄刑事「落としのナントカさん」に関しての爆笑トーク。そして、先週の続きで「裏技」へ。高須ちゃんの「名前を忘れた人の名前を知る方法」はナカナカの出来だった。CMを明けても、同じテーマが続き、これが途絶えては「雑学」と逸れ、女の子の電話番号を知る方法、結婚詐欺師の「性格の見分け方」、山ちゃんの嫁・アヤちゃんの怒りと、カネの問題、山崎大成への道からエンディングを迎える。

お気に入りトーク「山ちゃん夫婦」

松本「でももう、山崎なんかは、イロイロあるやろなあと思って」

高須「まあ、そら大変や……」

松本「口減らししていかなアカンからな、もう……」

高須「はははっ !!」

松本「いよいよんなってきたら……」

高須「いやいや、せえへん、せえへん !!」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

高須「……そんなんしませんよ ?! そんなもん……」

松本「ははは……」

高須「アカンアカン!そんなん、何言うてんねんな!」

松本「主婦売春的なことも……」

高須「……なるほどなあ」

松本「ねえ?――考えていかな、念頭に……」

高須「人妻ヘルス。……はっはっはっはっはっ !!」

松本「うん……それも、あるしねえ?」

高須「そら大変やわ、そら……」

松本「ヘアヌード的なこともあるやんか」

高須「そらやっぱり、ヘアヌード……ペアヌード

松本「うはははははっ !!」

高須「……気持ちの悪い」

松本「そんなに貰われへんやろけどな!それでもな!」

高須「まあ……」

松本「うん……」

高須「思い切るでー!二人は、二人の中では!」

松本「はっはっはっはっはっはっ !!」

高須「"アヤ……ペアヌード"」

松本「最悪や……はっはっはっはっはっ !!」

音楽:心の旅/チューリップ

054

いい人

2002年10月10日放送

第五十四回目は、「カネがあるとテンション上がる」という話から、船と別荘にまつわる物の貸し借り、カネの使い方から手相と、カネにまつわるトークから入って、自転車と歩きのシンドさから、脚を鍛えるという松ちゃんについて。CMを明けては、話題は「いい人」へ。夜道のバアサンへのクラクション、高須ちゃんとギャートルズと、お年寄りへの優しさに関して語られる。更には、松ちゃんが観られなかったバカボンの最終回、子供時代のイレブンPM番組の思い出など、大人と子供のタブーでエンディングへ。

お気に入りトーク「マッスル松本の蹴り」

松本「腹立つヤツをもう……蹴りでね」

高須「おお!」

松本「吹っ飛ばすぐらいの勢いでね」

高須「前蹴り、前蹴りで」

松本「前蹴り、前蹴りで」

高須「ああ、そら凄い」

松本「なんや言うたら前蹴り」

高須「前蹴り」

松本「ね?」

高須「ほう。――何かあんの?」

松本「縦割り行政」

高須「縦割り行政 ?!」

松本「前蹴り」

高須「前蹴り。――何でそんなん関係あんの !?」

松本「国会に前蹴り、みたいなね」

高須「おお……"気持ちでやっていく"と」

松本「気持ちでやっていくと」

高須「……よう分からん」

松本「はっはっはっはっはっ!」

音楽:天才バカボン/アイドルフォー

055

山下

2002年10月17日放送

第五十五回目は、レギュラー増加に伴う多忙から、松ちゃんの前での山下氏の壮絶な振る舞いについて。車を擦ったり先輩を蔑ろにしたり、その憑依した悪霊について語られ、その背景に関して二人が分析。CMを明けても、ヒノキ氏のミスとの対比で怒りをぶちまける。40分近くも山下氏の不思議な行動が披露される。テーマに入っては、うっすら生えたヒゲなど女性のデリカシーのない部分を高須ちゃんが全否定、ガキで懐かしの「甘口カレーはオカシイ」論は、実は女の子との喧嘩から出たもののようです。

