松本人志の放送室 2005年 冬

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210

カプリチョーザ杯/ローカル用

2005年10月01日放送

(地方のみ)ローカル用の第二十回目は、TOKYO FMと地方局の間に一週分を開けるため放送された、カプリチョーザ杯の総集編。オープニングが録り直され、さらにエンディングでは、今後のカプリチョーザ杯の展望が示された。第六回開催を経て開かれるというグランドチャンピオン大会優勝者には、豪華賞品「図書券」が贈られるという。

音楽:-

210

悪い奴

2005年10月01日放送

第二百十回目は、放送室の二大恒例トーク、「厄」と「地震」のうち「厄」からスタート。やっとこさ重い腰を上げた松ちゃんの厄払いエピソードと、現場で遭遇したキムの大ポカ、そして"おみやげグッズ"について。続いては清水氏のエピソード、9.11総選挙、話題は流れて山ちゃん夫婦のケンカ、中学以降の同窓生・三浦氏が高須ちゃんの家にステイしたエピソードから、同氏の出身・名和小学校と、松ちゃんたちの潮江小学校の合流、そして中学から高校にかけての「悪い奴」たちエピソードへ。ラストは、『ガキ』の罰ゲームと、その舞台裏が紹介された。

お気に入りトーク「厄払いと神社からのおみやげ」

高須「"おしるこ"入ってたわ」

松本「そんなん言い出したら"カツオブシ"みたいのん入ってたわ」

高須「うわー……」

松本「――あと、"クッキー"入ってたわ」

高須「ははははは……仰山はいってるなあ……」

松本「ああいうのは、どうなの?」

高須「クッキーは、どういう意識で入れてるワケ?」

松本「いや、でも一応書いてますよ。"このクッキーは"――」

高須「おお!」

松本「"クッキーかと――"」

高須「"思いきや"?」

松本「"ただのクッキーと思うなかれ"」

高須「おお!」

松本「"これは、もの凄い拝んだよ〜!このクッキー"」

高須「ははは……そんなクッキー……」

松本"拝んで焼きあげました"みたいなこと書いてるわ」

高須「職人が!」

松本「ははははは……。絶対バチ当たるわ、今ので !!」

お気に入りトーク「社民党」

高須「あの……辻本(清美)やったっけ?アイツー……」

松本「はい」

高須「もう俺、あれ嫌いやねんー……」

松本「もうホンマ、嫌いやねん……」

高須「大ッ嫌いやねん、アイツー」

松本「ホンマ、嫌いやねん……」

高須「自分も、嫌い?」

松本「メッチャ嫌いやねん……」

高須「俺もう、"一番嫌い"いうぐらい嫌いやねん!」

松本「俺も、"一番嫌い"やいうぐらい嫌いや!」

高須「"なんでアイツが入ってんねん"思ってー。
俺もう、アイツの関西弁聞くだけでムカツいてしゃあないねん!」

松本「もうホンマにー !!
社民の、あのー……党首のオバハン誰やったっけ?あのー……」

高須「福島さん」

松本「ああ!あのオバハンの喋り方も嫌いやねんオレー!」

高須「俺はまだ、まだええわ」

松本"郵政・郵政・いうけれど〜"

高須「ははははは……」

松本「なあ ?! ――あれ、イラつけへん ?! 何あれ !!
もっと普通にお前の気持ちで喋れや !!」

高須「……いや、そこは別に……」

松本「"国民・なくして・改革・なし〜"……
ナナナナ・ナナナナ・ナナナナナー

高須「あのリズムが……」

松本「五・七・五的なあのカンジ、腹立つわー !!」

音楽:待っている女/五木ひろし

211

ドアのロック

2005年10月08日放送

第二百十一回目は、扁桃腺の手術など、健康をテーマにスタート。ジャイアントロボに続き、『北の国から』トーク、48時間の視聴制限DVD、松ちゃんが勧められた未来のオナニーグッズについて。曲を明けては、ドアのロックの不備に怒り、ちょっとした小耳話は、「車のナンバーに"へ"が無い理由」、「金融系のCMの法則」などが紹介された。この日は高須ちゃんの「デヴィ夫人のいい話」でエンディングへ。

