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旧銀河帝国/銀河帝国正統政府

ヨッフェン・フォン・レムシャイド伯爵
政治家・指導者

銀河帝国正統政府の国務尚書。フェザーン駐在の高等弁務官としてルビンスキーと渡り合い、また帝国側からの情報を密かに同盟へ流すなど反ラインハルト的行動も行なっていた。旧王朝崩壊後もそのままフェザーンに留まるが、ケッセルリンクの口車に乗せられ、銀河帝国正統政府の未来なき首班となる事に。自らを「忠誠派の盟主」を称してエルウィンヨーゼフII世を擁するが、宰相の地位を名乗らず自らを国務尚書に止めたのは、表向きは遠慮としつつ本心としては本国内の貴族たちとの対立を避ける意図からだという。しかしプランがどうあれラグナロックを前に名ばかりの政府は崩壊、そのまま混乱へと巻き込まれ、メルカッツのヤン艦隊復帰も彼の目からは自分を見捨てる行為としか映らなかったようである。同盟降伏後は、ロイエンタールに私邸を包囲されて自決した。彼は誇り高き帝国貴族の生き残りのために、敢えて自殺のための時間を与えている。黒狐は地下に潜り陰謀を巡らせたが、白狐は誇りに殉ずる以外の道を知らなかったようである。

「皇帝陛下の御為にもか……」

ラートブルフ男爵
尚書・委員長

銀河帝国正統政府の内務尚書。ラグナロック発動後の一発目の閣議には出席、暴言を吐くホージンガーを怒鳴り付けた後で周囲を見渡すが、賛同者は一人もいなかった。彼が怒鳴ったのはこの酔っ払いではなく、幼帝を取引材料にしようとする自分自身の良心や羞恥心であることを知るからこそ、誰一人口を開こうとはしなかったのだ。翌日、彼もまた失踪する。

シェッツラー子爵
尚書・委員長

銀河帝国正統政府の財務尚書。ラグナロック発動後は、新年早々の閣議にも欠席、このとき既に逃げだしたものと思われる。その後、ロイエンタールらによって逮捕された。

ヘルダー子爵
尚書・委員長

銀河帝国正統政府の司法尚書。ラグナロック発動後は、新年早々の閣議にも欠席、このとき既に逃げだしたものと思われる。その後、ロイエンタールらによって逮捕された。

ホージンガー男爵
尚書・委員長

銀河帝国正統政府の宮内尚書。ラグナロック発動後の一発目の閣議に、酒瓶片手に出席。失う名声すら自分にはないことを皮肉り、レムシャイドらにクダを巻いた。翌日、彼もまた失踪する。その後、ロイエンタールらによって逮捕された。

カルナップ男爵
尚書・委員長

銀河帝国正統政府の内閣書記官長。ラグナロック発動後の一発目の閣議には出席するも、翌日には失踪していた。フェザーンの資金援助無しに皇帝を守る術を案じる。その後、ロイエンタールらによって逮捕された。

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