松本人志の放送室 2008年 春

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M-1・2007

2008年01月05日放送

第三百二十七回目は、波乱の結末を迎えた2007年のM-1を振り返りつつスタート。そして2008年始のドリームマッチと、その舞台裏、そして打ち上げについて。後半は、大仏の声でおなじみの倉本氏vs木村祐一氏のエピソード。「変わらなければいけない」と諭すキムに応え、倉本氏はヒゲとメガネを捨てた。

音楽:CAT'SEYE/杏里

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離婚

2008年01月12日放送

第三百二十八回目は、印税にまつわる話から始まり、中盤は高須ちゃんの失恋話と、世の別居中の人・離婚した人の気持ちを想像するブルーな放送室へ。後半は"オリジナルマナーモードの使い勝手が悪い"という松ちゃんの新型ケータイや、「板尾、イタメシ屋に行く」でエンディングへ。

音楽:おやじの海/村木賢吉

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グアムのホテル

2008年01月19日放送

第三百二十九回目は、今年のグアム旅行を振り返って怒りのトーク。空港に駆けつけた芸能リポーターが挨拶なく行き先を聞くという事象に怒り、そしてグアム到着後はホテルに激怒。日本経営のとある高級ホテルで味わわされた屈辱をぶちまけた。後半は、以前の旅行を振り返り、高須ちゃんの機内での思い出と、国内のとある優秀なホテルについて。「完全なるペッタン」を目指せと、世のホテルマンを激励した。

お気に入りトーク「とある日本経営のグアムのホテルにて」

松本「腹立ちすぎて笑ろてもうてんけど!
その"PSPがなくなった"って言うて"支配人呼べ!"って言うて、来たんですよ。
"ドウシマシタカ?"――」

高須「カタコトや」

松本「カタコトで、"チョット、ヨクワカラナイ"みたいな感じで言われたのよ。――ね?」

高須「うん」

松本「もうね、そいつね、前の日日本語ベラベラやってん

高須「ええ〜っ ?!」

松本「ふふふ……」

高須「ドリフやんか ?! ドリフ !!」

松本「あっはっはっはっはっ !! あっはっはっはっはっはっ !!」

高須「何でなん ?! ――笑ろたらアカンよ、笑ろたらっ!」

松本「腹立ち過ぎてねえ…」

高須「何でそんなん分かったのよ?前の日ベラベラやった、って」

松本「前の日、安住は、そいつにカプリチョーザの道を
ごっつい詳しく日本語で、流暢な日本語で聞いてんねん…。
でも、そいつ安住のことを忘れてんねん…」

高須「うわ、ヒッド〜っ…」

松本「もう、次の日には日本語ほとんど喋られへんみたいなカンジになってんねん…」

高須「メチャクチャやん…!」

松本「メチャクチャやろ ?!」

お気に入りトーク「とある日本の旅館にて」

高須「日本なんか、やっぱり凄いと思うねん」

松本「日本は凄いね」

高須「こないだ、前に行ったところで、二期倶楽部っていうところがあるんですよ。
旅館やねん。群馬のほうの。…群馬じゃない、栃木か」

松本「ニキ?」

高須「二期、ってあんねん。もうねえ…。凄かったよ」

松本「うん…」

高須「サービスが凄いねん」

松本「うん…」

高須「………。聞く気あれへんな」

松本「あはははははっ !!」

高須「もう大体わかるぞー。
"俺のホテルの話が終わったらもうええわ"みたいな顔になっとるがな」

松本「ちゃう、ごめんなさい。ちょっと放心状態になってもうて…」

高須「じゃあもうエエわ、この話はまた今度にしよう」

松本「ニキの――二木の菓子やろ? こぶ平のやってるやつや」

高須「ふふふ…。こぶ平やあれへんし…」

松本「ふふふふふ…」

高須「菓子ではないし !!」

松本「二木ゴルフの」

高須「二木ゴルフやない !! 二期倶楽部や言うてるやろっ !!」

松本「……ゴルフクラブ。

高須「そのクラブじゃなくてっ !! ――もうええ、もうええ、やる気ないっ!」

松本「あっはっはっはっはっ……」

高須「オッケー!」

音楽:ハリケーン/シャネルズ

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新年会

2008年01月26日放送

第三百三十回目は、CX清水氏からの年末年始メールについて。思い出の「水ようかんとプリン」を挟み、高須ちゃん撮影の尼崎フォトグラフを眺めつつ、懐かしの街並みを振り返る。ほか、今年の新年会にて。曲を明けては、売れた芸人の悩み・周囲が「笑わないといけない空気になる」という現象。ラストは「松本M-1進出計画」、高須ちゃんが日テレ土屋氏に望むこと。

