松本人志の放送室 2005年 秋

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買い物の失敗

2005年07月02日放送

第百九十七回目は、放送時間変更、カプリチョーザがスポンサーから外れて、さらに、栃木・青森がネットしなくなってのスタート。松ちゃんの「流れないウンコ」と、高須ちゃんの便器に着いた「茶色い何か」。ウンコ話が続き、「消化しない食べ物に食べる意味はあるのか」という話へ。続いて、麺類の調理方法と失敗、「料理は手を抜くとヘタを打つ」という教訓、買い物の失敗をテーマに、「なぜ買ったのか分からない物の数々」へ。歌紹介の後は、ウルフルズ秘話へ。「バンザイ」の歌詞の秘密、高須ちゃんが「売れない」と断じた後の「ガッツだぜ」大ヒットなど、バイトの先輩後輩ならではの、彼らの身近なエピソードなど。キムとダチョウ倶楽部・竜ちゃんとの交わり、人の「合う・合わん」と守護霊との関係性でエンディングへ。

音楽:南回帰線/堀内孝雄と滝ともはる

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ロンブー淳

2005年07月09日放送

第百九十八回目は、カラ梅雨を指しての「水不足とダムの関係性」、「ダムの貯水率は人間の消費量と正比例しない」という、「ざっくりとした話」からスタートして、最近どうにも準レギュ扱いのマイケル・ジャクソン、続いて、賞味期限表記のトークへ。「賞味はこっちが決める、味よりも生・命に関わる日にちを教えてくれ」と、製造者側の逃げの態度に憤った。中盤は、美味いモノ求めて懐かしの「大阪」"しなのそば"と、大阪の女の習性、キムの"老い"再び、そしてロンブー淳の、計算ずくのモテ術を暴く。歌を明けては、「あれからDVDを買った」という松ちゃんと、特撮ヒーローの矛盾点へ。高須ちゃんの会議での一幕、「ゲイかと思われる!」は、「フライデー」の一言で顔を赤らめる松ちゃん同様、自意識過剰から来るものだという。

お気に入りトーク「バブルスくん」

松本「でも、マイケルは今、カネは無いんでしょう?」

高須「無いんですよ。――二百何十億?七十億?
裁判で使ってもうたからー」

松本「うわー……」

高須「もう売ってもうたし、いろんな物……」

松本「――あの"サル"はどうなってんねん」

高須「サルはいつまでも…もうどっか逃げたやろ、あんなモン

松本「ふふふ……」

高須「知りませんけどー」

お気に入りトーク「仮面ライダーの矛盾点」

松本「もうねえ……。もう、笑ろてまうでー?」

高須「いや、俺は小学校の時も
"あー、はあ、チャック見えとるがな!"って言いながら
ちょいちょい忘れてるからね」

松本「いや、もうねえ……
そんなんも、もちろんあんねんけど――」

高須「うんうん」

松本「なんか、誰か、一般人が捕まんねん。いっぱい!」

高須「おお、おお。ショッカーにね!」

松本「ショッカーに捕まんねん。
そいで、なんか改造されて、なんか、目の下黒ろおなって
なんか"うわー…"ってなってんねん」

高須「おお」

松本「ほいで――"ミロ。オマエも今カラ手術ヲシテ、コウナルノダッ!"」

高須「うん!」

松本「――みたいなことをね。
"やめてぇ!"――それは女やったわ。"やめてぇっ!"って」

高須「うん」

松本「"オマエも、12時から手術を始メル!"って」

高須「あっはっはっはっ !!」

松本「時間を……ふふふふふ……」

高須「――そこ時間いるかあ ?!」

松本「あはははは……ほいで
ショッカーの壁んとこ見たら、壁掛け時計があるからね!」

高須「あっはっはっはっ !!」

松本10時半やねん !!」

高須「あと一時間半や!」

松本「あははははは !!
――この一時間半のもう、"待ち"もワカランし!」

高須「いやあ、ワカランねえ!」

松本「壁掛け時計……」

高須「あったらアカン!あったらアカン!
そんなん、基地にあったらアカン!」

松本"12時から"て !!」

高須「あははははは !!」

音楽:妹/かぐや姫

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昭和

2005年07月16日放送

第百九十九回目は、先週の続き「自意識過剰」からスタートして、「知らん人物が話題に出てきたら」、「話題に取り残される」という不安、学生時代を振り返っての、「中学のツレと高校のツレを交えて遊ぶ」ことの難しさ、人と人との"相性"へと流れる。続いて、スターウォーズをはじめとした映画トーク、そしてドラゴンボールを描き上げた鳥山明の"稼ぎ"へ。曲を明けては、昭和な話題。松本・高須家のバスやタクシーなど「ちょっとした贅沢」や、"まつみ商会"やモザイク消し機など、「騙された!」な思い出。ラストは、1999年の話題でエンディングテーマへ。「大予言には"人々に緊張感を持たせる"功績があった」と、ノストラダムスを讃えた。