お気に入りトーク「ありきたりなことを」

松本「自分、入院したことある?」

高須「ありますよ」

松本「俺ないねん……」

高須「元気やなーっ!」

松本「いや、俺は本当に、そういう意味では、あのー……
……親に感謝せなアカンわと……思もてるわー」

高須「あっはっはっはっはっ……」

松本「ふふふふふ……
なんか飛び出すとでも思もたかボケェ!」

高須「いや、そら思うでしょう!」

松本「飛び出せへんことも"飛び出し"や!ひとつの!」

高須「なるほどね……"武器"!」

松本「……いや、"武器"やないよ……」

高須「ふふふふふ……」

お気に入りトーク「ごろうメモ」

高須「でもね、五郎――(田中邦衛)もイタイねん。
結局、五郎が一番イタイみたいなことやからね?」

松本「五郎はイタイな」

高須「"イタイ五郎の話"やからね。あんなモン」

松本「ふふふ……。そうやな」

高須「『北の国から』なんて。
"こんなイタイ親父は大変だ"いう話やからねえ」

松本「あっはっはっはっはっ!」

高須「ふふふ……」

松本"こんな親父はイヤだ!"いう……」

高須「"もしもシリーズ"やから!あんなモン!」

松本「ふふふふふ……」

音楽:ビューティフルサンデー/田中星児

212

送り迎え

2005年10月15日放送

第二百十二回目は、「顔さす」という話題から、免許更新と違反講習について。「見せられるVTRに一体効果はあるのか」と、センター職員の言質に潜む矛盾を斬った。「違反」の根本原因は「吉本が送り迎えをしないからだ」と叫び続けた松ちゃんは、とうとう運転手を付けるのだという。裁判員制度、山ちゃんのバイク泥棒逮捕、曲を明けては、テロリストに対する松ちゃんの主張。後半は、ナメリカ安住氏の貧乏生活、ディレクター長谷川氏を慕うマシューこと藤井氏の非常識な振る舞いなど、芸人トークへ。

お気に入りトーク「裁判員の選出方法は?」

高須「ホンマにランダムなの?アレ」

松本「……そうらしいで」

高須「どうやって ?!
なに、ものすごい玉の、デカーい箱に仰山ある"玉"を……」

松本「もう、もう――
ドゥルルルルルルル……ピタンっ!
はい、ここでストップ!
プン・プン・プン…プン……高須ちゃんドーンっ !!
――みたいなことやろ」

高須「いやいや、ちょっと待って!"プン・プン・プン"って……」

松本「"また高須やーん!"みたいな」

高須「違う、違う!」

松本「"高須よう出るなあ……"あはははははっ !!」

高須「ふふふ……あのねえ、"プン・プン・プン"が分かれへんねん!」

松本「年に四回ぐらい行ってる、みたいな。あははははは !!」

高須「ふふふふふ……
"プン・プン・プン"が分かれへんわ!どういうことよ!」

松本「なんか知らんけど
ルーレット的なカンジやろ、そんなもんっ !! アホかあっ !!」

高須「ははははは……
それが分からん!何で俺が出てくんねんな、それ!」

音楽:ゆ・れ・て湘南/石川秀美

213

コンパ

2005年10月22日放送

第二百十三回目は、郷ひろみの人生観と恋愛論からスタート。いつか聞いた覚えのある熱々カップルの離婚話や、恋愛にまつわる三つのing、松ちゃんのコンパ話、そしてセックスのアレコレ。曲を明けては、高須ちゃんの子供の頃のエピソード。同窓・カッカの家に居座って「ご馳走になった」話、高須邸のかき氷など。続いてはアスベスト問題。「明日がベストになるように」と、ラストは鮮やかにまとめられた。