お気に入りトーク「雅功の野望」

高須「浜ちゃんも浜ちゃんで、北京オリンピック・イヤーということで。
北京オリンピックの何かをやりたいとか、やるとか」

松本「北京オリンピックの何をやるの…」

高須「ジャンクスポーツやってますからね。
なんかいろんなことで頑張らなアカンというか――」

松本「ああ… !! アイツもう、なんかそんなんやろうとしてるやろ !?」

高須「でも、ああいうの好きみたいですからね。元々」

松本「ああいうのを"俺が総括してる"みたいなカンジになろうとしてるやろ !?」

高須「"総括"好きやから」

松本「なんやねん、アレ…」

高須「"総括"っていうのが心地エエねやろね…」

松本「結局、金正日みたいなカンジになりたいんですよアイツは…」

高須「あっはっはっはっはっ… !!
まあ、最終的にはそうやね!」

松本「マスゲームを見ときたい、みたいな…はっはっはっはっ !!」

高須「最終的には、あすこに居りたいねん」

松本「アレはどうかと思うぞ ?! 俺は !!」

高須「いや、ホンマそうなんですよ……。
最終的には、あすこで――"ケラッケラッケラッ…"」

松本「なんか、こう――(ゆっくり手拍子)しときたいんですよ !!」

高須「目的はそこにあるかも知れませんねえ…」

音楽:卒業/尾崎豊

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肺炎

2008年02月02日放送

第三百三十一回目は、一時期ニュースにもなった、松ちゃん肺炎ダウンのそのホントのところを語りつつスタート。そそりたつ男根を持つ松ちゃんは、肺炎にはなってもインフルエンザにはならないと宣言した。今日は一時間「病気」トーク。がん検診や人間ドック、「鼻から入れられる超小型胃カメラを口から入れないのは何故か?」。後半は、高須ちゃん・恐怖の胃カメラと、「電話の自動応答ガイダンスに話し掛けてしまう罠」。

お気に入りトーク「高須の挑戦」

高須「ほんなら、僕は何やったらいいんですか?――格闘技?」

松本「いやいや、そこまで40過ぎてやる必要も無いけども……。
――ジャズダンスやろ、自分はやったら」

高須「あっ……。――ダンスね……」

松本「いろいろ考えたら――
自分の性格・歩んできた道・これからやっていく事・髪型――ジャズダンスやわ」

高須「ふふふ……。ほおー、髪型もふまえた上で、ジャズダンス!」

松本「ええ。――好きな食べ物・配色――」

高須「服の配色とか。――親父の血筋」

松本「これからの歩み方・歩き方・鼻のひらき具合――」

高須「全部考えた上で――」

松本「ジャズダンスや!」

高須「ふふふふふ……。
でも、ジャズダンスって言われて"なんでやねん !! "とは……」

松本「あながち、ね」

高須「あながち言われへんとこありますなあ」

松本「ジャズっぽいもんね、自分」

高須「あっ、そうですかー…」

松本「うん…」

高須「そういうとこあるのかねえ、どこか…。
ナルホドね。ジャズダンス!
でも、ダンスっていうのはあるかも知れへんね」

松本「ダンスはありますよ。
――これ、僕がなんとなく言ったことが――」

高須「意外に、ここから俺がシニアの部で優勝していくかも分かれへんな!」

松本「あっはっはっはっはっはっ !!」

高須「日本全国優勝、みたいな!」

松本「ナルホド !!
――どっかの海外の全く知らんヤツも、ジャズダンスが好きなガイジンやったら――」

高須「ミツヨシ・タカス――あっはっはっはっ !!
――天性の鼻のかたち !! ――歩き方 !!

