このページは、久川がかつて2006年に立ち上げてクローズした趣味サイト『バブラジリア』のリサイクルページです。画質が粗いのは、何台か除籍(スクラップ)にしてしまい、再撮が効かないからです。
どうも久川です。
五つ目のサイト(パペポのデータベース)を作ってる最中、いつもの私のエイティーズノスタルジアが再燃してしまいまして。仕事で忙しい、わたくし事でも忙しいとか散々言いちらかしてる中、ハードオフをウロウロと、ラジカセを探したりしていたのであります。
よってこのサイトは六つ目としました。立ち位置としては 5.1 つ目的な。
なお久川は、基本“音”のことをあんまり分かってません。よってあんまり書きません。
部屋に飾って気持ちよく、かつ自分が聴きやすい音を放っていて、PCに繋げることができればそれで納得してしまう類の人間なので、おかしな記述があれば平にご容赦を。
バブルラジカセとは、その名の通り、泡沫的磁気記録装置付総合音響機器のことであります。違います。まあカンタンに言ってしまいますと
(1)バブル期に製造され(バブル崩壊後の製品を含むときもある)
(2)標準小売価格が爆裂してて
(3)今のラジカセや並のミニコンポとは比較にならない高音質を誇り
(4)無駄に消費電力が高く
(5)例えば背面に LINE-IN 端子が付いてたり、音だけながら UHF62ch がフルに取れたり、いろんなギミックが付いてたり
(6)ハードオフなんかで2,000円とかそんなんで取り引きされ
(7)レア機種はヤフオクで万単位で取り引きされ
(8)基本的にデカくて
(9)基本的に黒くて、実用的な歌う死神としか形容できず
(10)基本的におもくて持ち運びに困り
(11)どこか VIPカー、いわゆるヤン車に通じる匂いを持ち
(12)久川がノリピーとかコッヒー(小比類巻)とかTMNを聴いたりする
驚異の DOLBY-C 対応マシーン
そんなラジカセのことであります。
久川がはじめて手に入れたラジカセは CFD-700 という機種で、ウチの親父の優しさとミエによって我が家にやってきました。
当初はこの下の機種 CFD-300 というモデルをおねだりしていたのですが、今はなきホームセンター・リビングウエノの現場で「光らねえのか。(バックライトが)光るほうがいいじゃねえか」ということで、以降十七年にもわたるご縁ができたのであります。ビバ光り。
そんな親父も今年で 63 になりまして(2007年、鬼籍へ)、昔は新しいテレビなんか買ってくると自分でチューナー設定もこなす頼もしい人だったのですが、今ではもうDVDの仕組みが分からないようで。
趣味の競輪が見られるようスカパーを入れたりしてあげたのですが「やっぱり鹿児島は遠いから電波が入らないのか」とかワケのわからんことを口走ったりして、それが寂しくもあり微笑ましくもありちょっと面白いから敢えて訂正しないでおくのですが、
ああすいません、ウチの親父の話はどうでもいいですね。
んで、わたし久川にはちっちゃい頃からヘンテコな趣味があって、よくフィラー映像を録り溜めてたんです。「こちらは○○テレビです、映像周波数なんやらー」って、朝と夜中にやってる。
今になると何が楽しくて集めてたのかワカランのですが、たぶん何かに取り憑かれてたんでしょうね。
ほいで、宇都宮ではキレイに入らないテレビ埼玉とかのカラーバー画面で流れる音楽とかを、UHFも入るこのラジカセで録音したり、あるいはAMのモスクワ放送を録音したりして。
夜中コッソリ起きて、「これは外国のスパイが送ってる電波だー」とか思いながら楽しんでたんです。当時はまだ冷戦下でしたし、北朝鮮なんかは本当に短波で乱数表送ってたみたいですけどね。
いま考えると天下のスパイ国家ソビエトが日本語放送でそんな怪しげなモノ送ってくるわけないし、お子様の手の届く環境で聴けるワケもないのですが、私にとってこの CFD-700 というのは、ちっちゃい頃の思い出がいっぱい詰まってるんです。
レンタル屋でCDも仰山借りたし、 CD-OUT 端子まで付いてるから、マリオペイントで作ったアニメにCDの音楽つけて録画したりして遊んだもんです。
「ちっちゃい頃の趣味は尾を引く」。
この「バブルラジカセ」紹介シリーズは、それを地でいくものとなっております。
Panasonic RX-DT9│RX-DT99│RX-DT909
SONT CFD-900│CFD-700│ZSX-G7000
Victor RC-X80│RC-X999│SANYO PH-PR910
Author ウェブデザイナー久川智夫
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