お気に入りトーク「女性をどう見る?」

松本「結局、恋愛ってジャンケンの法則やと思うねん」

高須「ハァー……ええこと言う」

松本「前の女が"グー"やったから
今の女が"パー"で、勝ったけど……。
なあ !? ――でも、今度"チョキ"現れた時
あっさり負けるで、今の女!」

高須「ホンマやなあ……なんやろう?」

松本「まあ、こんなこと言うてたら絶対結婚でけへんけどな」

高須「ホンマにねえ。結局"埋まれへん穴"は、ずっとあんねん」

松本「そうやねん……」

高須「それを埋めていったら、次また穴があくねん!」

松本「まあ、女をねえ
あんまり"穴"とか言うのは、俺は。下品やから――」

高須「違う!そういう意味じゃないやんか !!
別に女を言うてんちゃう!自分の心の中のことを言うてんねん!」

松本「……今のは、女を、なんか物質化したよね?」

高須「違う違う !!」

松本「そういうふうに見てんねんな、女を――あははははっ !!」

高須「はははははっ !! コワイわっ !!」

松本「女のことを、そういう風に見てんねん!
造形的にそう見てんねんな ?!」

高須「……自分コワいこと言うねんなあっ!」

松本「"そこに入れたらええねん"みたいな……」

高須「はめられたなあ…… !!」

松本"はめられた"も、そうやなっ ?! あっはっはっはっはっ !!」

高須「……違うねんっ !!
俺は、自分の心の中のことを言うてんねん !!」

お気に入りトーク「アスベスト被害」

松本「あと、あのー……蚊取り線香を置く
マットみたいのあったでしょ?」

高須「あああーっ !! あったーっ !!」

松本「アレもう完全にアスベストなんですよ!」

高須「だってアレもそうやん、石綿もそうやろ、普通の」

松本「石綿。だからあの、ビーカー温めるための
あのネットに。真ん中、こう……ね?
アレも完全に、もうアスベストでしょ。
だからもう我々アスベストだらけやったんですよ」

高須「……もう……メチャメチャやな……」

松本「はい」

高須「………」

松本アス・アウトですよ、もう!」

高須「………」

松本「………」

高須「ふふふ……」

松本「ふふふふふ……」

高須「……でも俺はちょっと面白かった……。
もの凄い顔して俺に言うたから!」

松本「あはははははっ !!」

音楽:ダンシングヒーロー/荻野目洋子

214

隠れた天才

2005年10月29日放送

第二百十四回目は、おなじみのテーマ「地震」と、安住氏の知人による大予言、その顛末からスタート。酔っ払った和田アキ子氏の恐怖、高価なワインなど、酒にまつわるエピソードが続き、松ちゃんの名古屋絶賛、そして高須ちゃんの出雲への憧れ、食にまつわるアイディアをテーマにトークが進んだ。曲を明けては、さだまさし氏など「もっと評価されなアカン人」、大沼ディレクターのドケチ話でエンディングへ。

お気に入りトーク「緑のアレ・その1」

高須「奈良漬けも。僕は"やるなあ"って思うんですよ」

松本「うん」

高須「で、アレも"やるっ!"って思うんです。
なんか、ピーマンみたいのもあるやんか。
ピーマンっていうか、緑の――」

松本「チンジャオロースかいな」

高須「……漬け物の話しとんねん」

松本チンジャオロースやなぁ〜?