お気に入りトーク「今だからこそ敢えて観る!」

松本「五年ぐらい前かな。
"そない言うてもスターウォーズ観たろー"と思って」

高須「うん」

松本「……観たらね。
もう、第一作目なんか二十――何年前でしょ?」

高須「いやいや、もっと前ですよ。
三十――年近く前やね?」

松本「ああそう」

高須「うん」

松本「もう……ねえ。十分ぐらい観てたら――もうねえ。
『今夜はねむれナイト』みたいなチープさで……」

高須「うわっ!……はっはっはっはっはっ !!
"☆"にシャ〜ッて出るような!」

松本「ふふふふふ……」

高須「ちょっと!そんなことないでしょう ?!」

松本「いや、ホンマにホンマに」

高須「それは言い過ぎやわ!そんな――」

松本関テレの匂いがプンプンしてる……」

高須「――そらもう、言うときます!
そらねえ、ジョージ・ルーカス怒ってくるわ!」

松本「あっはっはっはっはっ !!」

音楽:いつか街で会ったなら/中村雅俊

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石垣島

2005年07月23日放送

記念すべき第二回目は、お祝いケーキの登場と、「高須ちゃんの風邪」からスタート。誰が聞いても分かる鼻声に、「もう若くない」と、新陳代謝の衰えを嘆いた。続いて、松本軍団&山ちゃん一家の石垣島旅行へ。過去の放送でもおなじみ面白夫人アヤちゃんの奇行や、意外にお父さんしている山ちゃん、そして、グラスボードでの松ちゃんの船酔い、どうしても取れない眼のゴミなど、沖縄での楽しくも楽しくない思い出へ。中盤は、飛行機への怒り。「石垣〜羽田の直行便なんて無い !!」という話、その他、スチュワーデスのマニュアル対応を、「己の知恵もないクズ四級人間が、客の楽しい旅行を邪魔する権利はない」と、激しく攻撃しつつ、エンディングを迎える。

お気に入りトーク「直行便のウソ」

松本「いや、最近JALも色々問題ありますけどねえ。
これもちょっと、解らないですよ」

高須「それはどこですか?――どこの、何航空?」

松本「僕が乗ったのはJALでしたねえ」

高須「あ、JALでしたか」

松本「だから、ANAもそうなのかどうか解らない――
ANAの直行便もあるんですけど」

高須「ああ、そうですか」

松本「それもちょっと一回調べて。
一体どこが悪いのか。これはキッチリしたほうがいいですね」

高須「……はぁー、楽しいなあ。自分」

松本「いやいや、みんなは泣き寝入りしてますけど
僕はイヤですよ、こんなモンは。――だって、だってなあ?」

高須「いやまあ、それは分かるけど……
済んだことやから。俺はもう――
僕なんかは、"そんなんはもうええ"って思ってしまうんですよ。
あんたはシッカリしてるねえ、そんなトコは」

松本「気付いてまうねん……」

高須クレーマーやな!超一流の !!

松本「あはははは !!」

お気に入りトーク「日焼けで皮むけた」

高須「自分、今日来た時からずっとそうやけど
頭の皮めくれてるねえ!」

松本「皮めくれてるんですよ、それは」

高須「もの凄い、"フケ兄やん"になってるで?」

松本「それはもう、絶対めくれるようになってるんですよ」

高須「それは――」

松本「システマ……」

高須「………。
はい。お願いします」

松本「ははははは !!」

高須「何ですか?――"システマ"?」

松本「……"デンターシステマ"ですよ」

高須「ふふふ……」

松本使こてる?

高須「ははははは !! "使こてる?"って !!」

松本「今日も使こてる?」

高須「ははは……いや、使こてない!
"デンターシステマ"は!」

松本「ふふふふふ……」

高須「かわいい顔して今――見してやりたかった!
"使こてる?"の顔が、エライかわいい顔したで ?!
……あははははっ !!」

音楽:せんせい/森昌子

201

ウミガメ

2005年07月30日放送

第二百一回目は、前回に引き続き「鼻づまり」の話題からスタート。病床でも彼女を頼らない二人が「結婚できない理由」について語られ、毎度おなじみいい話シリーズから、ビートたけし氏の後輩への気遣い、そして同じシチュエーションでもまるで気遣わない松ちゃんなど。続いて、松ちゃんの動物好きと、後輩アキ&大輔の蛇嫌い&カエル嫌いについて。「沖縄はよく出来ている、味覚の四天王が全てある」と、かの地の自然を讃える松ちゃんに、「カネ以外で人にお返しをしよう」と、諭す高須ちゃんだった。中盤は、「恐竜のいい話」と題して、卵の形状に見られる母親の愛と、ウミガメのスタンドプレイなど。曲を明けては、日常に溢れる「気まずい瞬間」、店で出会った知人を無視するか、どの程度の親密度なら話し掛けるかなど、一般人も悩むお題でトークは進んだ。「いつになったらキレイなスタジオでラジオができるのか」と叫んだところで、この日はエンディングを迎える。

お気に入りトーク「栄養のある物を」

高須「"風邪ひいたな"って思ったら
コンビニ行って、ゴッソォーってパンとかいろんなモン、ガッサァーっ買うて来て」

松本「うん」

高須「ちょこちょこ食うように」

松本「へぇー」

高須「これが今回は、思いのほか長かったから
食うモン無いから。もう情けない……。豆腐と――」

松本「うん……」

高須「お豆腐を自分で作って食べましてー」

松本「なにそれ?」

高須「お豆腐。いや、"作って"って、普通のお豆腐ね?」

松本「ビックリしたァ……」

高須「――いや違う!豆から作らへんで ?!

