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新銀河帝国/新領土弁務官府/レンネンカンプ艦隊

ヘルムート・レンネンカンプ大将
軍幹部・高級将校 データ

レンネンカンプ艦隊の提督。かつてイゼルローン攻防戦において、クルムバッハに追われる部下・ラインハルトを公正な措置で逃がし、軍部に「やんごとなき身分」の介入を嫌うこの誠実な態度が、後日彼の眼に留まったものと思われる。リップシュタット以降ローエングラム軍に加わり、イゼルローン方面軍としてロイエンタール傘下。ヤンの腹を予測するロイエンタールに反して攻撃ばかりを主張し、ケンプ同様の戦争屋として、その硬直した思考を笑われた。その後バーミリオンの前哨戦において再びヤンに敗北すると、ハイネセン降伏後は高等弁務官として同盟領の直接統治を委ねられている。しかし二度の敗北からヤンを見る眼を曇らせてしまい、オーベルシュタインの策に乗ってヤンの監視・身柄引渡しを政府に要求したところ、ローゼンリッターが政府に反抗という予想外の事態が発生。拉致された先でヤンとレベロが一緒にいる場面を目撃するに到り、自分が売られたことを知って自殺した。二階級特進もならず、その葬儀すら密葬という形をとられている。とにかく軍人然とした軍人で、軍隊から一歩外に出た世界は見えない。上に忠実・下に公正という優秀な男で、次代の「帝国軍の双璧」といわれる部下まで輩出したが、オーベルシュタインの言う通り、不幸にも「ヤンは彼の部下ではなかった」。嫉妬と功名心に駆られ、焦った挙げ句の失敗であろう。ちなみに年齢はまだ30代というが、彼がそのまま年老いたとしたらどんな顔になっていたのだろうか?生前の彼の理想は「よき軍隊」。「不正や反抗がおこなわれず、上官は部下を慈しみ、部下は上官を尊敬し、僚友は信頼しかつ助け合って共通の目的へと前進する」ことを望み、これを少なからず実行した事で相応の尊敬と信頼の念を寄せられていた。艦隊旗艦はガルガ・ファルムル

ウド・デイター・フンメル補佐官
副官・補佐官・侍従

レンネンカンプの首席補佐官。石井一久似の紳士。非独創的ながらも法律に詳しく、行政処理能力に優れる。勤勉さから上司にも好まれていた。バーラトの和約や同盟の法律の抜け道に通じており、レンネンカンプにヤン打倒の策を授けている。そのやり口は知能犯罪者に通じるものがあり、実は危険この上ない存在だった。しかしヤンの行方が途絶えて彼の英雄としての象徴化が始まるに到っては弁務官府に隠れ込んでしまい、レンネンカンプ亡き後はロックウェルにレベロ殺害を教唆。後これを「皇帝陛下のお手を煩わせぬため」と語ったことがラインハルトの怒りに火を着け、更迭された後はオーディンに送られた。ちなみに裏ではフェルナーと通じ、上司の言質や勤務ぶりを報告していたという。

ノルドハイム准将
軍幹部・高級将校 データ

【ちょっと待ってね】
・レンネンカンプ艦隊の参謀長。

ザーム中将
軍幹部・高級将校 データ

レンネンカンプ配下の弁務官付首席武官。レベロ拘束の報を上官に伝えて実戦部隊の指揮を採った他、レンネンカンプ誘拐後は彼の姿を求めて血塗れのビルを走り回る。エレベーターが落とされたとの報告を受けて歯軋りした。レンネンカンプ拉致後は弁務官府のリーダーとして苦々しい表情で執務にあたり、皇帝への報告書を纏めている。

ラッツェル大佐
軍幹部・高級将校 データ

レンネンカンプ艦隊の将校。レンネンカンプの人選ミス。礼儀正しい男で、ある意味ヤンを信頼し、ある意味裏切られてしまった。密告者による偏見からヤンの監視を強めるレンネンカンプを諌め、逆に密告者を弾劾する。ミュラーとは旧知の間柄で、レンネンカンプの施政の実態を暴露していた。

ブールダハ
副官・補佐官・侍従 データ

レンネンカンプの副官。鋭い表情の男。ハイネセン着任時から上官と共にあり、ヤン逮捕の陰謀にも加担。更に事態が進むに到っては、シュタインメッツ艦隊の動向を監視するよう命ぜられていたようだ。ローゼンリッターによって殺害される。

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