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自由惑星同盟/第13艦隊/その他の将兵

サックス少将
中級司令官・艦長

ハイネセン行きの「上り線」で艦長を勤める男。厳格な人物で官僚的秘密主義的な面があり、ラフさが売りのヤン一行を訝しく思っていたが、ドールトン事件には結局何も為すところがなかった。危機対処能力に欠けるが故に国内輸送船団の団長止まりと評されている。リンツのディフォルメ人物画には、「他人の意見に対して両耳を塞ぎ、目を閉じ、歯を噛みしめている姿」として描かれていた。

ラン・ホー大佐
中級司令官・艦長

ハイネセンからの「下り線」で艦長を勤める男。捕虜を送り返してイゼルローンに戻る際、ヤン一行を乗せた。中々に気さくな人物で、操艦を妨げない限り自由に振る舞うことを許してくれる。行きのサックスとは異なり、尊敬するヤンたちの船室に艦長自ら赴くこともあった。善良な人物だが胆力はさほど無く、ネプティスでの反乱の報に取り乱す一幕も。イゼルローンに着いてからはヤンに「名鑑長」と称賛され、しばらくは要塞に留まることとなった。座乗艦はカルデア66号

ジーン艦長
中級司令官・艦長

ジーン、またはジェーン。イゼルローンを脱落したムライの次に記されている名前で、要塞での席次は高いものと思われる。キャプテン、と英字で刻まれていた。

J・ギブソン大佐
中級司令官・艦長

回廊内の哨戒任務にあたる指揮官。ヤン不在を理由にキャゼルヌから戦闘回避を厳命されていたが、ガイエスブルグのワープアウトに遭遇。要塞を眼前に急速後退した。ちなみにアニメ版では若干役回りが異なり、役目を全てニルソンに持ってかれている。部隊旗艦はヒスパニオラ。所属艦艇にコルドバ

コリンズ大佐
隊長・実践指揮官

イゼルローン駐留軍のMP。麻薬中毒とおぼしき夜勤明けの兵士が民間人経営の店で暴れた際、朝食をとっていた彼が人質にされる。シェーンコップ曰く「独創性のない事件」だが、この解決にはローゼンリッターがあたった。

リンクス技術大佐
技術者・技術士官

イゼルローン要塞の工作部隊指揮官。ヤンが要塞を放棄する際、爆弾の設置にあたった。これらは水素動力炉、中央指令室など要所にセットされ、シュムーデによる解体を待つ。

ニルソン中佐
中級司令官・艦長 データ

ユリシーズの艦長。「じゃじゃ馬」艦のクセを知り尽くす男で、なかなかにオシャレな言い回しを得意とする指揮官。優秀にして強運、捕虜交換の使節を発見したりなど、敵と真っ先に遭遇することに懸けては不名誉ながらも第一人者だった。ヤンとの縁は古く、第4次ティアマトの陽動作戦のときから彼からの信頼は厚い。ラグナロック発動に近く、親不知の痛みから不機嫌になっていたが、「ごついおっさん」だけに、その不機嫌の所以を聞く者も聞かされた者も少なかったのだろう、部下たちはその事情を「昇進が見送られたから」、「夫人といさかいをおこして一方的に負けたから」、「カードでポプランにカモにされた」、「カモにしたのはシェーンコップだ」、などと様々に噂していた。ロイエンタールのイゼルローン要塞攻略に際し哨戒任務中それら大艦隊を発見すると、即座に逃げ帰って司令部に報告を入れる。

「もっと正確に報告せんかッ !!」
「急速後退しろ !! 時空震に巻き込まれるぞ !!」
「さっさと逃げださんか !! グズグズしているんじゃない !!」
「そらそら! タチの悪い運命が、軍艦に変装して近付いて来ますぞ!」

アサドーラ・シャルチアン中佐
中級司令官・艦長 データ

ヒューベリオンの艦長。艦隊の指揮能力は不明ながらも、艦長としては申し分ない男。鋭角的な顔立ちを持つ。メルカッツを前に「ヤン提督以外の方を司令官としてお迎えしようとは思わなかった」と語るが、自分の職責を口にする率直な態度を老提督は不快には思わなかった。艦レベルの指揮に関してはヤンから全てを任されており、バーミリオンでは旗艦の突出を抑えている。

ゼノ中佐
中級司令官・艦長

レダIIの艦長。査問会に赴くヤンをハイネセンまで届け、その最中に入ったニュースに慨嘆を漏らす。一介の巡航艦の艦長だけに、新兵達の命が事故などで無為に失われることが耐えられなかったらしい。パイロットの養成費用をヤンに教え、後方管理の杜撰さに怒っていた。帰還時には敵哨戒部隊に発見されてしまったことを後悔、「これで奇襲はできなくなった」と語るが、ヤンはむしろそれを利用して帝国軍を封じている。座乗艦はレダII

エダ少佐
中級司令官・艦長 データ

【ちょっと待ってね】
・イゼルローン要塞・ヤン艦隊所属。「トイレを壊された戦艦」・ユリシーズの艦長。
・ザグレウスの修理の指揮を採る。

ルイシコフ中佐
中級司令官・艦長

レダIIの艦長。ゼノの後任。回廊の戦いの後、会談に赴くヤンを乗せた。帝国艦の接近に伴い警戒態勢をとるが、それから地球教徒のテロによっての生死は不明だ。

ウノ少佐
中級司令官・艦長

ヤン艦隊の補給担当士官。帝国領侵攻に際し、補給の負担に耐えかねヤンに抗議する。食糧のみを求める帝国領の民衆に八つ当たりの矛先を向け、「連中を養うために我々が餓えるのか」と憤った。コミック版では黒目がない !!

