同盟における兵站部門ナンバー・ワン。今次会戦では物資中継の卸問屋のような任務を担い、ヴァンフリート4=2基地の司令官を勤める。後方勤務が長かったため帝国軍の意図不明な侵攻を前に狼狽した。シェーンコップから見ても「無能ではないが戦闘指揮には向かない」と同情すらされ、ラインハルトによって捕虜とされる。ちなみに同盟軍では最高級の軍官僚だったらしく、その穴埋めにはキャゼルヌが用いられた。
セレブレッゼの副官。鼻は少し大きいが、襟足の長い男前。帝国軍の侵攻に対してローゼンリッターを使おうとする上官に、異論ありげな表情を示した。
シェーンコップの恋人。頭の良い自立心のある女性だが、それを声高に売り物にすることもない。シェーンコップとの絡みシーンで、リューネブルクに関する噂を披露した。離婚歴がある。八割の整然と二割の雑然が調和した個室をシェーンコップは心地よく思っていたが、帝国軍の侵攻により、基地のオペレーションルームで射殺されてしまった。