松本人志の放送室 2008年 秋

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353

ゲン担ぎ

2008年7月5日放送

第三百五十三回目は、高須ちゃんのゲン担ぎ「縦に浮いたウンコに目を閉じる」の話から。続いて「字幕・吹替えの設定が機種によって違う」という松ちゃん恒例の黒物家電に対する怒り。後半は、食品偽装問題について。「偽装問題を起こす会社の社長はキャラクターが同じ」と指摘した。「オーちゃんのサイン」でエンディングへ。

お気に入りトーク「山下の道」

松本「そのときは、山下と言うてたんやで?
言うてても、アイツの中ではそんなに面白なかったんや、きっと」

高須「なるほどね…」

松本「ほんで――"いやいやいや"ってなって喋ったら、一緒になって笑ろてんねん」

高須「ふふふ…」

松本「そっからアイツの中では"おもろい話"って、やっと刷り込まれんねん」

高須「そういうことかー…」

松本「ほんで、山下がそれを人に言うんやけど、
ヘタやから全然ウケへんねん…辞めたらええのになっ

高須「ふふふ…もうええがな!」

松本そうや!辞めたらええんや !!

高須「はっはっはっ……。
まあ、人それぞれ喋り方がありますから、彼は彼なりのを見つける時もあるでしょう」

松本「――仕事をね」

高須「そうそう!――仕事ちゃうがな」

松本「ふふふふふ…」

音楽:長崎ブルース/青江三奈

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鼻わさび

2008年7月12日放送

第三百五十四回目は、松本家の家宝・和同開珎のエピソードから。続いて、膨れあがるNSC卒業生が、のし上がってゆくための競争を語り、中盤は『ガキ』の人生ゲーム企画における「鼻わさび」の裏側。後半は、ラーメン屋ランキングに意味はあるのかという疑問。ほか、ナベアツや浜口のように「子供に人気が出る方法」について。

お気に入りトーク「鯛メシ屋さんにて」

松本「満腹中枢がマヒしてますよね、あなた。どっかで止めるということを知らんと」

高須「五杯食いました。五杯」

松本「誰が45で五杯食う?」

高須「お茶碗ね…」

松本「十両やがな」

高須「いや、ホンマ十両やねん…」

松本戦闘竜やがな」

高須「戦闘竜…!」

松本「ふふふふふ……。いやホンマに!」

高須「エエとこ出すなあ、松ちゃん…」

松本「ふふふふふ……」

高須「さすがやわ!なるほどねー!」

音楽:アンダルシアに憧れて/近藤真彦

355

年の差婚

2008年7月19日放送

第三百五十五回目は、松ちゃんの立ち上げた、M-1やR-1に次ぐ「コント」の祭典について。続いて、『ガキ』の傑作企画「勃起王」と、そのクレームを笑った後、松ちゃんの大発見「五十代後半は"でもって"という言葉を使う」と、その検証。曲を開けた後は、年の差婚を語る。ラストは、糸井重里・談の「○○ベエで呼び合う女友達が欲しかった」というお話。

お気に入りトーク「C-1と呼ばないで」

松本「俺、C-1って言われたらホンマやめるからな」

高須「"松本さん、C-1やられてるんですよねー"みたいなことを、後輩が――」

松本「いやいや、僕は本当に――」

高須「"キングオブコントや言うてねえ…"」

松本「そういうところだけは、ちゃんとしたいんで。
キッチリしいですから、C-1って言われたら、僕はやめますし。
これ――キングオブコント――」

高須「うん」

松本「ややこしいなあもう。C-1でええわ

高須「あっはっはっはっはっ !!」

松本「C-1が――」

高須オマエがC-1言うなっ !!

松本「はっはっはっはっ…」

音楽:乙女のワルツ/伊藤咲子

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ゴルフ手袋

2008年7月26日放送

第三百五十六回目は、タクシーにまつわる、世間と二人の考え方の違いから始まり、「同じ時代に生まれた人々、自然を大事に考えろ」という壮大な話を、"どんだけ〜"を交えつつ語る。中盤、高須ちゃんの手袋とキャディさん。そして「最弱イコール最強」という、世にはびこる「差別現象の逆転化」を指摘した後、鼠先輩に先駆け「ギロッポン」を使ったヘイポーについて。