ピアッツィ大尉
隊長・実践指揮官

フィッシャー分艦隊に所属する艦の指揮官。ユリアンが強奪した帝国艦に、完全武装で乗り込んだ。兵員は彼以下60名、フィッシャーの慎重さを示す物々しさだった。

チェイス大尉
隊長・実践指揮官

イゼルローン要塞の偵察グループ・FO2の指揮官。ムライが組み立てた、2000組の先遣偵察隊のうちひとつを率いる。バーミリオンに先立って敵主力艦隊を発見し、これを司令部に報告した。ちなみにブラウヒッチ側もこれを捕らえていたが、見逃されている。

トダ大尉
隊長・実践指揮官 データ

ヒューベリオンの整備主任。帝国領侵攻において部下がポプラン機の照準を12度狂わせ、彼から殴り掛かられた。いらぬ冗談は神経を逆撫でしたようである。これはシェーンコップ(コーネフ)に止められるも、以降の登場は無かった。名前からして日系と思われるが、大尉っちゅうより鬼軍曹といったカンジ。

イブリン・ドールトン大尉
副長以下のクルー

ハイネセン帰還の際の船団航法士官。愛人への復讐を企図して航路データを改竄すると、船団を愛人もろとも恒星に突っ込ませんがため行動を起こした。武器を持って緊急管制室に立て篭もり、ヤンたちに挑んでいる。同室だったフレデリカによると、彼女の愛人は妻がありながら結婚を餌にドールトンに近付き、軍需投機家と結託した不正行為に巻き込ませた上に帝国軍へと身を投じたらしい。ヤンの魔術に追い込まれて自決するが、ヤンの読みでは「彼女は全てを承知の上だった」とのこと。遺体は宇宙葬に臥された。彼女のこの行為によって、船団は一週間の遅れを余儀なくされている。

フィールズ中尉
副長以下のクルー データ

不沈艦・ユリシーズのクルー。艦長・ニルソンが不機嫌な理由を、「片想いの恋人・ユリアンがいなくなったから」と創作して、聞いた者を抱腹絶倒させた。ガイエスブルグのワープアウトを前に半ば狼狽しつつ報告をする。

エド
副長以下のクルー

ヒューベリオンのクルー。砲撃担当。トリューニヒトの演説に毒づき、ヤンを「変わった司令官」と認める。ハズキのトゥール・ハンマーと駐留艦隊に関する説明に「どっちも相手にしたくないね」と笑った。その後、帝国駐留艦隊に降伏勧告をする。ドーリア近く、かなり後まで艦にいたようだ。

ハズキ
副長以下のクルー

ヒューベリオンのクルー。索敵担当。ヤンを「話せるじゃないか」と認め、統合作戦本部ビルから出る彼に「敬服できる指揮官」と認めた。イゼルローン急襲を「前門の狼、後門の虎」と例える。

サイモン
副長以下のクルー

ヒューベリオンのクルー。通信担当。真面目な人物。艦隊結成式典に臨み、エドたちを「私語は禁止だぞ」と諌める。第 7次イゼルローンでは、ハズキの説明に「バレたら終わりか」と青ざめた。ヤンの下で戦えることを喜び、彼の退役を止めようとしている。

モーリィ
副長以下のクルー

アスターテ時、ポプランが乗る艦の女性航宙オペレーター。スパルタニアン発進の手筈を整え、出撃直前のポプランの口説きにも応じている。彼曰く「キミのベッドでパーティしようぜ」とのこと。

A下士官
一般兵・パイロット

ミスCを巡って以前からB下士官を不仲だった人物。一説によれば、イゼルローンの幽霊騒ぎの際にユリアンたちが助けた盲腸炎の男と同一だという。アムリッツァの前後に喧嘩沙汰を起こし、以来二ヵ月間に渡り隠れていたあの食料泥棒である。

B下士官
一般兵・パイロット

以前からミスCを巡ってA下士官と不仲だったが、イゼルローンに来て再燃。しかしここで彼はミスCに嫌われ、弾みで射殺されてしまうことに。

ミスC
一般市民・非戦闘員

イゼルローン初の殺人事件の犯人。恐らくはバーのホステスか何かと思われる。A下士官、B下士官といて、彼女は後者を撃ち殺してしまった。

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