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新銀河帝国/ケスラー艦隊/憲兵隊

ウルリッヒ・ケスラー上級大将
軍幹部・高級将校 データ

ケスラー艦隊の提督。後の憲兵総監。クラインゲルトに生まれ、妹代わりの恋人・フィーアを置いて出征する。憲兵隊に配属され、旧王朝における不敬罪の処理でラインハルトに認められた。その後リューネブルクとの私闘やグリンメルスハウゼンの一件で直接知り合うが、体制に合わぬ行動から上層部に忌避され辺境に送られる事に。去り際グリンメルスハウゼンの秘密をも託したラインハルトは、このとき彼に「必ず呼び戻す」と声をかけ、後の地位を約束していた。帝国領侵攻では故郷・クラインゲルト撤退の指揮をとり、功あって後にラインハルトの元帥府入り。アムリッツァではさして目立つところもなかったが、独裁権を手にしたラインハルトによって憲兵総監に任じられている。危機対処・組織管理能力を発揮して、腐敗の温床・憲兵隊を組織改革すると、同時に帝都防衛司令官として数々の治安問題にあたり、多くの功績を挙げた。しかし何かとオーベルシュタインにその行動を利用されることが多く、彼はやむなくただの実行戦力としてテロリストたちに対面することを余儀なくされている。尤も、彼は彼で政治的野心も薄く、同じ私心なき者同士自らの職務にこそ専念していたようだが。フェザーン遷都後も地位は変わらず、ルビンスキーや地球教絡みの事件で大いに活躍。しかし本人は「トリューニヒトなどを相手にするより星の大海を行きたい」と望み、それ故に志望した軍人だけに、現状には多少の不満は抱いていたのかも知れない。その他ラング率いる安全保障局とも不仲で、僚友からも信頼厚い憲兵隊のほうがラインハルトやミッターマイヤーからは強い信頼を受けていた。ロイエンタールの叛乱勃発後、ルッツの依頼から遂にラングを捕らえると、直後には柊館で皇妃・大公妃を救い、侍女・マリーカとも良い仲となっていた。本来彼のように誠実過ぎる人間は憲兵に向かないのであろうが、改革のため敢えてこの男をトップに据えたところがラインハルトの人事の巧みなところ。紳士的な男だが勤勉さから地球教徒には拷問すら用いられ、苛烈さを知らしめた。更にケスラー本人の人事も巧妙を極め、帰還兵たちを多く憲兵隊に入れる事で淀んでいた部隊の古い血を排出すると、これに反発する抵抗勢力を懲罰・追放してその権力を確たるものとしている。艦隊旗艦はフォルセティ

「酒に感謝せねばならんな。酒が罪を着てくれるお陰で、人間が救われる」
(なんということだ!あのカイザーが肩を落としておられる……)
「騙されるな! それは陽動だ !!」
「そういうものでもあるまいが……」

ブレンターノ大将
軍幹部・高級将校 データ

憲兵副総監。ケスラーの補佐役。新憲兵隊の人事通り、前線の兵士出身の士官と思われる。後にハイネセンの治安責任者となり、大火の原因を憂国騎士団に押し付けてこれを弾圧すると、彼ら5200名を殺して新領土をクリーンにしている。中々に政治的判断も利く男で、このとき同時に彼らと地球教との関係も明らかとする功績を挙げていた。どうやらロイエンタール、オーベルシュタイン治下でもその地位にあったらしく、ルビンスキーの死とその後再びの大火に向かい合う羽目となっていた。

「陰謀の巨魁も最後はあっけないな」

パウマン中将
軍幹部・高級将校

キュンメル事件に際して出動した武装憲兵隊の指揮官。もともと装甲擲弾兵の士官で、実戦経験豊かな少壮の男。ケスラーは生え抜きの憲兵よりも戦場の勇者を信頼しており、その期待通り突然の出動命令にも動転せず、2400名を率いてキュンメル邸に接近した。包囲するに到っては、音でこちらの行動を気付かせぬよう靴下裸足で構え、更に軍靴を履き直して突入準備をさせた。このときの皇帝の命は、彼の手に委ねられていたといっても過言ではない。

ラフト准将
軍幹部・高級将校

キュンメル事件に際して出動した武装憲兵隊の指揮官。1600名を率いてカッセル街十九番地の地球教団支部を襲い、信徒たちを一網打尽にした。敵を壊滅させても、彼らの死を恐れぬ攻撃に少なからず犠牲を払っている。

ヴィッツレーベン大佐
隊長・実践指揮官

ケスラーの部下。シュテッヒパルムシュロス炎上事件の後、陣痛を催したヒルダとそれを見守るアンネローゼを護衛、その指揮を採りつつ病院へと向かった。

ヴェルナー中佐
副官・補佐官・侍従

ケスラーの副官。角刈りの男前。キュンメル事件に際しての地球教支部襲撃に関して報告をした。

イエーナー提督
中級司令官・艦長

ケスラー艦隊の提督。帝国領侵攻に対し、ケスラーからモールゲンの食糧徴収を任された。

ニードリヒ提督
中級司令官・艦長

ケスラー艦隊の提督。帝国領侵攻に対し、ケスラーからダンクの食糧徴収を任された。

ゾンダーク提督
中級司令官・艦長

ケスラー艦隊の提督。帝国領侵攻に対し、ケスラーからハーフェンの食糧徴収を任された。

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