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新銀河帝国/ワーレン艦隊

アウグスト・ザムエル・ワーレン上級大将
軍幹部・高級将校 データ

ワーレン艦隊の提督。ラインハルトの艦長時代に副官としてあったところを認められ、後に彼の下へ馳せ参じる。アムリッツァでは僚友のルッツと共に、帝国全軍・キルヒアイスの下でと二重の武勲を立て、リップシュタットでは別働隊の副司令官としてキフォイザーを奮戦。その後ラグナロックの前哨戦では不覚にもヤンにしてやられ、液体水素の爆発で艦を多数失う失態を見せる。しかし敵の動きを探る冷静さを保ち、最悪の事態は免れていた。汚名返上の機会と与えられた地球討伐の作戦においても更なる沈着さを見せ、狂信者の襲撃により致命的なダメージを受けても執念で復活。左手を失った苦痛と毒に耐え、これをやり遂げる。しばらく療養が続いたが、ルッツの敗北により復帰を遂げると、爆発テロの際も義手の不調から難を逃れ、ロイエンタールの叛乱では第三陣としてミッターマイヤーの下で戦った。義手を吹き飛ばされる程のダメージを旗艦に負いながらも指揮を続け、「艦橋に差し日」という死亡フラグを乗り越えて見せる(絶対死んだなと思ったのに)。ハイネセン鎮圧ではオーベルシュタインとビッテンフェルトの仲介をミュラーに任せ、彼は両部下の激発を抑止。装甲車からの眼光だけでこれをやってのけた。まさに「剛毅」の二文字が相応しい男である。しかし迎えたシヴァの前哨戦ではヴァーゲンザイルの尻拭いでメルカッツに脇腹を襲われ、トゥール・ハンマーにより大ダメージ。最後の舞台たる本戦には参加できなかった。とにかく守勢、というより逆風やプレッシャーに強い提督で、ある意味彼こそが真の「鉄壁」といえよう。ミュラーと比べても生涯防御率は低いに違いなく、きっとヤケ酒やヘボ麻雀とも無縁な男だったろう。私生活では妻と死別した寂しさはあるが、幼い息子と祖父母は健在である。ちなみに体制に左右されない職人的な働きぶりからだろうか、PS&SS版ではリップシュタットに行き易い。艦隊旗艦はサラマンドル

「してやられたわ…… !!」
「一度失ったものを、もう一度失っても別に不自由はせんよ !!」
「さて、これで悪運を切り離したぞ! 恐れるものは怯懦のみだ !!」
「……撤退させろ !!」
「いけるか――?!」

ライブル中将
軍幹部・高級将校 データ

ワーレン艦隊の参謀長。地球教本部の制圧作戦に参加する。地球討伐時は、装甲擲弾兵の投入を提言した。

ビュルメリンク中将
軍幹部・高級将校

ワーレン艦隊の参謀長。第2次ランテマリオ以降その地位に就く。ロイエンタールの攻撃で義手を吹き飛ばされた上官を気遣った。

カムフーバー少将
軍幹部・高級将校 データ

ワーレン艦隊の幕僚。シヴァに先駆けた戦いにおいてはイゼルローン回廊への突入を主張するが、冷静なワーレンはこれに同調しなかった。「一少将」と記述され、上官も彼にどうこう何も無かったことから、ただの一幕僚に過ぎないものと推測される。上官以上に性急な性格で、ワーレンから「慌てるな」と釘を刺される場面すらあった。

クライバー准将
軍幹部・高級将校 データ

ワーレン艦隊の情報主任参謀。地球討伐に計画段階から大きく携わるが、その堅固な天然要塞を攻め落とす術までは考えつかなかったようだ。実行においては本部と実戦部隊との繋ぎ役を果たす。記憶力に優れ、ワーレンの「義手の士官」という一言でその名前を言ってのけた。

ドゥンケル大佐
中級司令官・艦長

サラマンドルの艦長。ワーレンからも強く信頼される腕を持ち、特有のカギヅメを用いた山上着陸をやってのける。自ら操舵桿を握ってのカウントダウンはとても勇ましい。

コンラート・リンザー中佐
隊長・実践指揮官 データ

ワーレン艦隊の将校。かつてはリップシュタット連合軍の輸送艦隊にあり、リッテンハイム逃亡に巻き込まれ右腕を負傷。迫る敵艦隊を前に「人道に基づいて救助されたし」の電文を送るに到る。忠誠を誓った主君への思いは複雑で、「敵を救うのが人道なら、味方を殺すのは何と呼ぶべきだろう」との疑問を抱いていた。降伏後はキルヒアイスに面会を求め、要塞内部への降伏勧告を買って出るが、ラウディッツの自爆によってその機会は訪れていない。その後ワーレンに引き合わされてからは彼の傘下として、上官からは「義手の士官」として覚えられていた。二個大隊を率いて地球教本部に突入し、これを制圧している。座乗艦はデューレン8号

ハウフ少佐
副官・補佐官・侍従 データ

ワーレンの副官。職責に相応しく、ナイフを持った地球教徒の接近を怒号をもって上官に知らせた。その暴漢の尋問にも携わり、後に爆弾テロ後の見舞いにおいては、ワーレンからボルテックの部屋を任されていた。ハイネセン駐留時には更に実務的な任務に就き、エルウィンヨーゼフの死を上官に伝えている。

「提督ゥーッ !!」

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