お気に入りトーク「高須ちゃん、同窓会へ行く」

高須「同窓会のメールが来ました。高校の……」

松本「ああそうですか」

高須「はい…」

松本「これ……頑張らな、ね」

高須「うん?」

松本「頑張らなアカンよね。行くんやったらね。それなりに」

高須「そうです…」

松本「スタローンばりに…ランボーなりに、いろいろ用意を……
弾込めて、ハチマキ巻いて行かんとね。顔を、黒いスティックみたいなので、こう――」

高須「ふふふふふ…。ホンマにね。足元にナイフ隠して」

松本「ちっちゃい拳銃も、いちおう腿に」

高須「付けといたほうがええねえ!絶対に!
――手榴弾も、腰のへんに二つ三つないと――」

松本「そうそうそうそう!」

高須「アカンよねえ!――ブーメランの格好した物すごい武器も持ってないと――」

松本「やられんで !!」

高須「やられるわ、ホンマに!」

松本「やられる、やられる…。ホンマに」

高須「これ大変やでえ…」

松本「泥塗って、動いてへんフリしとかんと…」

高須「ふふふふふ…」

松本「目ェだけガアーッと開けて、絶対に動いたらアカンで!」

高須「ふふふふふ…」

松本「ほんなら行くなやっ!」

高須「あっはっはっはっ…!バレたらエライことになるからねえ…」

音楽:昭和枯れすすき/さくらと一郎

357

R30

2008年8月2日放送

第三百五十七回目は、高須ちゃんの『R30』出演と、それを「全然おもしろくなかった」と一刀両断にした、スタイリスト高堂さんのエピソードから。中盤、またも引っかかった松ちゃんの「パチ歌」をはさみ、「高須ちゃんのサウナ」と「落書き事件の報道」の怒りトーク応酬。ラストは、「この言葉を使うのはオッサンだ!」。

お気に入りトーク「若者言葉」

松本「一時期、俺は絶対"スパゲティ"しか言わなかったんですよ」

高須「うん」

松本「ほんなら、若いヤツが結構"パスタ"って言いよるもんやから
俺はもう早めにそうなったらアカンわと思ってね」

高須「うん」

松本「"パスタ"に切り替えたんですよ」

高須「そうやね」

松本「ところが最近、意外と若いヤツが"スパゲティ"って言いよんねん」

高須「あっはっはっはっ !!」

松本「裏切られた感がちょっとあって…。
どうしたらええねん !! 俺はどうしたら――」

高須「ははははは…」

松本"どうしたら若いタレがかけんねやっ ?! "と思ってね…」

高須「あっはっはっはっ……なるほど!」

松本「もう今、ウロきとるわけですよ!」

音楽:夢絆/近藤真彦

358

危険

2008年8月9日放送

第三百五十八回目は、松ちゃんが遭遇した、飲食店での会話がリーク&改変されていたという怒りから始まり、曲開け以降は「危険」にまつわるトーク。「後部座席のシートベルトを義務化するくせに何故バイクは禁止にしないのか」、「野球観戦は危険ではないのか」。ラストは、浜ちゃんの携帯ウォシュレットについて。

お気に入りトーク「野球観戦は危険か?安全か」

松本「おにぎりの、梅のタネ入れてるのん。
アレはもう、危険のほうに絶対僕は入れますからね。
何でアレが許されてるのかが分からないです」

高須「それはアカンと思う…」

松本「ガリッて絶対いきますからね」

高須「アレはアカン」

松本「アレは危険なほうですよね。
野球観戦とおにぎり。これはもう異論ないですね?」

高須「いやいや、野球観戦は異論ありますよ」

松本「えっ…」

高須「おにぎりは駄目ですよ」

松本「野球観戦しながら梅のおにぎりは、危険の…何重奏ですかコレ…」

高須二重奏やんか。別に

松本「ホンマや!」

高須「ははははっ!大したことあれへん。二つ重なってるだけやん」

松本「――その横にヤクザがおったらどうしましょうかこれ。何重奏ですか」

高須「三重奏やろ」

松本「ははははは……」

高須「簡単な足し算やないか、そんなもんっ!」

松本「あっはっはっはっはっ……」

高須「何を言うとんねんなっ!」

松本「――下痢になったらどうしますか」

高須「それ四重奏。――もうええねんっ !!」

音楽:愛の奇跡/ヒデとロザンナ

359

整形女優

2008年8月16日放送

第三百五十九回目は、クーラーにまつわる話題から始まり、幼少期の貧乏トークへ。続いて、体内年齢や体脂肪率など松ちゃんの健康具合。中盤は、おなじみ後輩・宮川氏の"立ちバック選手権"と、故・阿久悠氏の話題。そして「若さを保つために女優が顔をいじくり倒す」ことの是非。歳に比して若く見えすぎる不自然を指摘する。