高須「違うがな!何を聞いとんねん!」

松本「……コイツ、チンジャオロースの話を
しようとしとるんやなぁ〜?」

高須「ふふふ……違うがな」

松本「ふふふふふ……」

お気に入りトーク「緑のアレ・その2」

高須「いや、アレがアカンねん!――瓜!瓜!」

松本「んー?」

高須「ウリっぽい、なんにも、何かない
ウリっぽいのありますなあ」

松本「アレかいな」

高須「アレ!」

松本チンジャオロース

高須「ははは……」

松本「コイツ、チンジャオロースの話を
しようとしとるんやなぁ〜?」

高須「……言うと思ったわ……」

お気に入りトーク「ドケチディレクター・その1」

高須「"ABCマートで、二足買うと
一足半額になるっていうのを言うてましたよーっ!"
――で、ADが確か"ABC…"っていうのを聞きましたよ、と」

松本「あはははは……!」

高須「んで、大沼アイツ、お台場住んでんねん」

松本「んん」

高須「"お台場の近くにABCマートあるーっ !! "」

松本「あはははははっ !!
――わかりやすい……。
まあ、まあオモロイわなあ。それ聞いてたら。
会議は盛り上がるわ、そら」

高須「会議中に全部それが
点と点が……あはははははっ !!
線になったら、笑いますよ。そりゃ!」

松本「笑うなあ」

高須「そんなんありえへんもん!あの男が二足買うなんて!」

松本「なんにも悪いことじゃないんやけど」

高須「悪いことちゃうねん。――でも――」

松本「まあ笑うわ」

高須「……それで二足買うたんやん、と。
貧乏っタレやなあ、アレ……」

松本「面白いなあ……」

高須「面白い。――こうやって犯罪は――」

松本「ふふふふふ……」

お気に入りトーク「ドケチディレクター・その2」

松本「いやあ……たまに『ガキ』んときでも、大沼が
弁当食べてんのん見るけど……」

高須「……おぞましいやろ?」

松本「おぞましい」

高須「おぞましい、もう。ゾンゾンするやろ、アレ見たら」

松本「オカズをねえ、もうねえ……
焼き殺すような眼で見てるわ」

高須「あはははははっ !!」

音楽:償い/さだまさし

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性欲

2005年11月05日放送

第二百十五回目は、シルベスタ・スタローンと「辞めるタイミング」から始まり、体力の衰えを指して「アクションスターとAV女優は同じ」と呻る。続いて「朝勃ち」、性欲の減退など、性にまつわる話、そして二人の幼少期の思い出「オカンの話」、裸を見せたがる鬱陶しい母親のエピソードをメインにトークは進んだ。後半は、前回に続いて"もっと認められるべき芸能人"と"松ちゃんが流行らせた言葉"でエンディングへ。

お気に入りトーク「スタローンが言いそうもないこと」

松本「あんときがもう、一番もう……
メール入りまくりのときやろなあ」

高須「そうですよ。『ランボー』も当たってきたし。
そりゃもう、『ロッキー』も――」

松本「"おいおいおいおい!
身体ひとつじゃ足りねえよ、バカァ!"言うてたやろね」

高須「ふふふ……そんな
たけしさんみたいな喋り方せえへんやろ」

松本「あはははははっ !!」

高須「そんな喋り方せえへんやろ!」

松本"バカヤロオ!コノヤロオ!"

高須「ははは……いやいや、ホントそんなモンですよ。
どっか行っては――
"もう辞めちゃってもいいんだけどなあ、こんなのー。
『ロッキー』じゃなくてもよー"っていうのは、あるよね?」

松本「そやな」

高須「"『ランボー』のほうに
行っちまってもいいんだけどなァ……"」

松本「みたいな」

高須「――ことは、チラチラチラチラ、プロデューサーに」

松本"アポロこのやろお!"

高須「違うがな!それダンカンやがな!」

松本「ははははは……」

高須「たけしさん違う言うてんねん!」

松本「"アポロ〜ン!"」

高須「あっはっはっはっ !!」

松本「"コロッケ取って〜っ"の頃やがな。だから」

高須「ははははは……」

音楽:だってしょうがないじゃない/和田アキ子

216

キム兄

2005年11月12日放送

第二百十六回目は、前回に引き続き"松ちゃんが流行らせた言葉"からスタート。「関西弁のひとつとして片付けられている言葉にも松本印は入っている」と、松ちゃん自らが訴えた。続いて、とあるオッサンと中国人のにらみ合い、CX清水氏の勧める店、ウッチャンの映画、「すべらない話3」のギャラクシー賞受賞など。曲を明けては、「酔いをごまかそうと必死な人々の滑稽さ」、吉本マネージャーの法則性、キムの気配りエピソード、そして「風邪をひかないためにもいい嫁を」でエンディングへ。

お気に入りトーク「ゲームと恋はさも似たり」

松本「もう、恋と一緒やねんな。イヤやねんけど、してまうねんな。
んでまた、次の恋を探して――
"はあ、またコレしんどいんやろなあ"と思もても
やっぱり手ェ出してまうんやなあ、これが。
攻略してまうねん、ほいでまた」