松本「あははははっ !!」

高須「そんなモン…… !!」

松本「全然『ガキ』の会議来れるがな !!」

高須「そら、そんな……朝早よおに……!」

松本「長ーい、あのー、ゴム長靴みたいの履いて!」

高須「鉢巻きして!」

松本「うははははは !!
――『ガキ』来い !!

高須「あはは!ホンマやあ!」

お気に入りトーク「やっぱり動物が好き」

松本「でも、んー。やっぱりねえ。
俺、思った!――"動物が好き"やな、俺!」

高須「はー」

松本「"相当、動物が好きなんやなあ"と思った」

高須「『志村どうぶつ園』とか観てますか?」

松本「あ、観てないです」

高須「……全然好きやないやん、相当……」

松本志村が嫌いやからや

高須「うははははっ !! ――志村"さん"やっ !!」

松本「怒られるわ、ホンマ自分……」

高須「……恐いわ自分 !!」

お気に入りトーク「カエルの出没率」

松本「石垣島には、カエルも無数におんねん」

高須「へえー」

松本「でっかいカエルが。――アレどれぐらい?
マグカップぐらいのカエルがですよ!」

高須「へえ、そうですか」

松本「もう、点々と――何かなあ
落語家みたいにおんねやんか

(二人で大爆笑)「あはははははっ !!」

高須「階段とかいろんなトコに!」

松本「階段とかいろんなトコにもう……
"えー…コンニチワ!コンニチワ!"
"こっちゃ入りぃな"って、一席もうけとんねや!」

高須「そこら中で!」

松本「あはははは !!」

高須「ゲコゲコ、ゲコゲコ!」

音楽:悲しみTooヤング/田原俊彦

202

コント

2005年08月06日放送

第二百二回目は、「なぜ地震でエレベーターが止まる」という話から始まって、「地震が来たら止まらないと危険と、思い込み過ぎている」、「簡単に解除できるようにしろ」などと訴え、続く岡八朗氏逝去の話題に、新喜劇のスターたちを振り返り、25時間テレビと紳助・さんまのトークなど、笑いの今昔に思いを馳せた。松ちゃんのテーマ「ワシが武蔵か」、高須ちゃんの「いい話」シリーズ、そして藤井夫妻の結婚式について。曲を明けては、杉田かおる氏離婚調停と、バラエティの父・高須ちゃんの「コント論」へ。「最近、横でクスクス笑うのが前提のコントになっている」と、昨今のバラエティ番組を斬った。後半は、吉本社員や後輩芸人に向けた松ちゃんの怒りへ。まずはマネージャー田島氏が沈められ、浜ちゃん付きの松井氏、水玉れっぷう隊アキ氏や、ナメリカ安住氏が槍玉に上げられた。

お気に入りトーク「地震で止まるな!エレベーター

松本「アレ知ってる?あの……"ミルサー"」

高須「何?ミルサーって」

松本「ミルサーって、あるやんか」

高須「――"ミル"するやつ?ギューッて」

松本「そうそうそう!
イワタニのミルサーみたいのが、あるんですよ」

高須「おお、おお」

松本「アレね、氷とか、あんまり入れ過ぎて――」

高須「ガリガリーッて」

松本「押したら、ギュルルルーってなるワケですよ」

高須「なるほど」

松本「で、アレがあまりにも氷とか入れ過ぎて
抵抗力が大き過ぎると
モーターが"ムゥ〜ッ"って止まってもうて
焼け付き防止で、エンジンがストップするんですよ」

高須「はいはいはい」

松本「でも、裏を返したら、なんかポッチみたいのがあって
それをピュッて突いたらすぐまた解除できるんですよ」

高須「ああ、ああ」

松本それと一緒やねん !! あんなモンは !!

高須「はっはっはっ!」

松本「そうしといたらええねん !!
シャーペンみたいので突いたら解除できるようにしたらええねん!
あんなモンは !!」

高須「シャーペンじゃなくてもええやん、別に、そんなもん!
ややこしいわ、地震の時にシャーペンは」

松本「……いや、シャーペンや

高須「何でシャーペンやねん !!」

松本「シャーペンはみんなが持ってるモンや!」

高須「持ってへんわ、そんなモン!」

松本みんなが大好きな文房具や!

高須「ははは…何がや!
なんでそんなに大好きやねん!シャーペンが!」

松本「いつでも、そばに居たい…
いつも持っときたい文房具や!
シャーペン言うのは!」

高須「……オカシなこと言うとるで……」

松本「みんなの友達や!シャーペンは……」

高須「"シャープペンシル"は!」

松本「シャープペンシルは!ははははは……」

高須「なんやソレ!」

お気に入りトーク「ガスの復旧」

松本「誰かの家は、"ガスも止まった"って言うてたね」

高須「はぁー……」

松本「地震でガス止まるの知ってる?
アレも危険察知したら、止まるんですよ」

高須「ああ、揺れたらね」

松本「アレ、一回また、あのー……"ポッチ"みたいのがある――」

高須「またかいな ?!」

松本「ホンマにそうなんですよ!
これ一回閉じてー、シャープペンシル的なモンで……」

高須「おお、おお。ポツンと押したら――」

松本「ポツンと押したら復旧するんですよ」

高須「ってことは、エレベーターもいけるハズやっちゅうねん」

松本「……大好き♥」

高須「ははは!――何が"大好き"や!」

松本「ふふふふふ……」

お気に入りトーク「地震で止まるな!エレベーター・その2」

松本「……そうやんな。何やったら
エレベーターが止まったほうが危ないよね」

高須「分かれへん。閉じ込められたほうが危ないやろ?」

松本「閉じ込められたほうが危ないし
エレベーターが動けへんことのほうが危ない。
それで火災とか――上で火事とかなったら逃げられへんやん」

高須「逃げられへん……。
――で、もっと言うと、ケガ人が運ばれへんかったら
エレベーターでしか降ろされへんのに。高層マンションで。
――どうやんの ?! その人たち !! 歩かれへんで ?!」