お気に入りトーク「命日」

松本「僕が死んで、命日を忘れられても、別に――それは」

高須「ねえ!」

松本「うん。そういうこっちゃないもん…。
だって俺、いまだに親の誕生日も知らんしね」

高須「これねえ…。松本さん、僕もそうなんですよ」

松本「そうでしょう?もう知らんもん…」

高須「弟のメイ――命日ちゃうわ」

松本「ふふふふふ…」

高須「弟の誕生日は覚えてるわ」

松本「……"オマエ"って言うわ。」

高須「はっはっはっはっはっ……」

松本オマエ、最低か。

高須「弟、一生懸命はたらいてる。まだ生きてるしピンピンしてるわ」

松本「はっはっはっはっはっ……。もうイヤやこの人ー…」

お気に入りトーク「体内年齢は22歳です!」

高須「ちょっと暑ない?」

松本「……まあ、暑いっちゃ暑いけどね。でもまあ僕は全然大丈夫やね。22なんで。」

高須「どうでもええわ、そんなん……。22かなんかワカランわ……」

松本「青春の汗やと思ってるんで」

高須「そんな風に見えてへんで?
なんやもう、鼻の下のところ、トンコツ脂みたいな……なんやこの……」

松本「ふふふふふ…。失礼なこと言うなー」

音楽:十七の夏/桜田淳子

360

エコ

2008年8月23日放送

第三百六十回目は、「カノジョのお父さんと二人きり」など、気まずい二人の打開法から始まり、昨今のエコロジーブームを斬る。「海面上昇のウソ」や、エコバッグを何枚も持つ愚など、偽善的かつイメージ先行な環境主義を暴き、「テレビで言うことを何でも鵜呑みにするな」と釘を刺した。ラストは、『リンカーン』のスポーツ企画における若手たちのヘッポコぶりを笑う。

お気に入りトーク「カノジョのお父さんと二人きり」

松本「なんとか打開でけんもんかねえ…」

高須「できるかいな、そんなもん。絶対でけへんよ…」

松本「あの空気、ホンマにイヤやなあ…」

高須「イヤや…。アカンわー…」

松本「いっそのこと、なんか、言葉の通じひん国の人のほうがええなあ?」

高須「まだ、ね」

松本「うん…」

高須ライター見せて喜ばしてるほうがエエわ

松本「んふふふふ…」

高須「――どんな国の人やっ!」

松本「あっはっはっはっはっ !!」

高須「どんな状況の人と俺は暮らそうとしてんねん…」

お気に入りトーク「不都合な真実とウソ」

高須「アイツ(黒清水)の言うてること、聞いたらアカンで ?!
俺の言うてること、俺に言うときあんねやから、ホンマに!」

松本「バカなんですよ…」

高須「だからホンマにあれアカンねんて…」

松本「ほいで――
"ゴアがそんなこと言うもんだから、松本さん知ってますかあ?"――」

高須「うん、うん…」

松本「"でも、それ(海水のかさ)は増えないんですよ。
だからもう、世界ではゴア・ッシングが起こってるんですよ"――。
バッシングやろ、それ。」

高須「はっはっはっはっ…」

松本「ゴア、車乗ってんのかい、と」

高須「ふふふふふ……。アイツのオカシなところですよ…」

お気に入りトーク「Co2」

松本「いっときは言うてたんですよ。"Co2が本当に温暖化になってるのか"言うて」

高須「うーん…。なってんじゃないですか?」

松本「今はもうだーれもそんなこと言わない。"絶対そうや"いうことで
ややこしいから"そうや"いうことで行こうぜって、なってもうてるでしょ。
ぜっったいオゾン層なんて戻ってこないですからね?」