高須「ははは……。良かったなあ、エエ言葉でて来て」

松本「はっはっはっはっはっ!」

高須「"何を最終的に言うんかなあ"思ってたら
"攻略"できてまうねや」

松本「……"全面クリアー"してまうねん」

高須「あっらー……」

松本「"隠しアイテム"まで見つけてまうねん」

高須「ははは……イヤラシイなあ!なるほどね!」

松本「パッカァ〜開けてまうねん。アソコを」

高須「イヤラシイこと言いな!……"アソコ"言わんでもええわ!もう!」

松本「宝箱をパッカァ〜開けてまうねん」

高須「エエモン見つけたなあ!」

松本「ははははは……」

お気に入りトーク「高須ちゃんのゲーム理論」

高須「いや、でも、夢の生活ですよ。家で六日間もゲームなんてね」

松本「まあねえ……」

高須「僕はその間もう、働き詰めですよ」

松本「……でも俺は、それもひとつの、高須ちゃんにとっての
"新しいゲームソフト"なんじゃないかなあと思いますよ」

高須「どういうことですか」

松本「クリアーしていけばいいじゃない。ひとつひとつを。
パカァ〜、宝箱開けていけばいいじゃない」

高須「………」

松本「……アホが

高須「あははははは !!
――"アホが"って、失礼な !!」

松本「アホみたいな顔してね。
やっていったらいいんじゃないですかね」

お気に入りトーク「着信アリ」

松本「んで俺、イチイチ、コンビニ行くときもう携帯置いていくからな」

高須「あ、そうか」

松本「んで帰って来たら"着信"になってて。
ほいでもう"アホ"って出てたから。
"ああ、高須やな"と思って……」

高須「……ははは……」

松本「"アホ作家(あほざっか)"って出てたんで」

高須「あっはっはっはっはっ !!
――"高須"のほうが楽やんけ !!」

松本「"アホ"が付くことで
"さっか"に"濁点"が付いてまうからね?」

高須「ふふふ……"高須"のほうが楽やがな、入れんの!」

松本「んふふふふふ……」

お気に入りトーク「マネージャー人事」

松本「今回のウチのマネージャーなんか、これ見てください。
アレ、完全に"キャスパー"じゃないですか」

高須「はっはっはっはっはっ !!」

松本「何で、なんか、あのー……何やろねえ?なんか――
"これ松本に付けたら、クックックッ…!"
みたいなカンジで決めてるような気がして
俺はしょうがないんやけどねえ……」

高須「ははは!そんなこと無いでしょ !!」

お気に入りトーク「木村祐一vsサウナ」

松本「そんで、"サウナ部"とか我々やってるでしょ?」

高須「やってますねえ」

松本「んで、サウナ部も、誘うねんけど。
"いやあ、でも、キムはサウナは無理やろ"と。俺知ってるから。
(キム)"いや、兄さん。ボク、お風呂に
永いことつかるのは無理ですけど
意外とサウナはイケるんでっせ?"
――って言うから。一回、サウナ部呼んだろ思って。
呼んで。俺ら大体、6ラウンドは絶対やるのね?」

高須「……何してんねんな、もう……」

松本「10分6ラウンドぐらいはやるのよ」

高須「……信じられへんわ……」

松本「もうキムは、1ラウンド目の五分ぐらいで
ス〜ッ……と出て行ってたもん」

高須「ははははは !!」

松本「アシカみたいになってたもん。すぃ〜っ……」

高須「あははははは !!」

松本「玉の汗かいて。すぃ〜っ、と」

高須「ああ、分かる!それは分かる!
もちろんそうですよ、それは!無理ですよ、そんなんは」

松本"タ〜マちゃ〜ん!"みたいになってたもん」

高須「あはははははっ !!」

音楽:この空を飛べたら/加藤登紀子

217

健康

2005年11月19日放送

第二百十七回目は、「なぜ松ちゃんは顔をさす(軽い変装をしていても傍目にばれてしまう)のか」という疑問と怒りからスタート。続いて、収録後に時間を奪われる「小さな会議」と、「時間が無い!」の話や、かつてのごっつメンバーやココリコ&ロンブーの今昔へ。テーマは変わって、「健康」は、「健康も大切だがそれだけではイヤ!」という訴えと、耳たぶにまつわる松ちゃんのオノロケ話を挟んで、「年末の動き」でこの日はエンディングを迎える。

