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旧銀河帝国/末期官吏

ボーデン侯爵
官僚・警官・公社職員

フリードリヒIV世時代の宮内省高等参事官。ベーネミュンデ自裁に立ち会う。インク瓶を避けたブラウンシュバイクを受け止めた、カルテナーにすがりつかれる。

カルテナー子爵
官僚・警官・公社職員

フリードリヒIV世時代の侍従次長。ベーネミュンデ自裁に立ち会う。ベーネミュンデの投げたインク瓶を、かわしたブラウンシュバイクに倒れ掛かられた。

シャーヘン伯爵
官僚・警官・公社職員

フリードリヒIV世時代の皇宮警察本部長。毒入りワインを片手にベーネミュンデの前に進み出るが、彼女が周囲を弾劾したことで責務を忘れてしまう。「自分では冷徹だと信じる口調」で罪人を黙らせると、部下を従えその口にワインを注ぎ込んだ。事務的な職業にあって数名の部下も従えているが貴族は貴族。アニメ版では、それとよく判る風貌をしている。

オレンブルク医学博士
官僚・警官・公社職員

フリードリヒIV世時代の宮廷医師。ベーネミュンデ自裁に立会い、義務感の仮面でその逝去を一同に知らせた。手首の脈、鼻孔、心臓の鼓動、瞳孔の順に検査し、それを二度繰り返す。

グレーザー博士
官僚・警官・公社職員

フリードリヒIV世時代の宮廷医師。権力とカネ目当てにベーネミュンデに従うが、「それだけ」を彼女のとりえとして本心は大嫌い。夜中にこっそりと訪ね、数々の陰謀に荷担した。ヘルダーにクルムバッハ、黒マントの男と持ち駒は豊富で、遂にはアンネローゼに恥をかかせるため、下賤の男の精を探すことまで命ぜられている。しかしある程度のカネを吸い出したあたりで怖くなったのだろう、思わせぶりな手紙をラインハルトや各部尚書たちに送り事態の解決を待つと、ワイツを前に全てを告白。ベーネミュンデを売り払って安全を買った。女性のスパイ秘書官をメイドとしてベーネミュンデ邸宅に入り込ませているが、悪の人脈の広さといい実行力といい、背後に何か大貴族的なものがついているのかも知れない。

コルヴィッツ
官僚・警官・公社職員

フリードリヒIV世時代の宮内省官吏。アンネローゼを見出した功で、皇帝から多額の褒賞金を賜った。以来彼女に仕えるよう指示され、アンネローゼには親身になるが、ラインハルトはちょっと苦手。どうやらアンネローゼを連れ去る際に口にした「喜べ!」こそが、あの金髪の少年から恨まれる直接の理由らしい。皇帝とアンネローゼとの間に子供が無い事を残念に思っていた。「未来の皇帝」ラインハルトを恐るべき人物としてプレッシャーを感じていた以上、ニュータイプ能力はバツグンかも知れない。

コルヴィッツ夫人
一般市民・非戦闘員

コルヴィッツの妻。宮中での数少ないアンネローゼの友人。夫から、アンネローゼを見出したときの有り様を幾度も聞かされる。

ケプナー
特務兵・工作員

フレーゲルに雇われた刺客。ベーネミュンデと共にアンネローゼ誘拐に携わる。バロンマスクをかぶってキルヒアイスたちと銃撃戦を繰り広げるが、暗闇に紛れ逃亡した。その後はフレーゲルによって抹殺されたものと思われる。コミック版にもそれらしい人物が登場するが、こちらはベーネミュンデに忠義の執事の青年。彼女を愛する余り、この計画に携わる。ヴェストパーレに見抜かれ、毒を飲んで自決した。

拷問係
特務兵・工作員

社会秩序維持局の職員。「社会奉仕」の名目で拷問を生業とし、その技術をひとつの芸術と自称するサディスファクション。フレーゲルに命ぜられミッターマイヤーの拷問にあたるが、活発な青年提督の足技にしてやられ逆にこちらが電磁鞭をくらってしまった。雇い主にはひたすらヘコヘコして、画面から消えている。ミッターマイヤーは彼の能弁を「よく喋る奴」と嘲っていた。

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