松本「ホンマや、ホンマや。止まらんでええわ。
ましてや震度6とか言うたって
ずぅーっと揺れてるってことは絶対ありえへんワケで」

高須「なあ!」

松本「そら、止まらんでええわ!」

高須「オカシイやろ ?!」

松本「オカシイ!――止まらんでええわ!ホンマや!」

高須「もっと言うと……。
だから"ポッチ"なんか要らんねん!」

松本「そう !! シャーペンなんか要らんねん !!」

高須「要らんねん!」

松本気持ちの悪い……」

高須「はっはっはっはっ !! ――あんなモンなあ!」

松本「あんなモン……」

高須「鉛筆でええねん!
何考えとんねん、シャープペンシルって!」

松本「ははは……」

高須「どこが"シャープ"やねん!」

松本「ははははは……」

お気に入りトーク「古き良き…」

高須「あの人(故・岡八朗さん)って、尼崎かなんか住んでなかったっけ」

松本「そうそうそうそう……」

高須「俺らの地域と近いトコやで」

松本「あのー、アレやで。えっとー……出屋敷やで?」

高須「……ああ、そう!」

松本「はい!」

高須「凄いねえ……」

松本「"出屋敷のプレスリー"ですよ」

高須「八っちゃんは」

松本「八っちゃんは!」

高須「奥目の八っちゃんは、かいな」

松本「はい!」

高須「……何で"プレスリー"なん?」

松本「あのねー……なんかそんなん言うてる奴おったから
もの凄い怒ったったけどね俺!」

高須「ははは……」

松本「"意味がワカラン"言うて!」

高須「……ほんなら自分も言わんでええやん。
"出屋敷のプレスリー"って……」

松本「コンコンと、朝まで言うたった事あったなあ……」

高須「何で"プレスリー"なん?歌も唄ってへんのになあ!」

松本「ンー……」

高須「踊ってもしてへんし!」

松本「あれは腹立った!」

高須「ステージだけやろ?」

松本「腹立った、腹立った!」

高須「新喜"劇"や言うてんのに――」

松本「……もうええやん!

(二人で大爆笑)「あはははははっ !!」

お気に入りトーク「高須ちゃんの披露宴」

高須「杉田かおるさんが、離婚調停に入りましたね。コレ」

松本「ははははは……」

高須「いよいよ!」

松本「まあまあ、あのー……
これはね、僕なんかに言わすとね?
まあ、ゴールの高須への足固めなのかなー…と」

高須「うははははっ !! アホなこと言いな !!」

松本「……思ってるんですけどねえ」

高須「無い無い無い、無いですよ!」

松本「デッカイとこでやんのかいな?」

高須「……やるかっ!おいっ !!」

松本「その時は!わかった、一本 !!」

高須「はっはっはっはっはっ!」

松本「初めて一本行こう !!」

高須「……なるほどね。"高須かおる"になる時には!」

松本「うん!一本も行くし――
初めて俺が、グズグズの一人司会をさしてもらおうかな、と」

高須「はっはっはっはっはっ !!」

松本「アブラ汗だらだら !!」

高須「ははははは……」

松本「アゴからボトボト !!」

高須「……まあ、それは観てみたいんですけどねえ……。
そのために自分の人生を犠牲にはできないですよ !?」

松本「あっはっはっはっはっ !!」

お気に入りトーク「コント番組に思う」

松本「(最近の若手は)――アカンな。往復ビンタやな。全員」

高須「全員」

松本「な?」

高須「うん」

松本「まずはじゃあ……
人力舎から、往復ビンタ。していこうか」

高須「……コワイなあ……」

松本「あはははははっ!」

高須「……意外と多いしなあ……」

松本「ははははは……」

高須「ようせんわ、そんなこと。
人力舎、結構やっとるし。ちゃんと」

松本「いや、ちゃんとやってるところからバーンっ !!
――"コイツでも行かれるのかあ ?! "
っていう恐怖心ってあるやんか。
――"じゃあ俺ゼッタイ行かれるな"
っていう時ってあるやろ」

高須「……あるよ!――あるけど、何の権利があって……」

松本「あはははははっ !!」

お気に入りトーク「もっと過剰マネージャー」

高須「大変やね、芸人のマネージャーも」

松本「米屋でしょ、アイツ。実家が」

高須「うんうん」

松本「で、コメをいっつもくれるワケですよ」

高須「いいじゃないですかあ!」

松本「――別にええねん。
それはもう"ありがとう"言う話やねんけど」

高須「それはそうやろ。
"別にええねん"じゃない。
それは"ありがとう"言わなアカン」

松本「ほいでもう…一回、泣きそうな顔でもう――
"いつもは何キロなんですけど
その半分なんで……
なにぶん今年は、不作なもんで……"言うて。
――わしゃ悪代官かと」