松本「あっはっはっはっはっ !!
――家帰ってポスト開けたらエアメール入ってる、みたいな」

高須「オーストラリア人から!」

松本「あっはっはっはっはっ !!」

高須"ダンス見たで!"――と」

松本「"俺は今までジャズダンスなんてって思ってたけども…"」

高須「そんなんあるかも知れませんからね。
これ、あながち――分かりませんよ。
ここからやって、シニアの部で――」

松本「もうポスト開けたらバサバサバサーッ !! って…」

高須「エアメール !! ――あるかも知れへんねえ……。
これ、あながちウソやないですよ?」

松本「あるかあっ !!」

高須「あっはっはっはっはっ……どんだけのめり込んでんねん俺……」

音楽:長崎は今日も雨だった/内山田洋とクール・ファイブ

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電柱芸人

2008年02月09日放送

第三百三十二回目は、水玉れっぷう隊の改名から始まり、意外と知られていない「ブラマヨ小杉はクォーターだった」、そして「芸人ではないタレントがゴングショー的に若手のネタ見せを仕切るな、若手たちを使い捨てにするな」と、昨今のバラエティに対し、後輩たちを思いやる批評。後半は、久しぶりの山下しげのり氏にまつわるトーク。ほか、やすきよの系譜〜ロンブー以来の"財閥芸人"の誕生を期待しつつエンディングへ。

お気に入りトーク「ひらめき」

松本「どうもー !! 松っチャン・ドンゴンでーす !!」

高須「どうもー、ミツヨシ・カッパーフィールドです!」

松本「あれっ?…それ、何回かあるなあ…」

高須「無いですよ」

松本「ホンマぁ?」

高須「でも、正直言うと、モグタン。モグタンさんのやねんね。
30歳から34歳のモグタンさん。男性ですけども。…男根ですけども。
この人のやつは、ホンマは"どうも、ミツヨシ・パッカ〜フィールドです"って
なってるんですよ」

松本「あっ、一個また、さらにヒネっとるわけや。
カッパーフィールドが、そこまでメジャーではないからね」

高須「んで、"パッカ〜"は山下でしょう?
だからヤヤコシイんで――」

松本「やめたらエエやんか、元々」

高須「ふふふ…。まあ、でも一応ね。
この人の中ではコレかなあと思ったんで、僕は
ミツヨシ・カッパーフィールドで変えさせて頂きました。今回は」

松本「……その場合、耳栓は一個になるの?」

高須「――そうですね、基本的に耳栓は二つあげる必要は無いですね」

松本「ああ、じゃあ、一個やな」

高須「一個で。すいません、モグタンさん」

松本「うわあ……耳栓一個かあ……」

高須「ケースはありますけどね」

松本「やりようがないな……」

高須「やりようは有るやろ……」

松本「どっちへ着けたらエエねや……」

高須ナナメにこうやってスジ入れて、ちくわ切る感じに……」

松本「あはははははっ !! …ああ、なるほどね…」

高須「んで、二つにキュッとやったらエエんちゃう?」

松本「……自分、今日おもしろいなあ……」

高須「ああ、そうですか!」

松本「すごい!」

高須「あははは!ああ、そうですか!」

松本「ニュー・スター・クリエイションやんか……」

高須「あはは……NSCやんけそれ !!」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

高須「下のほうや、まだっ !! デビューもしてへんがなっ !!」

音楽:ありがとうの歌/水前寺清子

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毒物入り餃子

2008年02月16日放送

第三百三十三回目は、新企画『ゆるせない話』のアウトラインと、腹立つケータイからスタート。先週ラストで話された「大山の嫁」を挟み、松ちゃんのゆるせない「横取り店員」について。中盤は、毒物入り餃子と時津風部屋事件、さらに倖田來未の失言問題について、その報道の姿勢を批判した。後半は、山ちゃんの落語界進出計画と、「おもしろくない事が逆におもしろい人たち」、かつて『DX』に登場した菅原文太と浜ちゃんについて。

お気に入りトーク「スターのコーナー・大山からのお題」

高須「俺、もうその話ちょいちょい思い出すねん……。
大山の嫁のとこに、自分がメシ食いに行って、大山からしたら、大先輩ですよ。
その奥さんからしたら、大スターですよ。あなたはね」

松本「まあまあ、旦那の上司みたいなもんやからな……」

高須「上司どころか、社長みたいなもんですよ。気持ちはね。
ほいで"ウチでごはんでも食べてください"って言うてるときに
嫁が、足の指の分かれた靴下を履いて出てくるっつうのは――」

