松本人志の放送室 2002年 秋

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040

や/モテ隊員

2002年07月04日放送

第四十回目は、キムの「あわさらん表」からスタート。後輩と行く旅行の難しさ、テーマに入っては山ちゃんこと「山崎邦正」が持つアホの良さ、痩せてきた「山本圭一」から見える、芸人とモテ隊員との狭間に続く。同じテーマで板尾氏、遠藤氏、宮迫氏と重ね、CMを明けては、役者と芸人の違いについて扱いの違いをボヤき、CMを明けては二人の「泣ける話」へ。一万円ライブでの舞台裏、結婚式での父親や飼い犬とチョットいい話が続いて、子供の頃の友人・サトウ氏との漫才などを経て、動物虐待でエンディングへ。

お気に入りトーク「松ちゃんの家の猫・チョースケ」

松本「だって一回な?あのー、うちのな、チョースケがな?
どこでか知らんけど、コウモリを捕まえて来たのよ」

高須「ふふふ……物凄い地域やなー。
おんなじトコ住んでたけど、俺も」

松本「ネズミはチョイチョイあったけど、コウモリが来るとは」

高須「コウモリを捕まえる猫おらんで」

松本「これは嬉しい誤算やんか」

高須「おお、嬉しいかどうか知らんけど……おお」

松本「ほいで、全然元気やねんで?コウモリ」

高須「えっ ?! そんな……」

松本「で、ガッって、くわえてんねん。
バタバタバタバタバターッなってんねん」

高須「凄いなー、チョースケ」

松本「チョースケ凄いやろ?」

高須「おお」

松本「ほいで親父がやなあ……もう……
うちの親父はサディ――サディスフィクションやから」

高須「ファクションやがな」

松本「ファクションやから」

高須「おお」

松本「サディストやから」

高須「サディストやから。うん」

松本「もう……オモロがってもうて。
コウモリをチョースケから、ガッと離して」

高須「うん」

松本「ほいで"人志ー、あのー、ロウソク持って来ーい!"言うて」

高須「これがまたアカンなあ、もう。
ロウソクでええワケあれへんもんなあ」

松本「はははははっ!」

高須「ロウソクの時点でええワケあれへんもんなあ!」

松本「ほいでロウソク火ィ点けて。コウモリの腹ンところに……」

高須「ぽたぽたぽたぽた……」

松本「ぽたーっと落としたら
コウモリが"ぎゃあ !! "って言うねやんか」

高須「はははははは !!」

松本「それを、親父が……」

高須「ゲラゲラ笑うねや」

松本「もう、頭オカシイんちゃうかいうぐらい笑ろてて……」

高須「はっはっはっはっはっはっ !!」

音楽:横須賀ストーリー/山口百恵

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ゆ/日陰の忍者

2002年07月11日放送

第四十一回目は、ガキの菅氏、電波の土屋氏など周囲の人たちの出世の話題から始まり、二人が感じた美味いものなど、大阪と東京の違いについて。テーマはYOUから女芸人、松ちゃんが認めるタレントの話題、移っては「本当に楽しいバラエティならギャラいらん」と叫ぶ。CMを明けては、名曲「日陰の忍者・勝彦」からお笑い論、デビュー当時のダウンタウンの漫才、そして娯楽の変化に関して。世に溢れる宣伝媒体に「なぜ笑いの方には行かん」と叫んだ。最後は、素人とのかかわりを中心にした「有名税」のトークへ。

音楽:日影の忍者勝彦/日影の忍者勝彦オールスターズ

042

よ/乗り物酔い

2002年07月18日放送

第四十二回目は、羞恥心と、言いにくい「お礼」からスタートして、アメリカ人と日本人の「正反対」、ライブで客を参加させる是非、最近の松ちゃんの呑みっぷりと続き、それに関連して「飲酒運転」と数値の話題へと流れる。CMを明けては、「酔う」について。「車酔いの弱さにかけては兵庫県一」と豪語する松ちゃんの、バスに関しての悲しいトーク、それに包囲網を張る子供の残酷さ、親父の冷たさと、後半30分は全てゲロにまつわるトークで占められた。「乗り物酔いする子供のほうが想像力豊か」らしい。