高須「あっはっはっはっはっ !!
――そこは怒らんわなあ!
"年貢収めなアカン"いうワケやなし!」

松本"去年の半分やないか、コメぇーっ"いうて、俺言うんか ?!」

高須「ははははは……それは面白いなあ!」

音楽:月のあかり/桑名正博

203

バカンス

2005年08月13日放送

第二百三回目は、「大袈裟な報道」を暴く辺りからスタート。台風や帰省ラッシュを伝えるリポーターに見られる過剰さについて。続いて、夏休みバカンスのコツ。切り捨てる持ち物――「本」、「耳栓」、「カマス」など。ココ壱カレーの辛さに関するトークから、後半へ。曲を明けては、サウナ部の成長具合、過労死とウイルスの関係性、そして「バイトへの苛立ち」へ。臨機応変な対応ができないバカ店員に対して、怒りをぶちまけた。後半は、芸能人の「謝罪」と、アスベスト被害、沖縄米軍の実弾訓練などさらに怒りのボルテージを上げるも、「台所のゴミ取りネット(浅)が無い」、「サルゲッチュのサルが捕まらない」に到り、「やっぱり日本は平和だ」という結論でエンディングへ。

お気に入りトーク「優柔不断」

高須「夏、あなたまた休むでしょ?どっか。夏休みね?」

松本「ああ、休みたいとは思ってますけど」

高須「ああいう時って、海外でもそうやねんけど
自分はいろんなモン持って行かへんやんか」

松本「はい。できるだけ、現地調達派――」

高須「僕はちょっとできないんですよ。
どうせ休むねやったら――
"本何冊持って行って、これも読むかも知れん"
"これも読むかも知れん"ってなるんですよ」

松本「ああ……。あなたそういうトコありますもんね」

高須「ほいで――」

松本「『ガキの使い』のお弁当二種類でも悩むタイプですもんね」

高須「ねっ」

松本「"シャケがええんやろかー…"
"カマスかなー"みたいな、ね?」

高須「……"カマスとシャケ"。」

松本「ははははは……」

高須「それはシャケでしょ、どう考えたって」

松本「ははははは!」

高須「俺、カマスの弁当食いたないわ別に」

松本「うははははは !! ……そらそやな!」

高須「そらシャケでええわ!
俺、カマスと悩めへんで、そんなもん !!」

松本「ははは……。そらそやな……」

高須「何で俺がわざわざ、カマスの弁当を……」

松本「ああ、違う違う。
――"ハンバーグにしようかー…"」

高須「はい」

松本"カマスしようかー"

高須「カマスはいらん言うねん!だから!」

松本「ははは…あれっ?何とカマスを悩んでたっけ?」

高須「カマスちゃうわ !!」

松本「ははははは……」

お気に入りトーク「飛行機で欲しいもの」

高須「飛行機ん中でも――
"あー、飛行機でコレちょっとi-pod要るなあ"」

松本「i-podもいるし」

高須「んでi-pod聴くいうことは
帰りの分までの電池も無くなってまうから」

松本「ホンマや」

高須「"やっぱりこれも要るやん、アダプター要るがな"」

松本「アダプターも要るし。そうなってきたら――」

高須「変圧器!」

松本カマスも要るやんか

高須「カマスが要るねんコレ。……カマス違う言うねん !!」

松本「ははははは !! ……機内で!」

高須「腹減ってきたら――"カマス欲しいなあ"」

松本「あはははは !!」

高須「……誰が思うねん、んなこと!」

松本「"i-podとカマス、どっちがええかなあ……"」

高須「"今はカマスか?……まあええか。着いてからでええか"」

松本「ははは……」

高須「カマスは欲しない、そんなに俺は!」

お気に入りトーク「プールサイドで欲しいもの」

松本「水かってね。そんなん
こんなボトルで持って行ったってね。すぐヌルなるでしょ?」

高須「ヌルなるんですよ」

松本「ほんならね、プールサイドおったらね
大体ああいうとこ、バーみたいのんあるでしょ?」

高須「あるんですよ」

松本「あそこでね。水を買うんじゃなくてね。
氷もらうんですよ。――"氷だけええからくれ"言うて」

高須「うん」

松本「ほんならもう、勝手に溶けて氷水になるんですよ。
そのほうが、ごっつ美味いんですよ!」

高須「……安上がりやなあ……」

松本「いや、安上がりっていうか……」

高須「貧乏クサっ!」

松本「あはははは……」

高須「……んん、まあ、それでもね」

松本「ほいで、ちょっと、まあ、まあ
――"カマスが食べたい"言うたらですよ?」

高須「あははははっ !! ――焼いてくれんのかい、カマスを!」

松本「焼いてくれるワケですよ、それは」

高須「おお!バーで!」

松本「"これを焼いてくれ"いうことで」

高須「……何で持って行ったカマスが……。
腐るわ!そんなモン、その前に!」

お気に入りトーク「過労死のメカニズム」

高須「面白い話なんですよ、ここから。
"人間の仕組み"という――
"すごいなあ、人間も結局こういう事やな"と思うのが
――例えばね。あなたが過労死になりかけてるとするやんか」

松本「……なりかけてないよ俺、過労死に

高須「話する気あれへんなお前」

松本「ははははは……」

高須「ははーん。もう、なんや
"ボケていこう"と思とるなコレ。――もう今、感じた!」

松本「あはははは !!」

高須「これで俺がマトモに喋ったら、俺がアホ見る!」

松本「……ちゃうちゃう、聞くがな!聞く聞く!聞くよ、何?」

高須「あのね、だから、もし僕が。
――僕でええわ。じゃあ。あなたじゃなくて僕が」

松本「うん」

高須「過労…あはは!顔がもう、ちょっと!」

松本「……何もなってないって、ホンマ」

高須「僕がね、過労死になりかけてるとするやんか」

松本えええええーっ ?!

