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I know what "Fucking Jap" means, Bakayaro.

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2011/

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1

Fri

松本人志の放送室 非公式・非公認ファンページ

ラジオ番組「放送室」のファンサイト

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俺が、かつてこしらえたサイトのひとつです。

放送室という番組について

「松本人志の放送室」とは、TOKYO−FMで2001年10月から2009年3月末まで放送された深夜番組です。パーソナリティは、ダウンタウンの松本人志さんと、その幼なじみで放送作家の高須光聖さん。
 
いわゆるおハガキのコーナーのようなものもなく、二人に日常起きたことをユルユル話すだけ。ANNやJUNKといった雄局の深夜帯とは毛色の異なる、不思議な深夜番組でした。
 
この番組のデータベース作りを始めたのは学生時代、2003年頃。当時武道館でおこなわれた公開録音(俺も駆けつけました)と同じ時期のことでした。以来最終回まで、10回オンエア(2ヶ月半)ごとの更新。毎週ではないところが、いかにも俺らしいですね。以来、2006年にマイナーチェンジ。2011年に最後のリニューアルをして、あとはほったらかしになっています。

ダウンタウン松本という鬼才の魅力

俺がダウンタウンの松本さんにハマったのは、当時宇都宮にあったプラネットという古本屋で、あのベストセラー『遺書』を手に入れたのがきっかけでした。
 
当時小6だった俺は、それまで笑いといえばケンちゃんしか知らず(今でも好きです。あしからず)たまに見るダウンタウンなどは、小声で内輪話をやっているだけの、つまらない人たちと認識していたものです。
 
しかし小6の俺に、この本は刺激的だった。小6病ですな。今読み返すとそうややこしいことは書いていないのだけれど、当時の俺には悪のススメか何か、親や先生に隠れて読む発禁書のように感じられたのでした。
 
かくて松本という人を知ってからというもの、ダウンタウンのアンダーグラウンドな空気感が楽しい楽しい。『ガキ』のフリートークと『ごっつ』は、腹をよじって笑うコンテンツとして、俺の前に立ちはだかったのです。

松本人志さんの全盛期

全盛期(俺の定義では98年ぐらいまで)のダウンタウンを知らない世代に、彼らの魅力を伝えるのは難しい。
おそらく、ANNをやっていた頃のたけしファンが、俺たち世代にたけしさんの魅力を伝えるのが難しいのと同じもどかしさだと思います。
たとえるなら、邦楽の有名なグループ(それもいくつものユニット)の曲を若い人に聴かせて、「ほら、この曲も、この曲も、この曲も、ビートルズが入ってるだろ?!」と必死に訴えるさまに近いでしょうか。
 
ダウンタウン的な(それも『ガキ』のフリートーク発の)言い回し、奇抜でシュールな言葉選びや、斜に構えて迎え撃つ合気道のような立ち振る舞いなど、その後の世間の笑いのパターンに、血肉となって埋め込まれている。それらはオタク的な深い笑いのゾーンにほぼ収まるものであり、『松ごっつ』あたりで精華に到達しています。
 
その後も初期の『松本紳助』や『ワールドダウンタウン』など、いわゆる「松本的なもの」を楽しめる番組は続きますが、現時点におけるその最後の余光が、この『放送室』なのではないでしょうか。
 
ですので、このファンサイトの「面白かったトークチョイス」欄もそこに重きを置いて編集しています。
「あのクダリは起こさないんですか?」というメールをもらうこともありましたが、そこは編集権の独立、もといトークチョイス自主権を楯に拒否していたのを覚えています。
派手な「何でやねん!! えええーっ?!」というオチは他のリスナーさん個人や、他のトーク起こしブログが起こすのに任せ、ボソッと言ってジワジワ楽しい、くったようなボケを拾うように心がけていました。
 
http://hisakawa.net/hososhitsu/

Author ウェブデザイナー久川智夫

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