お気に入りトーク「飲酒運転とハーのやつ」

高須「いやまあ、確かに呑んで乗るのは、まあ確かにな。
普通のシラフよりは良くないねんけど」

松本「だからもう完全にヤメ――アカンってしたええねや。
もう……もうもう、"完全にアカン"ってしたええねん。

高須「そしたらもう、"呑むときには車置いて行く"か――
"乗っていかへん"ってことになるからなあ?」

松本「そうそうそう。そいでええやんか」

高須「整理されて」

松本「あんな"ハーッ"のあんなんもいらんねん」

高須「でもあれ"ハーッ"の機械なかったときはアレ、ずんと――
ずんと、あ、"ずんと"て。ずっと人やろ?」

松本「ふふふふふ……」

高須「……"ずんと"」

松本「――あ。"ズンドコ節"――のフリになってんねや」

高須「ね?……ビックリやわ俺も。――ずん――と。言うてるからな」

(――と、ドリフのズンドコ節が流れる)

松本「あはははははっ !!」

高須「うわー……」

松本「凄いなあ、自分」

高須「なあ!」

音楽:ドリフのズンドコ節/ザ・ドリフターズ

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ら/ストレス

2002年07月25日放送

第四十三回目は、高須ちゃんの頭痛と松ちゃんの健康優良児ぶりから始まり、浜ちゃんの体の弱さと続く。話題は変わって写真週刊誌のとんでもない内容、遠藤氏の子作り、そして27時間テレビ・鶴瓶さんのコーナーのビックリ秘話へ。CMを明けては、松ちゃんがNSCに入った理由と、同校時代の宮迫氏、芸人声優家業の是非に関して。二者択一ネタがチョロっと続き、人生の流れの早さと、男だけが感じるストレス、幼い頃の駄菓子にまつわる強烈な貧乏話でエンディングを迎える。

お気に入りトーク「松ちゃんの最期」

高須「これまたあのー……年末で、すぐまた年末やで?」

松本「なあ……」

高須「"あーっ !! "言うてる間に来年の正月やで?」

松本「もー……ホンマにー……」

高須「もー……こんなん言うてたアカンわ、もー……」

松本「アカンわなあー……」

高須「もっともっとやらなアカンことあんのになあ ?!」

松本「ホンマにそやでー」

高須「なあ?」

松本「んん!」

高須「はあー……」

松本「こんなモン、気ィ付いたらもう病室やで」

高須「ホンマ、いやホンマ!」

松本「"ありがとうなあ"言うてんで、もう」

高須「……"高須ありがとうなあ"」

松本「ははははは !!」

高須「"色々とやってこれたわ……"はっはっはっ !!」

松本「はっはっはっ !!」

高須「――いや、ホンマやで ?!」

松本「んん!――
――"そんなん言いな!まだまだ、まだまだやでえ !! "」

高須「"まだイケてるがな !! "」

松本「完全に高須も"あ、コイツ死ぬな"と
もう思ってんねやろけど。はっはっはっ !!」

高須「"松本、大丈夫やがな !! アレやらなアカンがな!
舞台があるがな、舞台が !! "」

松本「――うわ、ブルーんなってきたあ……」

高須「はっはっはっはっはっ !!」

音楽:SOMEDAY/佐野元春

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り/旅行

2002年08月01日放送

第四十四回目は、前回エンディングの松ちゃんの兄貴に関する面白い話から、高須ちゃんの洗濯機の話を経て、「昔のオッサン」の恐さ、伊東氏のやんちゃぶりから、"森岡のオッサン"のプレゼントへ。現代に戻っては山下氏のMXテレビ出演について、「街で会ったら鼻を殴ってくれ」と怒る松ちゃんだった。CMを明けては、「旅行」がテーマに。松ちゃんのロシア旅行と、同行者の腹立つ行動、女のイビキ、「Re:JAPAN」、テイ・トウワ氏や石野卓球氏と、海外で評価されるミュージシャン、オチの分からないオトギ話でエンディングへ。