お気に入りトーク「目指すべきところ」

松本「でも――。テレビっていうのは
いつまででもやる仕事では無いからな?」

高須「……どゆこと?」

松本「あの……考えていかんとな?
いつまででもテレビでやってたってしょうがないからな。
最終的には、もうどっかで――」

高須「何でやったらええの?」

松本「そら、高須にしたって、俺にしたってそうやで?
どっか、違うところで探さなアカンねん」

高須「アナタでもそうですか?」

松本「俺はやっぱり、映画にいくのか、何か物を書くのか――」

高須「うん」

松本「ねっ?」

高須「"か――"?あとは?」

松本「高須は――」

高須「なに?俺は何をしたらええの」

松本「……鼻緒を作るのか……」

高須「なに?聞こえづらい」

松本下駄の鼻緒の部分を作るのか――」

高須「おお!"――のか" ?!」

松本「――か、俺なんかは
ちょっとハリウッドを目指してみるのなんかも……」

高須「おお!」

松本「んで、高須やったら、あのー
綿棒のあのー……"綿"。――棒のとこを作るのか」

高須「"綿"って言うてもうてるやん」

松本「あはははは !!」

高須「どっちか決めて!
もう、綿でええやんか!何で棒のほうまで作らなアカンねん!」

松本「ははははは……」

音楽:渚のシンドバット/ピンクレディ

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スピーチ

2005年11月26日放送

第二百十八回目は、毎度おなじみ「不思議な出来事」。"モノ"たちが人間に対してやらかすイタズラは、実は「襟足の長い子供の妖怪のシワザ」だという。続いて、松ちゃんの大宣言「フグを喰っていこう」、松ちゃんの新調ソファーなど、松ちゃんも驚く高須ちゃんのオカネの使い方、ケツ真っ赤っか具合へ。続いて映画監督、曲を明けては、情報の漏洩に伴う不愉快なリアルさ、後輩芸人の結婚式のスピーチでエンディングへ。

お気に入りトーク「結婚式のスピーチ」

松本「あのね、こないだみたいにね
芸人ばっかりっていうか、業界人ばっかりの時はまだいいんですよ。
これに、素人の、嫁のほうの――ね?
ああいうのが居ると、もうあのー、下ネタとか――」

高須「そこはさすがにちょっと言い切られへん」

松本「言い切られへんトコあるやろ?」

高須「もちろんそうです」

松本「――で、どうすんねん、どうすんねん、この状況で――」

高須「こんなんをどうかいくぐるか松本 ?!
――その結果はCMのあとで !!

松本「あはははは !!」

高須「それはもう、そんな結果いらんやん
っちゅう話やからなあ」

松本「CM明けですぐロール出てたら……」

高須「はははははっ !!」

松本「"スベったんやー"思われるしね」

高須「一応、紙吹雪も額のへん付いてるしな」

松本「はははははっ !!
――"うわっ、総ガットやーん"って」

高須「あっはっはっはっはっ !!」

音楽:もしも明日が/わらべ

219

ハイエナ芸人

2005年12月03日放送

第二百十九回目は、毎年恒例の「今年何点」から始まり、今年ブームになった芸人事情、CX清水氏のプロデューサー論、FUJIWARAの"名前"、ハイエナ芸人など、芸人論で前半のトークは進む。後半は、とあるプロデューサーの不思議なお話、女優の離婚記者会見、もっと評価されなアカン人、今陽子と由美かおるを引っ張り出しての"若々しい選手権"、そして「バカなアナウンサー」の話題でエンディングへ。

お気に入りトーク「高須ちゃんの2005」

高須「僕は六十……んー、四点」

松本「うーん。どうなんですか、それって。何が、アカンからですか」

高須「んー、まあ、いろんな…
プライベートも良くないですしねえ。そんなにね」

松本「あー……」

高須「ほいでー――」

松本泥棒入られたし

高須「泥棒……入られてへんよそんなモン!」

松本「ははははは……」

高須「どこでそんなん聞いて来たんや !!
コワイわ!乗っかりそうなったわ、今!」

お気に入りトーク「高須ちゃんの作詞曲」

高須「これが……もう、ひょっとしたらもう
前評判が、もの凄いエエらしいから……」

松本「その歌が?その『青空』っていうのが?」

高須「エエらしいですから」

松本「これシングルカットも辞さない覚悟かいな ?!」

高須「シングル、シングルみたいな、周りから煽りだしてるんですよ」

松本"シ〜ングル!シ〜ングル!"