お気に入りトーク「山下の駐車」

松本「でも、駐車場停めるときに、あないガリガリっていくっていうのは」

高須「うん」

松本「ちょっとカッといったときに……"いてまえ"――
"いてまえ精神"で、ガリガリっていってるワケやんか!」

高須「はっはっはっ……」

松本「そこはどこか"知らんがな的"な?……
"ざまあ見さらせ的"な感じがあるワケやんか」

高須「……そこは行き過ぎやろ!"ざまあ見さらせ"は行き過ぎやろ!」

松本「この……うん。"こなくそ的"な感じがあるワケやんか」

高須「いってない、いってない!」

松本「はっはっはっはっはっ!」

高須「そこまでいってない言うねん!」

松本「うーん」

高須「"コツーン"といってるけど」

松本「"コツーン"といったところで止めりゃあええやんか。
……そこで、ガリガリガリっていくってことは」

高須「うん」

松本「その……な?」

高須「うんうん」

松本"毒を喰らわば皿まで的"な考え方があるワケや」

高須「いってないって、だから !!」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

音楽:大阪ラプソディ/海原千里・万里

056

ミス的な彼女

2002年10月24日放送

第五十六回目は、お尻ネタからスタート。松ちゃんの便秘、高須ちゃんの硬いウンコ、品川様のアナルから、二人のアナルへの興奮具合が語られる。続いては、免許の書き換えと違反講習、芸能人ゆえに人目を引いてしまう苦労について。蛍原氏のバイクからCMへ。明けては、二人の高校に関して。尼崎工業と小田高、その想像を絶する「男塾」ぶり、当時松ちゃんの付き合っていた産業高校のミス的な彼女と、高須ちゃんのミス、友人・ボンの成り上がりエピソード、更に松ちゃんの元カノのその後について。

音楽:スローなブギにしてくれ/南佳孝

057

クイズ

2002年10月31日放送

第五十七回目は、ネタ帳やボケとツッコミ、PAPEPOテレビの舞台裏、最近の業界での紳助氏の評価、素人の見る「タレントの落ち目」など芸人談義から始まる。続いては、スーツをなくした清水氏の奇行と、そのプロフィールについて。経て、高須ちゃんの叫ぶタバコの害と松ちゃんの反論、コルゲンのCMから風邪、CMを明けては、ダウンタウンの「サムッ」の弊害、禁煙運動、風邪から、マネージャー・田島氏を呼び出しての風邪薬トーク、山ちゃんのクイズ、そして二人のクイズ大会へとリンクする。

音楽:木綿のハンカチーフ/太田裕美

058

怪獣

2002年11月07日放送

第五十八回目は、世の中の休みに関しての文句から。週休二日制やハッピーマンデーに怒り、バブル期の良さから高須ちゃんのヘアスタイルへ。先週に引き続いて「インスタントなぞなぞ」。数問続いて、タクシーの運転手さんの番組への感想、テーマを貰って「好きな怪獣」からメトロン星人、子供の頃のオモチャから、かつて愛したヒーローたちへの談義へと流れ、吉本・比企氏が企画する「アホみたいな戦艦」、更にイラク戦争を吹き飛ばすような、日本製のお笑い兵器を松ちゃんがイメージした。

お気に入りトーク「タイガーマスクの人形」

高須「タイガーマスクなんてもう……
俺、ホンマもう……何でこれ顔、マスク着けれて……」

松本「うん」

高須「脱着可能みたいなことが……なんてこれ素晴らしい」

松本「"なんて素晴らしいねん!"って思ったもん」

高須「なあ ?!」

松本「もう"一生の友達や"って思ったもん!」

高須「いや、ホンマに!」

松本「……もし、あったら!」

高須"ずっと持つ!"と思ったもん」

松本「はははっ!」

高須「"ずっと持ちますからぁぁぁ…… !! "と思ったわ。はははははっ!」

松本「"くださいぃぃぃ…… !! "って思ったやろ」

高須「"くださいぃぃぃ…… !! "って思ったわ!」

音楽:背中まで45分/沢田研二

059

カブる

2002年11月14日放送

第五十九回目は、ボクサーと最近ボクシングを始めた松ちゃんの感じる時間の経過、予定説に基づく(?)松ちゃん運命論、そして大物ミュージシャンの不思議な温泉スイッチ、布袋さんのメールについて。CMを明けては、森三中・大島氏の結婚を通して結婚トーク、二人の晩婚のボヤキを経て年齢、高須ちゃんの四級船舶から、ノットとヨット、世の中のカブることの重要性について松ちゃんが熱く語る。ラストは山ちゃんの風邪、松ちゃんの風邪撃退方法「ウイルスちゃんと遊んでください」でエンディングを迎える。