お気に入りトーク「むかし話・金太郎」

高須「金太郎かて、どうなったか分かれへんやろ?」

松本「あっ!ホンマや !!」

高須「熊と戦っとるで?」

松本「――で、勝って……」

高須「勝つのはええわいな」

松本「うんうんうん」

高須「勝って、なんか急に偉らなってもうたんや。
急に侍さんなってもうてー……
森に帰って来んのか?――何してんねやろなあ?」

松本「ははははは……」

高須「あれ、何が言いたいねや!あれも……」

松本「はっはっはっはっはっ……」

高須「いきなり"マサカリかついだ金太郎"やもんなあ?」

松本「そうやでなあ」

高須「あれも分からんわ。キャラクター先行やがな!」

松本「はっはっはっはっ !!」

音楽:冒険者たちのバラード/すぎうらよしひろ

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おとぎ話

2002年08月08日放送

第四十五回目は、松ちゃんの「人間はウンコの運び屋」理論で幕を開ける。続いて宮迫氏のフライデー、山崎家のモモちゃんから、子供のためにタバコを吸わせない親、そして松ちゃんの親の老いに関しての話題。CMを明けては、前回のオトギ話「おむすびころりん」について。作品の矛盾やパクリを暴き倒し、更に「金太郎」のいい加減さも指摘して、週間テレビ批評、「足りない日本語」、逆に充実した漫画の表現を経て、最後は携帯の絵文字に関して。「なぜこんなものが?」と思わせるセンスの無い絵文字を斬った。

お気に入りトーク「週間テレビ批評と金太郎」

高須「でも今やったらな?これ"動物愛護"言われてまうで?」

松本「言われるわ、これなあ」

高須「そんなモン、"鯉にまたがり"とか……」

松本「はっはっはっ!」

高須「"熊を投げ倒し"なんか言うとったら。
――言われてまうで?」

松本「そうやなあ。"森林伐採"もあったりなあ」

高須「"森林伐採"もやっとるし」

松本「やっとる、やっとる」

高須「それがその当時のエエとされて……。
――これ実ィないなあ !!」

松本「実ィない……」

高須「なあ ?! ヒドイなあ ?!」

松本「んん……」

高須「もっとある思った俺 !! ……ははははは !!」

松本「ホンマ実ィないわ……」

高須「だからコスチュームだけやねん、コレ……。
ちょっとインパクトあんの」

松本「"動物虐待"、"森林伐採"――でー"弱いものイジメ"や」

高須「ホンマや。全然アカンやんか」

松本「全然アカンやん!」

高須「……最悪やんかー!」

松本スポンサー全く付けへんわ!

高須「ははは!付かへんなあ!はぇー……
"マサカリ"なんか持ってるからな?」

松本「うわうわうわ!危ない危ない危ない!」

高須「これなんちゅうの?――"銃刀法違反"やこれ」

松本「茶の間ひくわ」

高須「はっはっはっはっはっ !! ……これ、アカンで?」

松本「週間テレビ批評に出して来よる」

高須「出して来よるなあ。……謝らなアカンわなあコレ」

松本"もうちょっと家族で観れるようなものを――"

高須「"やってくれ"と」

松本「ははははは !!」

音楽:かけめぐる青春/ビューティ・ペア

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る/千と千尋

2002年08月15日放送

第四十六回目は、芸能人に付きまとう腹立つ素人に関するトークからスタートして、犬マンの爆破シーンにまつわる秘話と続き、携帯の電話番号、「ヤクザは恐い」という話題へ。CMを明けては、喧嘩の最強論について。吉本で「一番強い」と豪語する松ちゃんは、吉本ナンバー・フォーだという。その後、テーマは「千と千尋」の評論へと移り、その中身の無さと空前の人気に憤る松ちゃんと、作品の雰囲気の良質さを認める高須ちゃん。最後は松ちゃんのモテる武器「シャイ」と、「掘らす・掘らさん」で終わった。