高須「あはははは!言うと思った !!」

松本「ははははは !!」

音楽:ラビアンローズ/吉川晃司

204

表裏一体

2005年08月20日放送

第二百四回目は、夏風邪の話題からスタート。三十九度からの熱でDXに臨んだ松ちゃんが、「クールビズなんて嘘だ」と叫び、タレントを迎えに来ない吉本批判をぶった。続いて、高須ちゃんの愛・地球博リポート。待ち時間や俯瞰で見せられた冷凍マンモス、コンパニオン対応など、「愛のない」愛・地球博を斬った。話題は世界陸上から、足の速かった学友たち、ディスカバリー号と野口さん、宇宙開発へとテーマは移り、「戦後アメリカの邪魔がなければ、今頃は日本の技術で月に人が住んでいる」と想像した。曲を明けては、藤井・乙葉夫妻の結婚式へ。ヘイポーの隣の角田信朗、松任谷夫妻、酔い潰れるカッちゃんなど、松ちゃんが現場で見た愉快な光景について。一方、高須ちゃんの赴いたサットンの一周忌はしめやかに、続く偲ぶ会も、電器屋・藤井氏の登場なく執り行われたという。「結婚も葬式も表裏一体、"後頭部ジテキ打"に気を付けよう」でエンディングへ。

お気に入りトーク「愛・地球博で昼食を」

高須「なんや、もう、ちょっと腹減ったらから飯食うて」

松本「うん」

高須「その飯食う周りのトコが、もの凄い……貧相やねん」

松本「ウンコだらけなんや」

高須「ウンコだらけやねん。……ウンコだらけ違う!怒られるわ!」

松本「ははは……」

高須「その辺はね。タイとかマレーシアのちょっと――」

松本「マレーシアのウンコが」

高須「ウンコがそこらじゅうにボトボト落ちてあって……」

松本「ははは……」

高須「……違う……。怒られる言うねん、だから!
そういうトコとかねえ。もう、エライもんでねえ。
博覧会やから、何も無いねん」

松本「んん、どういうこと?」

高須「もうなあ、民族衣装とか飾ってあるだけやねん、もう」

松本「あっ!――なんかあのー、隙があんねや、いっぱい」

高須「もう……。ビックリするでえ?」

松本「ナルホド、なんか分かるわ」

高須専門学校の体育館みたいな事なってんねん」

松本「ははははは……」

音楽:万里の河/CHAGE&ASKA

205

清水と城間

2005年08月27日放送

第二百五回目は、HEYHEYから清水氏をゲストに迎えてスタート。まずは同氏のすべらない話「いくつだよ ?!」が披露され、続いて城間氏も登場。清水氏との出会いや、局内でのエピソードが語られた。中盤からは、城間氏出身の沖縄について。曲明けは、同氏上京後のすべらない話「痔」、バラエティの父・高須ちゃんの話題逸らしを経て、「もえ系」ディレクター城間氏の火事のエピソードでエンディングへ。

音楽:島人の宝/BEGIN

206

ゼロ戦

2005年09月04日放送

第二百六回目は、成長する我がが味覚の変遷についての話題からスタート。異常なまでにテンション高く語る二人に、松ちゃん42歳のケーキが登場。その最中、「ダウンタウンの罪」と挙げて、スベった奴を逃がさない・噛んだ奴を逃がさない、これに加えて、「結局おんなじこと二回言うてるだけなんですけどね」というフレーズの影響を反省した。テーマは変わって「VSゴキブリ」、経て、「女性のチラリの魅力」、「子供はアホや」から、松ちゃんのゴムマスク、ドッキリ企画の浜ちゃん、鶴瓶氏のキャラクターから、曲へ。明けては、「アメリカと原爆」をテーマに、松ちゃんの反米感情が爆発。かの国の横暴と原爆投下の正当化に怒りをぶちまけ、さらに、グアムのとある水族館に沈むゼロ戦を指して、「ウチらのじいちゃんが乗ったものを見せ物にするな!」と叫び、その引き揚げを訴えつつエンディングへ。