高須「でも、今なんか考えてるんですよね。
Co2を、地下に埋めてなんかするのをやろうとしてますよ」

松本「いや、それはもうCo2ジーパンや、Co2ふりかけやって、出てくるんでしょうけども」

高須「うん?…ちょっと待って。どういうの?Co2ジーパンって」

松本「今はもう、みんなCo2、Co2ですからね」

高須「うん、うん」

松本「そうなってくると、やっぱりCo2ティーシャツもできるんでしょうし…」

高須「…それはどういう物?」

松本「Co2って書いてるんでしょう。それは」

高須「うわ」

松本「プリントされてるんです」

高須「…それだけのことなの ?!」

松本「はっはっはっはっ…」

高須「なんやねんなあ!」

松本「だってそうでしょう!仮面ライダーふりかけ言うて
中に仮面ライダーが入ってるんですか ?!
中はただの丸美屋のふりかけですよ、そんなもん」

高須「あれは、仮面ライダーはヒーローですよ!Co2は別に――」

松本Co2は僕はヒーローやと思ってます…

高須「はっはっはっはっ…」

松本「あれは正義の味方ですね。
――アイツらが頑張ってくれたら……オゾン層が戻ってくるんですよ」

高須「戻ってくるわけあれへんがなっ !!」

松本「はっはっはっはっ !!」

高須「アイツらがおるからCo2が破壊されとんねんっ !!」

松本「いやいやいや、本当に」

高須「アレがヒーローなんですか」

松本「ヒーローですね」

高須「アレがおらんとアカンのですか ?!」

松本「アカCo2。ミドCo2」

高須「おっ、ゴレンジャー……。どないやねんなっ !!」

音楽:青春に悔いはないか/森田健作

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鼻わさび

2008年8月30日放送

第三百六十一回目は、北京オリンピックの開会式を軽く振り返りつつ、『ガキ』の企画から生まれた恐怖の罰ゲーム「鼻わさび」について語る。曲明けは、海外で見かける縦ねじり式のトイレットペーパーの不便さと、それでも使い続けるガイジンを笑う。後半は、「高須ちゃんの旅行〜クーラーの無いホテル」へ。

お気に入りトーク「クーラー無きホテル」

高須「実は、もう一組来るはずやったんや。仕事で来られへんかったから。
――"もう一個の部屋、空いてるんちゃうんか"って、武野が言い出したんや。
――"あっ、武野いいこと気付いた!"」

松本「そっちは窓開くんやろう」

高須「そっちは絶対開いてるやん」

松本「…それも、レベルの低い話やけどなあ…。
そっちにはクーラーがあるっていう話じゃないからなあ…」

高須「俺らが【153】号室やねん。【152】が取られてるはずや、連番で――
って、ホテルのロビーにそれを言いにきたんや」

松本「うん…」

高須「"すいませんお客さん、どういうことですかー"――
"実は、仕事で来られへん言うて、四人キャンセルしてんねん"と。
"こっちはイヤやから、そっちに移りたい。横へ"と」

松本「"こっちはこんな事になっとるから"と」

高須「"ああお客さん【152】号室は絶対無いです"
――"なんでや"――
"【152】はスズメバチが今…"」

松本「ははははは…」

高須絶対俺らに言うたらアカンこと言いよんねん !!」

松本「はっはっはっはっはっ…」

高須「"スズメバチが今いまして、近寄ってないんです"って言うねんな?
俺らその横やんっ!――絶対に今言うたらアカンことやんっ !!」

松本「ははははは…っていうかソイツら来たらどうするつもりやってん」

高須「どういうつもりやねんっ !!」

松本「ふふふふふ…」

高須「"絶対に言うたらアカンやろっ!"って武野が言いよってん。
"もう絶対に言うたらアカンこと言うてるやん!
スズメバチがこのへんウロウロしてるってことやないかっ !!
誰やここ取ったん !! "――ってなったんや。
もうねえ、踏んだり蹴ったりですよっ !!」

音楽:防人の詩/さだまさし

362

鈴木桂治

2008年9月6日放送

第三百六十二回目は、「最強の動物」論議を経由して、作家かわら長介氏の「背中の牛」を語る。中盤は、方言について。浜ちゃん御用達の「とんこびってる」の正しい使い方と、松ちゃんの見た不思議なナベアツの夢。後半は、辛くも敗れた柔道・鈴木桂治氏について。北京のホテルで独りポークカレーを食べる鈴木氏を、高須ちゃんが想像する。