松本「あっはっはっはっ !!」

高須「俺、考えられへんねん !!」

松本「それはまあ、大山にももう、直には3〜4回言うてるんですけどねー…」

高須「アレはアカンで。バカにされてるで」

松本「ふふふふふ…」

高須「俺は、聞いた時に"そんなことはアカン !! "――と」

松本「大喜利の答えとして成立してますからね」

高須「あっはっはっはっはっ !!」

松本部下の家にメシ食いに行って、部下の嫁に嘗められるなあと思った。どんなとき ?!
――ですよ」

高須「しかも、後半の頃に出してドカーンとウケるやつや !!」

松本ガチャピンのような指わかれ靴下を履かれていた!――ですよ」

高須「それはウケるで !!」

音楽:ぐでんぐでん/萩原健一

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ジーパン刑事

2008年02月23日放送

第三百三十四回目は、「バラエティ使用をいやがる店」や「吉本の新設校」、「村上ショージのピエロ教室・舞台裏」など脈絡なく始まり、中盤『ナイトスクープ』の良いとこ・悪いとこ。後半は、高須ちゃんの「刑事・警官志望者の士気向上のため、ドラマにも破天荒なデカを出せ」という提言。ジーパン刑事がお気に入りらしい。ほか、アメリカ大統領予備選を大きく扱う日本の報道の愚、浜崎あゆみ氏の突発難聴にまつわる一件を批判。

お気に入りトーク「今の刑事ドラマに足りないもの」

高須「俺が言ってるのは、一貫してんねん。
ジーパン刑事のように、あんな破天荒なデカをドラマに出すような、
そういうドラマを作らなアカンねん。
何でかというと、ヒーローが居てないねん、ドラマに。
なんとなく、せせこましいシーンしか無いねん」

松本「結局、自分は何が言いたくて、何に怒ってるのかがイマイチ――」

高須「"ジーパン刑事をもう一度"やないか !!」

松本「それをエライ言うんやけども……それはどういうこと?
再放送を……してほしいってこと?」

高須「ふふふ……。違うがな、さっきっから言うてるがな俺!
なにも"ジーパン刑事をもう一度"っていうのは、ジーパンが観たいワケちゃうねん!」

松本ツタヤにもっと置いてほしいってこと?」

高須「違うがなっ !!」

松本「ジーパンの死ぬ回を」

高須「観た!観た!散々観た!
よう出てるわ、いろんな特番でもっ !!」

松本「ホンマに分かれへんよなあ?なにをイマイチ――
これは俺が代表して言うてんねんで?
ラジオ聴いてる人は、"ええぞ松本!"――と。
"高須は一体なにを怒ってるのや?"――と」

お気に入りトーク「ジーパン刑事をもう一度」

高須「でも、俺はやっぱり良かったけどなあ……。
あの頃の、やっぱり警察がかっこいいシーンも見せなアカンねん……」

松本「――で?結局……どういうこと?」

高須「……。だからもう……」

松本買いに行くってこと?ジーパンを」

高須「ちが……」

松本「付き合ってくれってこと?」

高須「いや、デニムが好きな人間やないねん!
別にジーパンがどうのこうのって、一切関係ないねんっ!
なんで自分に付き合ってもらわなアカンねん、ほんで!」

松本「ふふふふふ……」

高須「自分で買いに行くわ、欲しかったら!」

松本「ふふふふふ……。どこに行くの」

高須「どこ行くのって……伊勢丹行くやろ、フツーやったら。
買いに行くとしたら伊勢丹でええかも知れへんけど、それはもうええやんっ !!
自分なに言うてんの ?! さっきっから !!」

松本「ユニクロかいな?ユニクロに付いてきてくれってこと――?」

高須「ユニクロなんか言うてへん、伊勢丹や言うてるやろ……」

松本「何インチやねんな、だから…」

高須「はっはっはっはっ !! ――32インチやっ !!」

松本「あ、そう…。うん……。
ええけど、別に……」

高須「行けへんよ !! 行けへんけど、俺が言いたいのは
そういうカッコイイ刑事のヒーローを作らなアカンよ、と。
そうじゃないと、日本の警察も――」

松本「テキサス然り」

高須「テキサス然り。
――テキサスよりは……まあ、ジーパンとかのほうかな」

松本「ふふふふふ……。さっきから、ジーパンしか言うてへん !!
単純にジーパンが好きなだけやんっ !! ジーパンファンやんかっ !!」

音楽:パープルタウン/八神純子

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着うた

2008年03月01日放送

第三百三十五回目は、R-1・2008と、司会・宮迫氏の立ち位置にまつわるトークから。中盤、高須ちゃんの結婚と、おばあちゃん(96)の白内障手術、アヤちゃん天然エピソード追加分「ハリセンボン春菜は娘の同級生のお母さん」を経て、曲明け後はCD発売の告知と、松ちゃんvs黒物家電ふたたび。「世の中は本当に便利になっているのか」を訴え、携帯電話に音楽を取り込む方法と、一方で「欲しい曲がない」苦悩を叫んだ。

