No.190 は、新年早々「もしも龍太郎師匠が正月死んでたら」といった話題から。ノックさんの子・カズタカさんはどんな人か、男風呂・女風呂の不平等、便所に並ぶ人たちとギリギリセーフについて。続いて、正月のスケジュール「ニセコへ行きます」、もしもタイムマシーンで自分に会ったら、など。後半は、映画 『ゴースト』 について、その感想とあらすじを龍太郎師匠に説明という傑作なエピソード。登場人物の名前さえマトモに覚えいない鶴瓶ちゃんが、登場するいろいろなオバケたちを紹介した。
(去年のうちからあけましておめでとう)――「けったいな商売ですなあ。死んでたらどないなんねやろ。"こんなこと言うててアホやでコイツら" ってなる」
(前世の記憶)――「 1234 年の時はビックリしましたなあ。"順番続きなったなあ" って。1234 年の 5 月 6 日。鎌倉幕府で源頼朝ちゃんと懇意にしてたんですよ。…いや、前世はですよ?」
(上岡龍太郎の処刑)――「寝てるんです、ずーっと。もう、人の悪口とかいっぱい言うてるから、もう動かれへんような状態や…。で、俺が引っ張ってるんです。"早よ来い"って。市中引き回しですわ。みんなに唾かけられて。ペッペッ !! て」
(映画 『ゴースト』 を観てきました)――「説明してあげましょう…。どんなドラマか…。観に行かはる人も、僕の説明なら、観に行っても楽しめますでしょう」
(映画 『ゴースト』 のワンシーン)――「地下鉄にもオバケがおんねん。コワイ顔の、長い顔した。…そのために生まれた映画俳優ですわな。あんなん他に役あらへん…。あの役アイツだけや…」
(電車の中を覗ける、地下鉄住まいのゴースト)――「あんなんできたらええなあ、人間も。御堂筋線、知り合い乗ってへんかなあ思もて、アホがやりよるやろな、自分もできる思もて、顔打ってコンコンコンコーン !! って。痛いぞー。やめてくださいね。やらないで。顔打つと痛いよ」
(映画 『ゴースト』 の憑依シーン)――「ここで一回、ウッてなるよ。ウッ! …うちの嫁もウッ! …太郎もウッ! …」
(新年一発目なんて録画です)――「考えてみりゃあ、テレビで真実を報道する言いながら、正月の元日からビデオ流してるわな。あれも言うたらウソやな。新聞なんかでも、初日の出みたいな写真載せてるけどアレもウソやわなあ。正義とか真実とか言うてる割りには、ウソで一年をスタートすんにゃから、テレビなんて全部ウソやで」
(タイムマシンで過去へ)――「僕の子供時代、まあ小学校四、五年時代に遭遇したとしたら。ぱっと、僕の子供時代を見つけるわな。黙って後ろへ回り込む。頭パァァァン !! ド突いたる。 "理屈を言うなー! " って」
(洋画の造り)――「外国の映画の特徴でね、最初は意味がワカランことがある。何なんやと思うにゃけど、それが最後になると、見事に符丁が辻褄が合うて、ガチャッ! となる。そんなもんや、大概な」
(映画 『ゴースト』 に登場していないオバケ)――「ニューヨークなんかスゴイで ?! そらねえ、コロンブス以来あそこへヨーロッパ人がいっぱい来たときに、あすこにニューヨークという街を作ったときにはきっと先住民と争いがあってナンボも死んでるから、魂だらけ !!」
(魂はセックスできない)――「セックスは肉体的快楽やからね。魂はセックスしても快楽ないやろ。あれは肉体が気持ちええにゃろ? 精神気持ちええか? ……両方気持ちええなあ」
鶴瓶「向こうから、上岡龍太郎の小さい時ですわなあ。
当時は小林龍太郎ですわ。
ずーっと歩いてきた。バッタリ会うたら、どないしはります?
どない言うたります?」
上岡「そら会わないですよ」
鶴瓶「いや、会うたらじゃないですか」
上岡「会うてたら僕が子供のころ会うてるはずですよ」
鶴瓶「………」
上岡「会わないですよ」
鶴瓶「…どういうことですか?
"会うてたら僕が子供のころ会うてる" って
全然理論に反してないじゃないですか !!」
上岡「 (^^) …えっ?」
鶴瓶「…反してるじゃないですか。
どういうことですか !!」
上岡「向こうから歩いてくるのは
少年時代の僕でしょう?」
鶴瓶「そう。可愛げのない」
上岡「それと今の僕が会うわけでしょう?」
鶴瓶「会うんですよ」
上岡「会わないです」
鶴瓶「何で会わないんです」
上岡「僕が子供のころ会うてないですから」
(客席から "ああ…" の声)
鶴瓶「何がああやオイ。
みんな納得してからみんなで "ああ" 言おうや。
一部の人間がちょっと頭エエように !!
よう小学校のときいましたなあ!
六年生の人が笑ろたら
四年生の人わからんでもハハハって笑ろてたやん。
――俺よく覚えてますよ。
俺なんかなんべんも聞いても
"何で今笑ろててん…そういうことか、ハハハ。" って…。
いっつも人よりも三分ぐらい遅れて笑ろてましたからねえ」
上岡「 (^^) ……」
鶴瓶「奥さんが、ジュリーとか、なんかそんなんですわな。
全然違うかも分かりませんよ? …大体そんなんや
(陶芸の仕草で) 奥さんは粘土作りの人や」
上岡「粘土作り ?!」
鶴瓶「うはははははっ !!」
上岡「 (^^) …変わったモン作ってるな…。
粘土作ってんの ?! えっ?」
鶴瓶「 (^^) …ちょっと待ってください…!
(カメラ目線で)
オカン。なんでこんなんに産んだんや。
――えーっと、陶芸家ッ !!」
鶴瓶「――で、ジュリーが裸や。
裸で粘土、ガーッ… (ろくろを回す)
すると後ろから、その、ロビンソンが
ジュリーの後ろから、その粘土を
自分は陶芸家でもないのに
ジュリーがやってる粘土の後ろから
粘土をグニュゥ〜…」
上岡「ここ電池入れて?」
鶴瓶「…あのなあ !!
――エエ話や。なんでそんな粘土に
電池入れなアカンねん。アホか !!
――まだ粘土はフニャフニャ!
こんなもんに電池入れたって何の価値もない。
いっぺんそれを日に干して……何の話やっ !!」
上岡「 (^^) 」
鶴瓶「これは何や言うたら
それだけ夫婦が愛していますということを表すわけや。
その粘土で」
上岡「何で?」
鶴瓶「 "何で" って、後ろから裸で粘土をグゥ〜っと持ってる、
女の人もハァ…なってる、ウウッ、アゥ〜……
うちの太郎も "うぅっ! " 」
上岡「はははははっ !!」
鶴瓶「小学校六年。
見たアカンって言おうと思もたけども
グーッと乗り出しとんねん。グーッ…。
お父さんもグーッ…」
上岡「 (^^) 」
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