高須「エライ野太い声やな!」

松本「長いなあ!もうちょっと、こう
もう、それやったら"タカス"でええやんけ!」

高須「ははは……"シーングル"言うても分かれへんし、それ!」

松本「分かれへん!どれをシングルなのか分かれへんな!」

お気に入りトーク「松ちゃんの2005」

松本「良かった事もあるんですよ。
だからそういった意味でも五十五点なんですよ。
そういう意味も含めてね」

高須「……まだですかあ」

松本「そういうこと(視聴率が良かったこと)で
"良かった良かった"言うてたらアカンなあと思うんですよ」

高須「おおっ !!」

松本「ホントにあのー……じぶんに厳しい」

高須「……ジブリに ?!

松本「ふふふふふ……
まあ、ジブリにも厳しいかも分からないですけど」

高須「ジブリに厳しく、ね」

松本「自分に厳しい――」

高須「ほお!」

松本「……ベチャベチャなご飯が嫌いな男ですよ」

高須「ははははは……
そらそんなん、どうでもええよ!」

音楽:ヨコハマチーク/近藤真彦

220

イボ痔

2005年12月10日放送

第二百二十回目は、松ちゃんイボ痔大発病のぼやきからスタート。「浜田のようになるのはイヤ!」と、痔瘻浜ちゃんの座布団秘話を暴露して、高須ちゃんの泥酔話、宮川大輔氏とカミさんの犬へと続く。中盤は、写真週刊誌の御影屋取材と、懐かしの「泥棒入られた話」、飲み屋で暴れる客など、物騒な話題へ。そして、顔さすのがイヤな松ちゃんが、やむにやまれず購入したヅラ、イヤイヤ握手への腹立ちを経て、高須ちゃんが不運にも遭遇した、鼻ほじタクシーでエンディングへ。

お気に入りトーク「痔瘻芸人とマネージャー」

松本「浜田のマネージャーは、浜田の座布団持つのが
まず一番最初の仕事やからね?」

高須「あのブルーのね?
あのブルーの座布団ずっと持ってるでしょ?」

松本「そうそうそう。いやアレ、もう……。
アレ置いたトコに逆に座る、みたいな
本末転倒的なカンジになってる……」

高須「なってるでしょ?」

松本「なんか、あの
ウンコのシートみたいになってるでしょ。動物の」

高須「そうそうそう!」

松本「座敷犬の」

高須「あの青い座布団があったら
"浜田来るな"って分かるじゃないですか!」

松本「そうなんですよ。
アレを置いてたら、浜田をおびき寄せることができるぐらいの……」

高須「とんとん置いていくと!」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

お気に入りトーク「"まあと"に突撃取材」

高須「で、あのー――
(写真誌の取材)"松本さんの家、ご存知ですか。ちょっと、ちょっと"」

松本「うわ、もー。鬱陶しい……」

高須「もう、ウチの弟も"いやホンマ勘弁してください"と。
"ウチこうやって店やってて、そんな来られても
喋ることもありませんし、知ってても言いませんから"って
いらんこと言うてまいよってんな?
あっはっはっはっはっはっ !!」

松本「ああもう!ここがほらもう、中卒のツライとこやわ!」

高須「中卒ちゃうがな !! ウチの弟は !!
大学出とるがな、そんなもん !!」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