お気に入りトーク「サウナ」

高須「熱い風呂入って、サウナ行って…」

松本「……熱い風呂入って、サウナ入るの?」

高須「まあまあ、どっちでもいいですわ。
サウナ入ってでもいいですけど、水風呂入って――
サウナ、熱い風呂じゃなくてもいいですわ、何でもいいですわ」

松本「何でもええんや。じゃあ。」

高須「熱い――」

松本喫茶店でもええんや

高須「ちがう…風呂は風呂。風呂は風呂でええやんか」

松本「…ホンマ?」

お気に入りトーク「最強の動物といえば ?!」

高須「イトウは、ライオンやって言うてたわ」

松本「なんで?」

高須「"ゴリラは勝てる、ライオンは手が廻らん、顔に"」

松本「ははははは…」

高須「"顔とか首に手さえ廻れば、ライオンでも勝てる"ってアイツ言うてたけどな」

松本「ふふふふふ…。ちょっと、イトウって誰よ」

高須「イトウって、CXの伊藤やんか」

松本「ああ…!――俺、伊東慎二や思った」

高須「ちがうよっ!」

松本「"アイツ何にも勝たれへんやろ"思ったんや俺は」

高須「勝たれへんよ、あんなやつ!CXの伊藤は、あいつ空手やってるから…」

松本「あいつアホやな…」

高須「"ゴリラは、僕は、出方によっちゃ全然勝てる"言うとったわ」

松本「あっはっはっはっはっ !!」

お気に入りトーク「作家チョーさんの背中に牛の彫り物」

松本「もしかしたら、間違うたんかもワカラン」

高須「番号間違えてるなあ…。横の可愛らしいほうと――。ちゃんと言うとかんとー!」

松本「もう本当に、真横のやつかもワカランね。牛の」

高須「うわー、真横かー…」

松本「完全に真横の。足2本みたいなやつかも…」

高須「部位が説明されてるみたいなやつやな」

松本「あっはっはっはっはっ !!」

高須「【ロース】とか、こう…ははははは…。そんなんいらんでえ、もうっ !!」

音楽:夜明け/松山千春

363

墓参り

2008年9月13日放送

第三百六十三回目は、「花火のできる公園が都会にないにもかかわらず、何故コンビニに花火が置いてあるのか」という松ちゃんの怒りから。途中「福田首相退陣」への批判を挟み、今は亡き学友・サットンの墓参り。後半は24時間テレビへの批判。子供に重病を宣告するシーンを放送する、興味優先残酷さ無視の姿勢を斬った。

お気に入りトーク「近年首相列伝」

高須「小泉さんは小泉さんで、結果どうか分かりませんよ?」

松本「うん」

高須「僕は難しいことは分かりませんけど、ただ、あの人のシュミ…あ、主義主張は――」

松本「趣味 ?! …どんな趣味があんの !?」

高須「ふふふ…だから言い直したやん、すぐ…」

松本裁縫…?

高須「すぐ主義主張って言い直したやん、そこは…」

松本「俳句とか、やってはんのかいな」

高須「違う違う…。そこ、話の腰を折っていくかねえ…ぽっきん、ぽっきん」

松本「あははははは…」

高須「"俳句とかやってはんの"まで――」

松本「自分はどんな趣味があんの?」

高須「そこまで話ひろげてくんかいっ!」

松本「ふふふ…。テーマを"趣味"にしていこうかと…」

高須「ええよ !! ――旅行ですよっ !!」

松本「ははははは…」

高須「なんやねんそれっ !!」

音楽:雨のバラード/湯原昌幸

364

大山カラテ

2008年9月20日放送

第三百六十四回目は、サザン活動停止にまつわる話題から始まり、「料亭で大声で騒ぐ一団」など世間の無神経な人間たちを「大山カラテ」を使って撃砕。続いて、昔の子供は何故「弁償してよ!」を言ったのかという謎。後半は、ガキスタッフ大友氏の哲学傾倒。「あと一週間で死ぬとしたら何をする?」という問いに答えた。