お気に入りトーク「未来の出来事」

松本「いつかそのー……カッターで指切ることもあるかも分かれへんやんか」

高須「うん」

松本「まあ、あるやろ」

高須「あるやろ、うん」

松本「"そのカッターは、今どこにあんのか"とか――思ったことない?」

高須「なるほど。なるほど、なるほど、なるほど」

松本「高須が今度轢かれるかも知れん車、今作ってんのかも分かれへんで?」

高須「それはある、それはある。それはある」

松本「今、デザインしてる人おるで?」

高須「うん、おるやろなあ。おるおる」

松本「はっはっはっ!」

高須「おるよ」

松本「その車が、最終的には高須にぶつかって来んねん」

高須「そうかも知れへんわなあ。
――そんなこと、いや、ていうか絶対そうやわ。いやそうじゃないけど……」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

高須「起きひんけど!"絶対そう"言うたアカンけど」

松本「"そうやわ"……って !!」

音楽:ピンポンパン体操/杉並児童合唱団

060

美味いもの

2002年11月21日放送

第六十回目は、最近のお笑いとテレビ事情からスタート。視聴率から、作り手が視聴者に引っ張られる問題について語られる。そして正月の過ごし方、ハワイ論、別荘へと流れ、CMを明けては、ヘイポーとペイオフに関して。日本の銀行と山下氏の白子喰いから、美味いもの論へ。木村氏だけが知る鶏屋と鍋の楽しみ方を通じて、コンビ芸人に例えた合わせ技の料理でマヨネーズとゆず胡椒を大絶賛、中華の王将、米食の人種が弁当の白米を軽視することに憤り、そして最後は美味い店について。

音楽:何も言えなくて…夏/J-WALK

061

ボブ・サップ

2002年11月28日放送

第六十一回目は、ボブ・サップ七変化に関する話題からスタート。気さくなサップ氏の舞台裏エピソードから、同氏の恐れるものは何か、松本vsカイヤ、高須ちゃんの願う日本のサッカー、ボクシングの厳しさ、そして「怒られる」ということ。CMを明けては、高須ちゃんの鼻の頭焦げてる話、松ちゃんの急病とジュニアのデリカシーと続き、松ちゃんの通う塾の講師「ピッケル」のトークへ。カンニングを見破る謎と、マルヒ術、英語から、松ちゃんの飛行機でのついてない話でエンディングを迎えた。

お気に入りトーク「外人スチュワーデスと松ちゃん」

松本「"お前は、英語が喋れんのか"と」

高須「あ、言うてることを」

松本「……多分やで?」

高須「多分な。それも多分や。おお」

松本「ね?――で、もう"喋れんのか"って言うて
俺に言うてる時点の俺の反応の時点で
もう"喋られへんな ?! お前ーっ !! "っていうことやんか!あははははは!」

高須「はっはっはっ!」

松本「"お前はボケーッ !! "」

高須「……っていうようなこと言うてんの?」

松本「もう、もう、言うことやんか」

高須「言うことやんなあ、おお」

松本「な?――"喋られへんねやったら、この出入口に座るな"と」

高須「あっ、あららら。どうもそんなこと言うてんねや」

松本「多分ね?」

高須「あーあーあーあー」

松本「"何かあったときに……"」

高須「うん、"お前アカンから"と」

松本「"お前が、あのー、まあ言わば……"」

高須「"フワフワしたらアカンから"」

松本「"ここのチームリーダーにならなアカンのや"と」

高須「ああ、あーあーあーあー」

松本「ドアを、こう……」

高須「"仕切らなアカン"と」

松本「仕切らなアカンというか、ね?……
"お前が一番最初に行動を起こす順番やから。
そのお前が英語が分からんようでは、もう話にならんから。
もうお前は、もう気持ち悪いから――"……ははははは!」