高須「馬鹿にすな、ウチの弟を!オマエー !!」

松本「ふふふふふ……」

音楽:バージンブルー/SALLY

221

チーズ

2005年12月17日放送

第二百二十一回目は、年の瀬せまっての恒例トーク「今年は何点」から始まり、これまた恒例、松ちゃんの「騙されてますよね」は、「ロッテ優勝による経済効果」とダムの貯水率を再び斬った。続いて黒清水ことCX清水氏のエラ張りとプチ整形、二人のギャラの比較、そして、大物タレントも気にする「店員・掃除屋の噂話」へとトークは流れる。中盤は「お金持ち」へ。学友ボン辻本氏の豪勢な暮らしぶりと、その冷蔵庫にみる財力、松ちゃんのチーズ崇拝、翻っては、吉本興業のケチっぷりを暴いた。

お気に入りトーク「ダースタカスーさんからのお便りです」

高須「"ダースタカスー"って……」

松本「いやあ、ヒドイなあ」

高須「もう、自分のペンネームのほうをちゃんとしてあげて?
俺のこと考えんねやったら」

松本「ホンマに、ホンマに」

高須「自分をもっと大切にしてあげて?」

松本「ホンマにせやなあ」

高須「なあ?」

松本「うん……。人に優しすぎるわ」

高須「ははは……」

お気に入りトーク「高須ちゃんは猫みたいなモンや」

松本「だから――(高須ちゃんたち裏方は)猫みたいなモンや」

高須「はっはっはっはっはっ !!」

松本「メス猫や !!」

高須「ははははは……何でメスやねん!」

松本「メス猫みたいなモンやな?
だから、メス猫を持ち込んだワケや、スタジオに。
神聖なるスタジオに!」

高須「あははははは !!」

松本「すぐウンコする猫を。ババタレ猫が来たワケやんか」

高須「おお、おお。俺が!
にゃあにゃあ、にゃあにゃあ来たんや」

松本「来たから!
で、これはオカネ払ろてもらわなあかんワケや」

高須「くさいから!」

松本くっさいから!

高須「ははははは……」

松本くっっさいから !!

高須「毛も落ちるし!」

松本「毛も落ちるし、もう、肉球ぶよぶよやから。
歳やから。ふふふふふ……」

高須「ははは……もう辞めたらあ、自分からっ!」

お気に入りトーク「学友ボンの謎」

松本「ボンとこって何であんなカネ持ちやったんやろなー」

高須「土地持ってたからちゃう?あの辺の。
昔からさあ、辻本さんって、昔からのアレやったやろ?」

松本「そうそう。あの辺、辻本いっぱい居んねんな」

高須「うん、だから、昔からのアレやから」

松本「……もう、"アレ"しか言うてへんやん……」

高須「土地持ちやから」

松本「んー……」

高須「もう一回言うたった。土地持ちやから」

松本「……もうさあ……」

高須トチ餅やから

松本「ふふふ……」

高須「ははははは……・」

松本「……はははははは……」

音楽:チキンライス/浜田雅功と槇原敬之

222

お客様は神様か

2005年12月24日放送

第二百二十二回目の冒頭は、四十二歳を迎えた高須ちゃんをケーキで祝福。そのサイズにまつわる細かいボケを経て、イボ痔を治す「たとえ医師」、小笠原氏の大予言へ。テーマは変わって、M-1、「お客様は神様です」の解釈を交えて、「死んだような目」の公録観客を叩き斬った。映画クランクインの報告を終えて、曲を明けては、子供が被害者となる近頃の残虐な事件に関して。「なぜ子供にばかり熱くなる、子供も年寄りも命は同じ」と、共感は得られそうにはないが、松ちゃんらしい気持ちのいい見解を示してくれた。

お気に入りトーク「高須光聖は知っている」

松本「なんか、子供が殺された時って、みんなすっごいよね?」

高須「いや、それはそうやって……」

松本「ハリウッド映画とかでもせやんか。
絶対子供死ねへんやんか」

高須「いや、それは俺分かりますよ。そこは、やっぱり――」

松本「……自分、子供おれへんのに
結婚もしてへんのに
くだもの屋なのに偉いなあ!」

高須「くだもの屋関係あれへんがな……。
――ちょっと待って?」

松本「ふふふ……」

高須「アカン!嘗められてる!」

松本「ははははは……」

高須「あれっ ?! 俺、嘗められてる今!」

松本「はっはっはっはっはっ……!」

音楽:チキンライス/浜田雅功と槇原敬之

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