お気に入りトーク「高須ちゃんのある朝」

高須「今日でも、さっき会議あって。フジテレビへ行ってた――湾岸スタジオあるやろ?」

松本「湾岸スタジオ…。湾岸スタジオなんかあるか ?!」

高須「あんねん、あんねん。そこはもうエエやんか…。スッと行くでー

松本「ふふふ…」

高須「ほいで、今なんかクーラーが――」

松本「クーラー ?!」

高須「クーラーって、あの涼しい――」

松本「クーラーなんか…無いやろ」

高須「あるやんかー。大体もう涼しいんやから利いとんねん。見えへんかっても――」

松本利くかあ ?! クーラーなんか!」

高須「利いてんねん…。汗かいてへんねやから多分きいてんねやろ…」

松本いや、そんなに利いてない…

高須「…もうええやろそこ ?!」

松本「ははははは…」

高須「進まんわ、そんなこと言われたらッ !!」

お気に入りトーク「加圧のススメ」

松本「でもホンマに言うてたで。"長生きする"って」

高須「誰が言うてんのよ…」

松本「だから加圧協会やて」

高須「加圧協会の誰が言うてんのよ」

松本「それはもう凄い人でしょう。加圧の――」

高須「何歳やのん、その人」

松本21歳ぐらいじゃないですか」

高須「若っ」

松本「あっはっはっはっはっ !! ――21歳なりたてぐらいじゃないですかね」

高須「信用でけへんわ、そんなヤツっ!」

松本「はっはっはっはっはっ…」

高須「チャラチャラしとるがな、そんなヤツ…」

松本「ええ…」

高須「まあいいですけども…」

松本「――の、オカマ

高須「あはははは… !! もう、どうしたいん…」

松本「"誰にも縛られたくない"って言うてましたわ」

高須「自分は縛られていくのを推奨してくせに」

松本「そうそうそう…。――それは、気持ちの上でね」

高須「わかってるよ、そんなん身体やないことぐらい」

松本「ふふふ…」

高須「どうしたいねん、今日ホンマにっ !!」

松本「あっはっはっはっはっ !!」

音楽:九月の雨/太田裕美

365

ポニョ

2008年9月27日放送

第三百六十五回目は、『ポニョ』への感想から始まり、直前に控えた『キングオブコント』と予選の舞台裏を語る。中盤「泣きそうになる歌」選集の後、現代文明の行き詰まりを打開するため「十年間研究開発を続け、溜めて溜めて一気に放出してはどうか」という松ちゃんの提案でエンディングへ。

お気に入りトーク「十年間チャージする世の中」

松本「その間に、研究はしてるんですよ」

高須「発表したらアカンだけ?」

松本「新製品や何やらの研究、映画とかは撮り続けてるんですよ」

高須「自ら欲求のエネルギーを蓄えるってことやね」

松本「そう。そして、十年後。――バアアアアアン !! …なるわけですよ」

高須「はははははは…」

松本「音玉ドオオオオオンっ !! ですよ。 "来るで ?! 来るで ?! "…って言うて」

高須「"カウントダウン始まったで ?! "」

松本「そのときの感動って言うたらね、凄いですよ」

高須「銀打ちパアアアアン !!」

松本「銀打ちパアアアアン……その頃もう銀打ちは無いよ」

高須「はっはっはっはっはっ !!」

松本「その十年間で、銀打ちも凄いのが出来てるから。
あのシャ〜 !! のCo2も、もっと冷たいヤツやわ。十年間の研究で。
凄いヤツですよ、だから」

高須「凄いヤツはいらんわ…」

松本「ザハァァァァァ…」

高須「音キタナイなあ ?!」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

高須「音を改善せえよ、十年間でっ !!」

お気に入りトーク「そして大放出のとき」

松本「ビンビンでもないくせに出しよんねん。六分勃ちぐらいでも出るからね?」

高須「なるほど!」

松本「全然気持ちエエことないやん…」

高須「うん」

松本「出てんのか出てへんのか…ハナみたいもんが出とるだけや、そんなもん」

高須「ははは…うん、気持ちも盛り上がれへんわ!」

松本「これを、溜めて溜めて――。本当に十年間、二十年間、ビンビンのカッチカチの時に…」

高須「オカシなってまう。――カッチカチの時にどうすんの?」

松本「ドピュウ !! はい、音玉ザァァァァン !! ゴオオオオオ…」

高須「…いらんわそんなんっ!」

松本「ふふふふふ…。――はいCCDッ !! クアァァァァ…CCDって何やねん

高須「CCD言うてもうてるやん」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

高須「Co2やんけそれっ !!」

松本「あっはっはっはっはっ !!」

高須「十年も休んでるからそんなことなんねん !!」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

高須「だから十年休んだらアカンねんっ !!」

音楽:無錫旅情/尾形大作

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