お気に入りトーク「高須ちゃん専用高性能レコーダー」

高須「全部、録れてもうてるんですよ。単純に。ずっと、全部やからね」

松本「だから、タイムマシンみたいなもんですよ。いわば」

高須「言うたらそうですよ。それで、僕は、ちゃんと観たいモノを
"あっ、これは面白かったな"と思ったら、全部チェックできるように――」

松本「二日前に戻れるんですよ、テレビの中だけは!」

高須「そうなんですよ!全部戻れるんですよ!」

松本「うーわー…スゴイなあ、自分 !!」

高須「スゴイですよ、俺は、だから!」

松本「もっとなんか、こんな……全身タイツみたいなん着なアカンやんかー。シルバーの」

高須「着て――ベストのプラスチックみたいなのをガチンっと付けて――」

松本「……ベストのプラスチック……?」

高須「じゃあアレは何ていうの!あの、ジェットコースターのガツンっていうの――」

松本「知らんがなっ !! あんたが頭に描いたモノを知らんがなっ !!」

高須「ジェットコースター乗るときに、U型のガツーンと付ける……」

松本「……プラスチックか?それ」

高須「プラスチックやろ、あんなもん……」

松本「もっと金属的なモンちゃう?」

高須「それがウィーン…ってなって――」

松本光線銃持って――」

高須「光線銃持って、僕は三週間前に戻れるワケですよ」

松本「スゴイねえ……」

高須「スゴイんです、だから」

音楽:WOMAN/アン・ルイス

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熟女

2008年03月08日放送

第三百三十六回目は、松本少年に施された英才教育・落語寄席からスタート。ほか、「板尾の子・生まれる」、宮川大輔氏の性的嗜好、そして、ウド鈴木氏やロバート秋山氏など、極端な熟女好きな人たちについて。後半は、タクシーに対する松ちゃんの怒り。「道を全然知らない新米運転手はベテランと同じ額を取っていいのか」と訴える。ほか、二人が悩まされる身の回りの細かいストレスについて。イクイク、イ〜っ !!

お気に入りトーク「超・熟女好き」

松本「我々がお年寄りに接して介護をしようと思ったら、100%介護しか無いやんか。
そこに恋愛は絶対に無いやんか。
――でも、たぶん彼らは、若干そこもあるワケでしょう。
すごい下世話な話、おばあちゃんをお風呂に入れてあげてたら
我々は100%介護でやってますけど
彼らは若干、エロチシズムを感じながらやってるってことですよね」

高須「――まあ、ウドちゃんとか秋山が、この先どうなってるか、ですよ」

松本「これはコワイことですよ……。でも、そこにエロチシズムを感じたら駄目ですよ?」

高須「いいんじゃないですか?カノジョが良ければ」

松本「カノジョというか、他人のヒトですよ?」

高須「あっ、動けない人にはね……。ああ、それはちょっとアカンね……」

松本「"やましい気持ちでやっとんのか!"ということになってくるんですよ」

高須「うわあ、難しいなあ……。じゃあ、愛情も何もない人に
なんとなくチャチャチャッとやられたら――」

松本「それでもええんか、ということですからね」

高須「これ、どっちがイヤなんやろう……」

松本「これは難しいねえ…」

高須「難しい…」

松本「でも、たぶん身体を洗われるおばあちゃん側にしたら、
チャッチャッチャッとやってくれたほうが、まだいいかも知れないですね。
そこをヘンに、ヤラシイ目で見られたら……」