お気に入りトーク「インドのホテルにて」

高須「天井のゴキブリは、もうどうもでけへんから。
叩いてベッドの上なんか落ちてきたらもう、とんでもないから」

松本「とんでもないわあ……」

高須「ほいでもう"アカン!コレもう出よう!"と思って。
部屋替えてもらおうと思って。
安ホテルやけど、もっとええ部屋――」

松本「部屋替わったってアカンやろー!」

高須「アカンねん!ほいで廊下に出たら水がまた――」

松本「ゴキブリかいな ?!」

高須「ゴキ――違う、"廊下に水が"言うとるがな。
全然違うがな、それは」

松本「――廊下に出たら?」

高須「廊下に出たら、水があって――」

松本「うん」

高須「またゴキブリが何匹か……」

松本「もう何やねん!ナンボほど喉乾いてんねんお前らー!」

高須「いや、インドやから水が……」

松本「アホかあ!もう!」

高須「飲みたあてしゃあない。
――暑いんやろな。からいんやろな」

松本「………」

高須「なんか知らんけども、インドやから」

松本「ふふふ……」

高須「カレーやから!」

松本「ははははは……」

お気に入りトーク「インドからの使者」

松本「アレねえ、旅行カバンにもよう入って
帰って来よる、連れてくる人が多いねんて」

高須「はあ……旅行カバンはしてないけど」

松本「"ああ、楽しかった"いうて
カバン開けたらねえ、ゴキブリが――」

高須「うああ !!」

松本「バーッ、出て来んねんて」

高須「気持ち悪い、気持ち悪い!」

松本「ほいで、冷蔵庫の下でも入られたら……」

高須「最悪、最悪や!」

松本「――こらもう、終わりですわ」

高須「ホンマや。――"終わりですわ"ってどういうこと?」

松本「あのー、だからー……日仏。――仏ちゃうわ」

高須「何そこ、ちゃんと言うて!そこバシッと言うて!」

松本「インドと日本のゴキブリが……」

高須「うん、うん!うん、うん!
――帰国子女?なに、どういうこと?」

松本インドと日本のゴキブリが。

高須「うわあ……自分なんやのん」

松本「全部終わり」

高須「……それで全部 ?!」

松本「これで全部」

高須「ザッツ・オールかいな ?!」

松本「ザッツ・オール」

高須「ははは……なんやそれ……」

松本「ザァッツ・オールッ!」

高須「……かいな ?!」

お気に入りトーク「激戦地グアムにて」

松本「――それを、ゼロ戦を引き揚げて
どっかに沈んでたゼロ戦を引き揚げて
"ここにオブジェとしてええやん"いうて
展示してるんやったとしたら
"おい、ちょっとコラ待たんかい"と。
"わしらの爺さんら何のために戦ってきたんじゃボケェ"と」

高須「まあでも、それいずれにしてもアカンのんちゃう?」

松本「いずれにしてもアカンよ!」

高須「だって人が乗ってて、死んでる乗り物でしょ?誰かが」

松本「そうなんですよ」

高須「それ遺品やから持って帰らなアカンでしょう!」

松本「……そこに、なんや
ヤツメウナギが入っていったりしてますからね?」

高須「それはええやん、ヤツメウナギは別にかまへんがな」

松本「ふふふ…そらそや」

高須「それは遺品やねんから持って帰らなアカンでしょう!」

松本「ホンマやねん」

高須「だから松本さん持って帰ってきてくださいよ」

松本「……どこに置くのよ」

高須「自費で!」

松本「だからどこに置くのよ」

高須ベランダやがな!

松本「あはははは !!」

高須「ベランダに置いときいな!」

松本「……そっちのほうが問題あるやろ!」

高須「ははははは !!」

お気に入りトーク「激戦地グアムにて・その2」

高須「それは引き揚げましょうよ!」

松本「……わかりました」

高須「おおっ!」

松本「行こう!」

高須「これホンマに調べよう!」

松本「はい、調べましょう」

高須「うん。ほんで、引き揚げることにしましょう」

松本「もしあれがゼロ戦やったとしたらね」

高須「うん!――領収証は"松本"で」

松本「ははは……」

高須「自費ですよね?全てのオカネはね?」

松本「……ナニ代になんねやろね?その場合」

高須「何なんやろなあ……」

松本衣装代でええか?

高須「衣装代で……何でやねん !!」

松本「ははははは……
一回アレ、かついでテレビ出たら衣装代になる……」

高須「はっはっはっはっはっ !!」

松本「そっちのほうが問題あるわ、ボケェ」

高須「怒られるで、ホンマ自分 !! こわーっ!」

音楽:22歳の別れ/風&Y.M.C.A.(ヤングマン)/西城秀樹

207

カプリチョーザ/4

2005年09月09日放送

第二百七回目は、カプリチョーザ杯再び。南海キャンディーズ山里氏は魚類をテーマに持ち前の変態トークを繰り広げ、続いてフットボールアワー後藤氏は動物を。曲を明けては、アップダウン竹森氏の果物「白桃まあスカットする」が猛威を振るった。しかし次長課長・井上氏はどうにも調子が出ず、電波の跡切れなどから、松ちゃんから「歴代ワースト」宣言を受けた。ラストを飾るのは「乗り物」にてバッファロー吾郎・竹若氏。「馬車言っちゃいけないよ」が二人の爆笑を誘い、結局"両竹"決着つかず、ジャンケンによって竹若氏が四回目チャンプに選ばれた。

音楽:ガメラマーチ/大映児童合唱団

208

体罰

2005年09月16日放送

第二百八回目は、二人の夏休みを振り返ってのトークを。松ちゃんからは沖縄の思い出を、現地で調達したオンボロレンタカーのカーナビ、ナメリカ安住氏の駄目後輩ぶりが中心に披露され、世界陸上見物をあいにくにも果たせなかった高須ちゃんは、体調の不良から「ガスコン」という奇薬を飲んでいたという。「悩む間にも病院行け!」で曲へと入った。明けては、駒大苫小牧の暴力事件に関して。二人の少年時代から、世間の「体罰への考え方」の移り変わりを指し、「絶対に体罰がイカンという風潮はいけない」と、しつけとしての体罰を認め、教師をみくびる子供たちの腹の内を看破した。続いて、陸上選手のシルバーアクセを経て、かつての「物の魂」トークとテーマを同じく、「アイツらのやりたい放題」を暴いた。

