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自由惑星同盟/第15艦隊

ラルフ・カールセン中将
軍幹部・高級将校 データ

第15艦隊の司令官。豪胆をもってなる偉丈夫ながら、士官学校を出ていないことから長く辺境にあって陽の目を見なかった。しかし乱世にあって一個艦隊を任され、第 1次ランテマリオに参加。帝国軍の双頭の蛇を相手に奮戦するがこれには敗北し、引き続きバーミリオンにも参加するが、これにも活躍はならなかった。その後はビュコックの下で別働隊を率いマルアデッタを戦い、伏兵としてミュラーの心胆を寒からしめる闘将ぶりを発揮。それでも兵力の差は補いようもなく、敬礼したままの姿で炎の中に消えた。ちなみに資料によって彼の学歴は異なり、「出られなかった」と語る士官学校をキッチリ卒業したとするものもある。最期の台詞が感動的なだけに、彼には叩き上げでいて欲しいものだ。艦隊旗艦はデュオメデス

「おおっ! 撃ちまくれ! ここで全滅しても、無駄死ににはならんぞ !!」
「ワシは士官学校に行けなんでな……。これまで統合作戦本部のエリートさん達に対する意地だけで戦ってきたようなものじゃ。こんな時代でなかったら、到底艦隊司令官までは出世できなんだろう。それが、こうしてカイザーに肉薄するところまで戦えたんじゃ」
「――もう、充分じゃな」

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