放送室は、東京FM系列でオンエアされた番組ながら、極めてAM的要素を持っているのが特徴だ。
一時間の放送枠のうち二人のトークがほとんどを占め、音楽はせいぜい1分から2分程度、ワンコーラスしか流れず、その音楽さえ、最新のヒット曲が流れたことは一度としてなく、昭和歌謡がほぼ全て。
これら楽曲は、収録前に歌本を見ながらカラオケボックスで歌う曲を選ぶようにして決められているらしく、二本録りを基本としている放送室なので、当然交互に流れることになる。
傾向として、演歌テイストの昭和歌謡やキャンディーズ、百恵ちゃんナンバーなどは松本氏が、エイティーズ歌謡やメジャーなフォークソング、ジュリーナンバーなどは高須氏のリクエストと思われる。
ちなみに本リストに記載はないが、木琴の音が特徴的な全回共通のオープニング曲は映画『トゥルー・ロマンス』のテーマで、エンディング曲は、ジョー山中の『人間の証明のテーマ』である。