音楽:なごり雪/イルカ

047

れ/霊

2002年08月22日放送

第四十七回目は、木村氏の坊主とその後の不幸に関する話題からスタート。直射日光で頭ブヨブヨになった木村氏と、同氏の旅行運の無さについて語られ、今回の旅行、そして一人ごっつ展へと続く。CMを明けては「霊」のトークへ。昔から度々登場する松ちゃんのカッパの話から、その秘密、その真相にまつわるちょっとヒく話、UFOの話、「恋愛」へと流れ、女性や後輩芸人の食事の遅さや猫舌へ怒り、冷蔵庫の前でズボンを脱ぐ清水氏のデリカシーの無さが語られてこの日は終わった。

お気に入りトーク「猫舌はいやだ!」

松本「猫舌やで?だって」

高須「猫の舌やからなあ」

松本「動物の名前付いてんねんで?自分の部品に。
俺、そんなことがもう許されへんわ」

高須「――鳥目」

松本「俺の舌やもん。……俺は」

高須「いや、俺もそうよ」

松本「俺は俺の舌でやってきたし、この先も
俺の舌でやっていこうと思ってるもん」

高須「うん」

松本「ところが、ヤツらは、猫の舌やねんで?」

高須「ふふふふふ……」

松本「人のモンやねんで?」

高須「それはたまたま、そういう名前が付いてるから……」

松本「動物に借りてるモンやねんで?あれ」

高須「――鳥目も」

松本「鳥目も」

高須「はははははっ !!」

松本「――猫背も」

高須「猫背も……猫はイヤやなあ、なんかー!
ははははは !! ……ホンマやなあ」

松本「そう!」

高須「ワシ鼻」

松本「ワシ鼻」

高須「これイカンなあ……」

松本深爪

高須「深爪ええやんか深爪は」

松本「ははははは !!」

高須「何が違うねん"フカ"か!――"フカ"?ってこと?」

松本「ははははは !! ……違う……か」

高須「違うよなあ、それは!」

音楽:浅草キッド/ビートたけし

048

ろ/ロンブー

2002年08月29日放送

第四十八回は、「100点の取り方」から始まり、ドラマの話題、浜ちゃんの社長室と続き、宮迫夫人のブルガリ、テーマに入っては「露天風呂」へ。男風呂に入るアベック、「ロールスロイス」をキャンセルして「ロック」、CMを明けては、昔の日本の距離感や携帯の存在について。そして、木村氏の提唱するところ、松ちゃんがモテるのは「腐りかけ」だかららしい。話題は飛んで、女の香水、「ロンドンブーツ1号・2号」に関してのトーク。携帯の権利、ペストX、ダイエット商品、スチームクリーナーなど消費者目線な話題でエンディングを迎えた。

お気に入りトーク「松本真剣です!」

高須「おー……これ社会も斬ったー」

松本「はい」

高須「女性も斬ったー!」

松本「斬ったー」

高須「宮迫も斬ってるー!」

松本「斬ったー」

高須「凄いねえ!」

松本「ズバズバ斬っていくよ、これからは」

高須「……あ、じゃあお願いします」

松本「"真剣"……"真剣"……ま……
"松本真剣です!"で。――はははははっ !!」

高須「……もう、安いタイトルやなあ……」

松本「"名門"」

高須「"名門"」

松本「"名門!松本真剣です!"」

高須「イヤやなー!そんなのなー !!」

音楽:花嫁/はしだのりひことシューベルツ

049

わ/アオバト

2002年09月05日放送

第四十九回目は、格闘技の話題から。桜庭が敗れたことのブルーを中心に15分近く割かれ、続いてはタマちゃんとそのアホさ加減、変わったペットを飼う人たちの不思議、多種多様な「好き」に関してのトークでCMへ。明けては松ちゃん認定アホな動物「アオバト」、高須ちゃんエントリーの賢いカニ、野生の王国やウナギの稚魚と、アニマルをテーマに進む。そして、他人から出た言葉や歌についつい釣られてしまうアホさ、そして「ワキ毛」、「チン毛」、「長さんのスカトロ」と下品極まる内容で最後は「和彫り」へ。