高須「おお!"気持ち悪いから、お前は"」

松本「"お前はアホみたいな顔してるから、アホはアホなりに"」

高須「"向こう行け"と」

松本「"向こう行け"と!」

高須「"アホみたいなトコ行っとけ"と」

松本「はっはっはっはっはっ!」

お気に入りトーク「怒られる!」

松本「じゃあなあ?」

高須「うん」

松本「俺ら子供ん時なあ?――"親父"って、騙されてたやんか」

高須「うんうん」

松本「親父、"偉い"思ってたやんか」

高須「"偉い"思ってたよ」

松本「で、俺が三十の時の子やから。
俺が幼稚園の時とかは、まだ三十半ばぐらいやん、親父」

高須「うん」

松本「怒られてたんやろか?」

高須「怒られてたよ、多分」

松本「うわー……」

高須「メチャメチャ怒られてたよ」

松本「会社で……」

高須「"お前ー!"言われてるよ」

松本「うわうわうわうわうわ!そんなん言われてたんや」

高須「立ってて後ろからポーンっ蹴られてるよ!」

松本「うわうわうわうわうわ!」

高須「"すいませんっ!"」

松本「はっはっはっはっはっ……凄かったんや」

高須「"帰ってええよ、お前もう今日"言われてるよ」

松本「"いやいや、はい、いえ"……」

高須「うわわ !!」

松本"はい、いえ"言うてたわ」

高須「ボロボロやんか!」

松本「うん、一回"帰ったほうがええんや。
はい言うてもうたけど、帰ったアカンねや!"
――"はい、いえ"言うてたわ」

高須「絶対アカンわ……」

松本「よわーい……」

高須「よわーい所やで。同僚にこう、ちょっと慰められて……
――"大丈夫やって……"」

松本「騙されてたなあ……」

高須「泣きそうんなってるで、親父。眼にうわー……
――"松本さんアレ泣いてたなあ"って後輩に言われて」

松本「はっはっはっはっはっ……」

高須「"松本さんアレ泣いてたなあ、アレ……"」

松本「……"やめてーや"的なこともされてたんかなあ、職場で」

高須「うわわわ、うわ!」

松本「ヘッドロック的なことも……」

高須「はっはっはっはっはっ!
――(ワザ掛けながら)"ええ…やんけえ!"」

松本「はっはっはっはっ!」

高須「"ちょっとこっち…来いやー!"」

松本「"いや…がんなやー!"――言われてたんかなあ」

高須「絶対言われてるよ!
――"タバコくれや!松本タバコくれや!"