高須「秋山がずーっと……"ウヘヘヘヘ〜っ"……」

松本「"この人、股間ばっかり洗ろてくるなあ"みたいな…」

高須「"少ない水で洗ってくるなあ、この人"みたいな…」

松本「あっはっはっはっ !!」

音楽:女学生/岡田奈々

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東スポ大賞

2008年03月15日放送

第三百三十七回目は、放送室の人気者・学友藤井氏からの不思議な電話を披露しつつスタート。続いて、松ちゃんもお呼ばれした"東スポ映画大賞"の話題。エライ目に遭わされたムーディ、そして『大日本人』に続く松本映画・第二弾の会議風景についても語られた。後半は、オバマを応援する小浜市の"程度"を批判。「日本で無罪判決を受けた三浦和義が捕まり、沖縄でレイプ行為に及んだ米兵を捕らえられない情けなさ」を嘆く。

お気に入りトーク「新機構」

高須「ワンちゃんが、ファミリアに、缶のエエ匂いする――なんかねえ
ココナッツみたいな、エエ匂いのする――」

松本「パカって開けるやつやな」

高須「あれをスッと置いて――」

松本「あれのハシリやな。今はもう全部、ホテイのやきとりもみんなアレになったけどね」

高須「ふふふふふ……なったけど!」

音楽:ムーンライト・サーファー/石川セリ

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カネ使い

2008年03月22日放送

第三百三十八回目は、高須ちゃんが目を掻きしいしいのスタート。「芸人にとって男前は笑いの邪魔になる」という現象を語りつつ、反対に、デビュー当時の松ちゃんのルックスについて。『夢逢』時代の、ダウンタウン・ウンナンをあわせた人気順位を振り返った。後半は、近頃の若いやつらの"カネ使い"について。ラストは、話題が無い日恒例の言葉遊びでエンディング。フワフワした日の放送室も趣きがあって楽しい。

お気に入りトーク「若いやつらはお釈迦様のようです」

高須「ケンタッキー。あんなんも、パンパーンっと買って来んねん。
若い奴らが。――"これで、みんなで!"とかいうときに。
俺は、そんなことをツレにね?おごるってな、ね?
ケンタッキーを6ピース、人におごるなんてな、そんな
お釈迦さんみたいなこと、でけへんやろ ?! ――できた ?!」

松本「お釈迦さんは…まあ、鳥食えへんからな。
なんでそこでお釈迦さんって言い出したんか、よう分かれへんけども。…まあまあ、ええわ」

高須「ま、慈悲深い…というか、なんでも優しくなれるような、ね?
おだやかな気持ちでやれるようなことを、できる?」

松本「うん……。ごめん、俺まだお釈迦さんのとこを解決できてへんわ」

高須「ふふふ……細かいなあ。そこはエエやろお?」

松本「ははははは…」

高須「いや、思えへん?――ほいでな…」

松本「…いや、まだちょっと…解決できへんから…」

高須「お釈迦さんはもうエエやろ…!ホンマにもうエエやろ!」

松本「ははははは……。――うん、うん。」

高須「これ絶対また言うなあ」

松本「あっはっはっはっはっ !!」

高須「違うねん、違うねん!――ほいでな?ほいで、服も――」

松本いや、俺まだお釈迦さんを…」

高須「ははは…言う思った !!」

松本「はっはっはっはっ !! ――解決できてないから…」

高須「違うねん !!」

松本「殺生はせえへんのが、お釈迦さんやったりするんでね。
鳥とか、生きてる鳥とか、絶対食べへんやんか」

高須「ほんなら――ええと、なんやろなあ。
じゃあ、えーと……仙人みたいなことを、ね?――でけへんわ!」

松本「あっ、仙人な。仙人やったら、全然話は変わってくるけどね」

高須「その、仙人みたいなことは俺はでけへん、ということに変えさせて頂きました」

松本「はい、わかりました」

高須「――で、それでね?」

松本「うん。うん」

高須「服も――」

松本アカン、やっぱりお釈迦様が気になってもう…」

高須「あっはっはっはっはっ !!
――もうねえ、二回"うん。うん"の時点で、来るの分かってんねん!
そのへんにイントロダクションも入ってるから、"あー!来るなあ"と思ってたんやー俺」