お気に入りトーク「クラッシュアニマルの習性」

松本「いや、そんでね、百歩譲って塩水好きなら好きでね」

高須「うん」

松本「どっか塩水……波の無いとこで」

高須「飲めよ、と」

松本「飲めよ」

高須「おお、思うわなあ」

松本「"ザッバーン !! ザッバーン !! "来たとこを"バタバタバタッ!"
――"ザッバーン !! "が終わった頃に、バッ…て飲んで
次の"ザッバーン"までに必死で行こうとしとんねん」

高須「ははは……」

松本「――でもタイミングおかしなって
"ザッバーン……ザッバーン……"」

高須「呑まれてまうねや!」

松本「ははははは……死ねっ !!」

高須「最悪やなあ……」

松本どんどん死んでしまえお前らは !!

高須「――でもまだ残っとるいうことはソコソコ生きとんねんで?」

松本「生きとんねん……」

高須「何百年、何千年、もっと生きとるか。何万年」

松本「――ほいで、あの、鳥好きな人おるやんか」

高須「バードウォッチング」

松本「バードウォッチングっていうか、写真撮る人」

高須「あーあーあーあー」

松本「ああいうマニアが、集まって――」

高須「んん」

松本「アオバトを撮っててん、みんな」

高須「そのアホの姿をかいな」

松本「アホの姿を」

高須「呑み込まれる瞬間をかいな」

松本"いかにアホか"いう……」

高須「はっはっはっ !!」

音楽:酔って候/柳ジョージ&レイニーウッド

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ん/居酒屋のオバハン

2002年09月12日放送

第五十回目は、五十音最後の「ん」にして、松ちゃん39歳目の誕生日ケーキ登場。ノストラダムスの大予言から、年齢について、よっちゃんイカ、住基ネット、プライベート、そして日本の警察への不信や変質者、ボディガードへ。CMを明けては、ピストルの携帯、居酒屋でオバハンに頭殴られた話、元ちとせと素人、「誰でも殴れる棒」など、芸能人ならではのボヤキが綴られる。最後はオジンガー役の橋爪氏など、亡くなられた方々から長寿、この歳になってのセックス、オナニー、そして新テーマ制移行へ向けて、ラジオ全盛の時代に思いを馳せた。