松本「はっはっはっ!
……そんなことはないやろ、三十なんぼにもなって!」

高須「いや、わからんで?――"ライター返してくださいよー"」

松本「"ちょっと貸しといて!"」

高須「"返してください、返してください!"」

松本「"貸しといて、貸しといて。貸しといて言うてるやんけ !! "」

高須「"違います、それもう……"」

松本「"……貸しといて言うてんやからええやんけッ !! "」

高須「"きょ、今日返してくれます……?"」

松本「"そんなん分かれへんわ、もう!"」

高須「"はい……"」

松本「"しつこいねんお前 !! "」

高須「"はい……。ちょっ、そう、そういう風に持たれたらもう……"」

松本「はっはっはっはっはっ!
――"チ〜ン、カシャーン!カシャーン!"」

高須「"いや、それあんまりやると外れるんですよ!"
――ポローン、外れてもうて……」

松本「"チ〜ン・カシャーン!チ〜ン・カシャーン!"」

高須「……もう親父……」

松本「"もーう、取れたやーん"言うて……」

高須「ゲラッゲラ笑ろてるで ?!
――"フヒャヒャヒャヒャヒャ!フヒャヒャヒャヒャヒャ !! "」

松本「はっはっはっはっ !!」

高須「――下のほうから"松本さん泣いてたなあ……"」

松本「はっはっはっはっ !!」

高須「イヤやで、そんなん……」

松本「イヤやなあ!」

音楽:氷雨/佳山明生

062

ズラ

2002年12月05日放送

第六十二回目は、松ちゃんの和彫りトークから始まり、鶏の血、年の瀬に絡めて「ニャンとワンダフル」への怒り、年賀状、食事・呑み代をおごることにも憤った。高須ちゃんの噛み解消法、そしてカツラの芸能人について続き、ズラの人の心理や税関でのズラ外し、CMを明けては、ズラのカミングアウトの恐怖、テーマに入っては「学校の給食」。二人が味わった衝撃の給食や駄菓子、更には酒のおつまみ風の乾き物と、子供らしからぬ追求した、多種多様な珍味・美味を振り返る。

音楽:街が泣いていた/伊丹哲也&Side By Side

063

千原Jr.

2002年12月12日放送

第六十三回目は、室井滋さんの体験した恐怖の話と、その披露に失敗した山ちゃんからスタートして、話の要所を押さえる内に作り話を疑う二人。藤本義一氏バッシングを絡めての流行語大賞批判、素人でも臭う気持ち悪いCMの舞台裏、中島みゆきの紅白出演、CMを明けては、更に紅白、そしてキム(松本第一夫人)の気遣いから、千原兄弟の浩史氏のボクシング挑戦と続く。テーマは変わって「スタンディング・オベーション」と、手を叩いて笑う日本人の不思議、ガキの使いの大沼朗裕氏の姓名判断でエンディングを迎えた。

お気に入りトーク「大沼の理髪店」

松本「だから大沼も、いまさら名前変えたって、もうハゲ散らかってるワケやから……」

高須「アカンねん、アカンねん」

松本「ははははは……浮世離れした頭をしとるワケやから」

高須「はっはっはっはっはっ !! アレ、見てもうたらよう分かるわ。もうヒドイで ?!」

松本「ヒドイよなあ……」

高須「コンセプトが分からんわー」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

高須「もう散髪屋行ってさあ、"お願いします"言われても
どういうコンセプトで持っていったらええのか!」

松本「ホンマやなあ……」

高須「指針が分からんわ。"どういきましょう"言われても……」

松本無理難題やもんなあ……」

高須「無理難題やで、はっはっはっ……アレはツライわあ。"とんち"や、あんなモン!」

松本「はっはっはっ……」

高須「どうしてええか分からんわ」

松本「"大喜利"やもんなあ」

高須「"大喜利"やで」

松本「"お題"やもんなあ」

高須「で、またしかもボケようのない……はっはっはっ !!
"もうこれ問題がオチやがな"みたいな」

松本「ははは……"カランカラーン"って来たときがもうオチやもん」

高須「オチやがな。出オチや、そんなん !!」

音楽:大阪で生まれた女/BORO

064

クリスマス

2002年12月19日放送

第六十四回目は、クリスマスから始まって高須ちゃんの誕生日、そしてタレントの過ごし方と女へのプレゼントについて。最近の珍妙な寿司や、代替魚の秘密、軍人が登場しての日本男児のフェラチオ論、CMを明けては、今年の十大ニュース、松ちゃんが企画する芸人の格闘技道場と高須ちゃんの決心、「働くおっさん人形」、そして松ちゃんが人生を変えてしまったシャクタニくんと、その後の反省、浜ちゃんと高須ちゃんの何気ないイタズラと続き、結論は「浜田は恐い」ということに。