松本「はっはっはっはっはっ…」

高須「…喋らす気あれへんやんコイツ…」

松本「ウソウソウソ !!」

高須「……いや、ほいでねえ?」

松本「うん…」

高須「あはははは… !! ――ほいで――」

松本「うん…」

高須「服とかもあるやんかー」

松本「うん…」

高須「服とかも、みんな高いやんか。結構ひと冬とかで、革ジャン買うたりとかね?」

松本「まあ、ダウンとかも着てるわね」

高須「そうやろー?俺ら、ダウンなんてそんなもんありえへん!一生モンやんか、ダウンなんか」

松本「そうです、そうです」

高須「それが意外とパンパーンっと買ったりするやろ?」

松本「うん…」

高須「ほいで――」

松本ごめん、お釈迦様はやっぱり気になるわ…」

高須「あははははは !!」

松本「はははははは…… !!」

高須「――いや、それは分かるよ。言いたなるの分かるよ」

松本「ダウンもほら、なんかちょっと鳥の毛やったりするんで、それも
ちょっと殺生やなあ、みたいなこともあって――」

高須「そこで戻ってもうたんや!」

松本「わからんねんけど、ごめん!」

高須「じゃあ、やめとくわ!ダウンはやめとく!ダウンは無し!
俺がヤヤコシイこと言うてもうた!ダウンは無しにしよう!…ね、ごめんなさい」

松本「しかももう仙人に行ったんやもんね!」

高須「行ったんやから。…だからもう忘れとって!」

松本「そうかそうか、ごめんごめん。ふふふふふ…」

高須「大丈夫ですか?」

松本「ふふふふふ…」

高須「…もう話でけへんわー…」

松本「あっはっはっはっはっはっ !!」

高須「話でけへんわ、そんなもーん…オマエもうー…」

松本「ウソウソウソ !! ホンマにもうウソ !!」

高須「…ホンマやろね?」

松本「ホンマにウソやから!逆にシンドイわ、俺が!
もうこれでやれへんかっても、"なんやねん、オモンナイのお…"って思わんといてな?」

高須「思えへん、思えへん。大丈夫、大丈夫。
――いや、ほいで、ケータイとかでもそうやんか。
ケータイの電話のカネだけでもスゴイ掛かってるし――」

松本「そうでしょー、アレ…」

高須「これでも結構あるし、んで、ゲーム。なにより。
俺らなんて、ゲームなんか『人生ゲーム』買うてもうたらさあ…。
もう、三年四年は全然フツーに……はよこいやっ !!

松本「あっはっはっはっはっ !!」

高須「俺も話すことあれへんわ、こんなもんっ !!」

松本「あっはっはっはっはっ !!」

高須「どんだけ長ごおに喋らせてから来ようとしてんねんっ !!
はよこいや !! 来んねやったらっ !!」

お気に入りトーク「エライ」

高須「これももう、宮迫が『20世紀少年』――これエライらしいねえ」

松本「うーん…」

高須「エラいキャストでしょう」

松本「"エライらしいね"って…もうワカラン…」

高須「早いなあ、自分…。早い…」

松本「なに?――"恰幅がええ"……"社長"?」

高須「……恰幅ってどういうことよ」

松本「社長さんみたいなこと?――"エライ"っていうのは…」

高須「"エライ"が社長って…」

松本「…エジソン?

高須「いや、エジソンがエライっていうことも…」

音楽:サントリーオールド(人間みな兄弟)/サイラズ・モズレー

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赤塚不二夫

2008年03月29日放送

第三百三十九回目は、「眠りの浅さ」から始まり、高須&山崎の「コインパーキングでの失敗」。続いてリンカーン坂本氏が「人の話を聞いていない」というお話を経て、今日は漫画家・赤塚不二夫氏について。昭和の破天荒な人たちと、現代の芸人に求められる倫理観、そしてコンパに潜入する写真週刊誌の手口について。ほか、過日の浜ちゃんドラマの感想、学友藤井氏からの電話の顛末。

お気に入りトーク「浜田vs分数」

高須「浜田のエライのは、漢字とかよう知ってるんですよ」

松本「漢字とかは知っとるなあ…」

高須「アイツ昔から国語だけは良かってん。その代わり、数学・算数、全然アカンねん」

松本「そうでしょう……。
もう、分母より分子のほうが大きかったらパニクるやろ?」

高須「パニクんねん。それの足し算とかになったら、ようワカランねん」

松本「"2分の8"とか言われたら"うわああああ ?! そんなことがあああ ?! "ってなりよる」

高須「すぐスイカをイメージする。パッと」

松本「あはははは……」

高須「"半分に一回切って。…もう一回切ったろかな。…切りすぎかコレ"みたいな」

松本「"…それにしても、頭のほうが大きいってどういうことや ?! "ってなりよる…」

高須「そうやねん…。"スイカもう一個か ?! "みたいな…」

音楽:同級生/森昌子

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