お気に入りトーク「ボディガード」

高須「そんなん居てもらったほうがええんちゃう?
自分、そろそろ……思ってる以上に身体動かんで?自分……」

松本「……四人ぐらい」

高須「多いなーあ……キャラ付け大変やんか。別に一人でええやんか」

松本「ははは!いや、一人やったアカンて
何かあったときに!一人は絶対アカンわ。二人は要るわ」

高須「休みとかかいな」

松本「いやいやいや、だって、だって、相手チンピラみたいなの
五、六人おったらさすがに……なんぼ……」

高須「まーあ、そうねえ……二人連れて歩くのはこれ大変やでー…… !!」

松本「二人連れるけど、どっか呑みに行っても
店には入ってくるけど、あの、違うテーブルで……」

高須「呑んでると。――なるほどな。それやったら気ィ使わんでもええか」

松本「……でも、なーんかいうたび目ェ合うやろなあ」

高須「いや分からんで。もうキャッキャ言うて騒いでるかも知れん」

松本「はははははっ!」

高須「"お前ちょっとこっち見とけよ、お前"みたいな」

松本"松本来てんで!"なんか言うたりなんかして……」

高須「はははっ !! 女の子になあ。分からんで、もうグデングデンなってもうて」

松本「はははははっ!」

高須「"松ちゃ〜ん!"言うて手振ってくるヤツかも知れん。
――"イタイなあ、お前!"みたいな」

音楽:瀬戸の花嫁/小柳ルミ子

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老い

2002年09月19日放送

第五十一回目は、高須ちゃんの四級船舶からスタートして、「北の国から」の最終回批判、年寄りの若者迎合の醜さ、鼻につくことの害へと続き、離婚の慰謝料からCMへ。明けてもしばらく同じテーマ、そして新たなお笑いデビューのルート、吉本興業の実態とひ弱い警備員、松ちゃんのド偉い失敗に、木村氏の同じような失敗が続く。更に、同じ話題を二回してしまうことの恥ずかしさ、スタッフの顔を覚えるということ、若手時代の木村氏とある有名なオカマに関してと、記憶と老いにまつわる一回だった。

お気に入りトーク「吉本の警備員」

高須「こんなもんアカンで!一流企業や。一応な、一部上場会社やで ?!」

松本「そらそうやわ……」

高須「そこに、一応社員でもない俺がスッと入ってしまうのは……」

松本「ホンマやなあ」

高須「"どないやねん!"言う話で」

松本「……もうスカスカやなあ、もう……」

高須「スカスカや!――ほんでそんなん言うたら
やっと今年の春ぐらいに、入り口にひ弱そうな警備員が付いたんや」

松本「物スゴイひ弱いな」

高須「寝てるもん、たまに」

松本「……あれは物スゴイひ弱いな」

高須「ひ弱いやろ ?! ……はっはっはっ !!」

松本「ははは……」

高須「それがやっと付いたんや。でもな?
勢い良く"おはようーっす !! "って言ってたら、あんま止めはれへんねんもん」

松本「うん」

高須「"あ、これ会社の人や"思って……」

松本「ははは……アレ、何やのん、アレ……」

高須「――あれは、警備員さん

松本「はっはっはっ!」

高須「物スゴイひ弱い!……ビックリするわ!」

松本「ビックリするよなあ!」

高須「俺、こんなん……強盗入ってきたらやなあ、この人で……
"お願いしまーす !! "言うて、この人に……頼られんわあ!これ!」

松本「ははははは!」

高須「……ていう人がおるよなあ?」

松本「ヒドイ!」

高須「ヒドイよなあ ?!」

松本「ヒドイ!」

高須「人のエエ顔してんで、またそんで……」

松本「アレはヒドイな!」

高須「アレ、普通ムスッとしとかなアカンやろねえ ?!」

松本立ち読みもやめさせれんな

高須「ははは……立ち読みもヤメさせれん、アレは……」

松本「はっはっはっはっはっ……」

音楽:すきま風/杉良太郎

052

男と女

2002年09月26日放送

第五十二回目は、先週から「老い」を引っ張って、女の発育のピーク、世間の老いのスピード、父親と娘・母親と息子の関係性、松ちゃんのオトンの恋から、老人の性、「男と女も浮気は一緒」との女に対抗する松ちゃん決めの一言、CMを明けては、高須ちゃん今生の間違い、白髪など肉体的な老い、お店や喧嘩など世の中のちょっとした裏技、北朝鮮の拉致問題・工作船と続き、再びテーマは戻ってお金の隠し方、禁煙方法、浮気をばらさない方法と、裏技トークが続きエンディングへ。

お気に入りトーク「喋り馬鹿」

高須「エライもんで、自分よう喋ってんなあ!
昨日もガキ観とったけど。ガキも喋り、ここも喋り……」

松本「まーぁ……」

高須「喋り馬鹿やな、もう」

松本「……"しゃべり場"かいな ?!」

高須「いや、違うやん……」

松本「……こういうのんね……ホンマにやめよう思うねん……」

音楽:ファイト!/中島みゆき

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