お気に入りトーク「フェラチオ」

松本「セックスというモンの中において、全然無かってええもんでしょ?」

高須「うん、"お前なんでこの授業に入って来てんねん"
――みたいなヤツやからねえ、言うたらな?関係ないヤツやからな」

松本「――で、あのー……"お前、何してんねん"って言われたら……」

高須「うん」

松本「"いや、あの子作りをしております"
……"ハッ !! 子作りをしております !! "」

高須「ああ、言えるわなあ。言えるわ」

松本「"子作りをしておるんだな ?! "って言われて……」

高須「うん」

松本"それで…それは何だ ?! "って言われたら……」

高須「ああこれもう何も言われへん。何も言われへんわ」

松本「"申し訳ございません !! "って言わなもうしょうがないやろー?」

高須「しょうがない、しょうがない。そらしょうがない」

松本「もう、ゲンコツやんか」

高須「ゲンコツやなあ……何じゃそれは!」

松本「はははははっ !!」

高須「……そらそうやわ」

松本「"足開けーっ !! "って言われるわなあ?」

高須「はっはっはっ !! 言われるわ !!」

松本「もうゲンコツやもう、そんなもん……」

高須「そらゲンコツや……」

松本「だって関係ないもん!」

高須「そら関係ない……"お前もお前や !! "って
女のほうも怒られるわなあ」

松本「お前も――女のほうも」

高須「もう、もう、普通女のほうが怒られるわなあ」

松本「ううん、そうそうそうそう」

高須「そうやなあ?」

松本「あれはやっぱり大和撫子としては絶対に……」

高須「やってはいけないよねえ」

松本「やってはいけないのですけれども」

高須「だってね?アソコはやっぱり、これ申し訳ないけど、やっぱりお小水――」

松本「でしょー?」

高須「出ていくワケじゃないですか」

松本「でしょー?」

高須「アソコをね?なんや、いとおしげに、そこをね、こう何度も何度も……」

松本「してくれるのはありがたいが」

高須「ありがたい話ですよ、こっちからしたら」

松本「はっはっはっはっはっ……」

高須「ただそれは、一歩引くと、その女性の親御さん的な
あの、目線で見ていくと――物凄く非常識なね?」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

高須「これはもう絶対に……」

松本「やろー?俺やっぱ俺いまだにねー
そこ引っ掛かんのは引っ掛かんのよね」

高須「んー……」

松本「いや、引っ掛かりながらも別にやってるんですけどねー。それはー、普通に……」

高須「そういう遊びも必要なんですよ」

松本「遊び心やな」

高須「遊び心ですよ。そんなモンね?じゃあ、そのね?
交わってるだけがいいかったら、そういう問題じゃないじゃないですか」

松本「うーん……うーん……」

高須「あれ何やねん!体位変えんのもって
俺はちょっと腑に落ちんときもあんねん」

松本「ああ、アレもオカシイな?」

高須「何なんですか、その体位、体位は」

松本「あのー、元々の目的からは、もう外れてるわね」

高須「もうそのときにもう、ゲンコツやんか」

松本「はっはっはっはっはっ……」

高須「"なにをやっとんだお前は !! "」

松本「"ハッ !! 子作りをしとるんでございます !! "
――"それは分かる"」

高須「"それは分かる"――そら中、確かに入っとるわなあ」

松本「ははははは !! ――"なぜ裏に返したのだ、お前はーッ !! "

高須「いやそらもう何とも言われへんわ」

松本「ははははは !! ――"足を開けェーッ !! "」

高須「そら言われるよ!」

松本「おお、そらそうやなあ」

高須「あのー、まあこんな下ネタばっかり話してても
しょうがないですけれども、あのー
お尻の穴のほうをやる人たちもいてるやんか」

松本「……いますねえ」

高須「あんなのはもっての他でしょ?」

松本「もっての他ですね」

高須"間違えてんのかお前は ?! "

松本「ははははは !!
――"いえ、間違えたワケではないのでございます !! "」

高須「"ええーっ ?! "」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

高須「それはビックリや !!」

松本「"何だ貴様はッ ?! "」

高須「そらド突かれるわ」

松本軍法会議にかけられるわ

高須「いやでも何人かは
"間違ってんじゃないのかそれ、やっぱし……"と」

松本「ははははは !!」

高須「いや、そらやっぱオカシな話ですよ。……考えたらなあ?」

松本「オカシイなあ……ああ」

高須「――かといって、じゃあですねえ。松本さんが……
こんなこと、まあ、まあ、いいですわ。
それ下ネタばっかなってまうけど、もう」

松本「うーん……」

高須「松本さんも奉仕せなアカンときあるワケですよ」

松本「あああー、あああー」

高須「どうやねん、と」

松本「はいはい、はいはい、はいはい」

高須"それでもキサマ日本男児かーっ !! "