お気に入りトーク「不思議なお話を」

高須「朝見た時には、靴下にヒゲが無かったのに
夜、人の家行った時にヒゲみたいの生えてるから
"うわ、裏っ側や !! "って――"ナマズのほうや !! "」

松本「……アレは、アイツらがやってる事です。
アイツら――組織が」

高須「ナマズのほうも、アイツら ?!
どっかで裏返ったワケ ?!」

松本「どっかで裏返しとるんですよ。わからんように」

高須「――確かに、朝履くときに絶対見てんねん!」

松本「そんなバカなワケないやん、と」

高須「ナマズを履くワケないですよ !!」

松本「履くワケない」

高須「ほいじゃあ、人の家に行く時に限って――
総チェックしてるのに、家に行ったらナマズが出てくるんですよ ?!」

松本「ホントにそうなんですよ」

高須「……ははは……ホントですか……」

松本「アレはもう、アイツらがやってるんです。
あの五人組がやってるんですよ」

高須「ははは……どの五人組ですか……」

音楽:カムイ外伝より「しのびのテーマ」/水原弘

209

親父(アンデス)

2005年09月23日放送

第二百九回目は、沖縄で出会った馬鹿夫婦や、腹立つディレクターと高須ちゃんの会議など、「素人との絡み」からスタート。続いて、思春期を迎えた「娘と父親の関係性」、そして浜ちゃんジュニアの冒険王見学へ。続いて、果物屋を勤め上げた高須ちゃんパパの「アンデスでおりたい」心理、松ちゃん一家の貧乏旅行など、曲を明けては、「結婚式のスピーチ」を親父に頼む際の方法へ。その後、テーマは変わって、タレント論へ。オールスター感謝祭などで末席に置かれる哀しさ、「うだつの上がらない」――売れないことの恐怖など。「変わった名前の人たち」、「三本録りの疲労感」でエンディングへ。

お気に入りトーク「浜ちゃんジュニア」

松本「(浜ちゃんの息子たちは)冒険王が観たかったんや」

高須「観たかったんやろなあ」

松本「何でぇ?」

高須「そら観たいやろ、普通の子供はー!」

松本「……いくつ?」

高須「小学校高学年か、中学一年――」

松本「冒険王が観たかったんや」

高須「観たいやろ、そりゃあ」

松本勉強もでけへんし

高須「勉強もでけ――おいっ !!」

松本「ははははは……」

高須「相方の悪口言うな!そんなに」

松本「ははは……」

高須「――ちゃうわ。相方の"子供の"悪口言うな!」

松本「ははははは……」

お気に入りトーク「フルパワーツッコミ」

高須「要は――もっと、世の中が乱れてると
生き死にが大変やったりすると
"子供作らなアカン"っていう意識がもっと立つねんけど
多分、日本って今やっぱりそない言うても平和やし……」

松本「平和――ヘイヤやからや」

高須「……ヘイヤっ ?!

松本「ははは……ははははは……
頑張ったなあ……最後のパワー、相当――
ライフ2個ぐらい使ったやろ?今。
元々もう4つぐらいしか無いのに」

高須「……いや、ホンマやで……」

松本「ははは……」

高須「薬草いるわ、薬草。
薬草を早くどっかで手に入れな!
ははは……ホンマ大変やねんな?」

松本「ははははは……」

お気に入りトーク「高須ちゃんパパの海外旅行」

高須「(高須ちゃんのお父さんは)"温泉がええ、温泉がええ"言うててんな。
日本やったらパワーバランスがズレへんから」

松本「ははははは……。
"アンデス"でおれるからな?」

高須「"アンデス"でおれるから!」

松本「ははははは……」

高須「それを――海外に行ったんや。しようがないから」

松本「おお!」

高須「んで、行ったら何となく、アンデスでおれたのよ!」

松本「プリンスでおれたんや!」

高須「プリンス――プリンスまで下がったかなあ……
まあ、プリンスでおれたのよ」

松本「おお」

高須「そしたら添乗員もおるから。
親父の威厳を保てたんや。何日間か」

松本「おお」

高須「それからや。"有り"となったのが」

松本"海外は好きや。"

高須"海外は好きや。海外はええ。"って言いだしよったんや」

松本"俺はアンデスや。海外が好きや。"

高須「あっはっはっはっはっ !!
――オマエ、ウチの親父なんやと思てんねん!」

松本「ははははは !!」

高須「……メチャメチャ言い過ぎや !!」

お気に入りトーク「メロン主義思想」

松本「だって、子供んとき思えへんかった?
"みんなでメシ喰いに行こー"言うても
大体いっつも決まったようなトコやんか!」

高須「ふふふふふ……」

松本「アレ恐かってんで」

高須「ヨソ行くのが!」

松本「ヨソ行くのが。
入ったことないトコ入るのが恐わあて恐わあて、もう――
子羊のように震えてたんやと思うわ」

高須「なるほど――"俺はアンデスや。"と」

松本「あはははは !!」

高須「"アンデスでおれるトコ探さなアカン。"と」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

音楽:紅三四郎/堀江美都子とコロムビアゆりかご会

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