松本「はっはっはっはっはっ !!」

高須「――怒鳴られたら!そらねえ ?!
そら……どうしてええか分かれへんわ俺もう……」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

高須「"ハハーッ !! "」

松本「……なんで……なんで
この話に……"軍人"が出てくるのかが……ははははは」

高須「いや、そらオカシな話やねえ……」

音楽:オレンジの雨/野口五郎

065

いたずら電話

2002年12月26日放送

第六十五回目は、一年間を振り返って「今年初めて始めたこと」がテーマ。「明日があるさ」や「一人ごっつ展」、そして渡部篤郎の足の短さから、天下のキムタクを「短足グループのリーダー」と笑い、吉本芸人のルックス、DXのゲストに来た女優の意外な一面と、「芸能人もロクなもんやない」と言い切った。小室哲哉氏の結婚式の話題を経てCM、明けては、視聴率、税理士さんと松ちゃんのプライバシーと続き、いたずら電話、気持ちの悪い素人、2002年は「高須ちゃんの留守番電話」で幕を閉じる。

音楽:春咲小紅/矢野顕子

066

幽霊ボクサー

2003年01月02日放送

第六十六回目は、2003年一発目の放送。緊張感のない年明けと、SFから見る科学の遅れ、ワンナイにまつわる清水氏の恥ずかしい話、海外と飛行機移動の辛さ、そしてジムに現れるガリガリの幽霊ボクサーでCMへ。明けては、昔のボクシングの難儀と現在の選手生命について。テーマは戻って飛行機では「畳のコーナー」や背もたれなど、細かい文句や機内での高須ちゃんの不運と続き、仕事先での松ちゃんのベッド、高須家へ入り込んだ泥棒などと焦る話、ゆず胡椒くんから「最近の懸賞事情」でエンディングへ。

お気に入りトーク「ASIMO」

松本「一応ここには書いてますよ。"鉄腕アトムが生まれた年"」

高須「どうでもええもん、そんなん知らんもん、そんなん」

松本「物凄い遅れてるやんか、科学。そんなこと言われたら」

高須「そうやねん、間に合うてへんねん俺ら」

松本「ははは……」

高須「全然」

松本「あのー、なんやー、あのー、アレもオカシイやんなあ?
まだー。ナンヤカンヤ言うけど、いやそら凄いことやけど」

高須「なによ?」

松本「何か、あのロボットよ……」

高須「ああ、あのー……あのー……機械な?」

松本「"機械な"って……」

高須「機械やんか、機械でしょ?」

松本「そんな平たあ言われたら……」

お気に入りトーク「飛行機での移動」

高須「もっとちゃうトコ行ったらええやんかー」

松本「遠いのイヤやもん」

高須「遠い言うたって、寝とったええやんかー」

松本「いや、もうー、三時間、四時間が限界やねん、もう俺。
ホンマに。もう"う〜っ!"なるから」

高須「うん、どんなことなるって?」

松本「もう、ちっちゃいカニが出てくるから……」

高須「はははっ!」

松本「ちっちゃいカニ出てくんの、口ン中から ?!」

高須「はははっ !! 見たいなあー、透明っぽーいヤツ」

松本「柔らかーいで?まだそんなに、食べれるぐらいのヤツやけど」

高須「はぁー……それが出てくんねや。
――でもええやんか、そんなん」

松本「――あ、あれちゃうわ」

高須「もうええやん、"出てくる"で……」

松本「エビや。ちっちゃい……」

高須「はっはっはっはっはっ……――カニやろ ?!

松本「あ、カニや、やっぱカニや。ごめん」

高須「はっはっはっ――なんやねーん !!」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

音楽:愛の終着駅/八代亜紀

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