No.075 は、運転手の聞き間違えでエライ場所に連れて行かれた鶴瓶ちゃんのエピソードから。続いて「素朴な疑問いろいろ」、風呂場のスリッパとカメラのシャッターの不思議、「日米安保とは」、蚊に刺されたあとの対処法など。中盤はウンコトーク。「便で字を書こう」、流れの弱い水洗便所について。そして後半は人間の死にまつわる話題。二人の実父の最後言葉や、「臨死体験とは何か」。長屋王の木簡、なぜか二人の背丈で " 8 メーター" を測ってエンディングへ。
(タクシーでエライ目に…)――「 "すいません西宮北口行ってください" 言うたら、阪急や思もたら、中国縦貫の西宮北口行きやがんねん。パッと起きたら山の中や! どないなっとんねん !! オレ深夜放送終わって、なんで山猿に会いに行かなアカンねん !!」
(『ぬかるみの世界』 に詳しい上岡さん)――「ぬかるみなんか聞きなはんな !! …あっ、わかった! ぬかる民やな ?!」
(いくら話術が高くても…)――「セックスの話したから言うて、起きまへんで。こんな男が二人喋ってんのに、そんなん見ながら何かします? 俺らの言葉に興奮して、"うわあ上岡さんの、ええわあ! 鶴瓶ちょっと黙っとけ、上岡さんもっと喋れえ! あああああっん! " …って、こんな男最低やで!」
(本当にあったビックリする出来事)――「石原慎太郎。アイツ、石原慎太郎と笑いながらマミー飲んどんねん。石原慎太郎もマミー飲みながら、ウチの大崎とアハハって笑いながら話してる!」
(アレで字が書けます)――「笑瓶いうて、ウチの一番弟子に、"何ですか? " … "【も】 が書けた! " って言うたら、ウォエエエって! …【も】 書けましたで! 日本広しといえども、ウンコで 【も】 書いたの俺だけや!」
(オトンの最期の言葉)――「尿瓶あてて、シーッ…シーッって言うたら "ええもう! 自分の間ァでするっ !! " 言うて、自分の間でシーッとしましたわ。それが最期ですわ。"自分の間ァでする"…」
(魚には学習能力が無いのか)――「鯛なんか、何万年も釣られとんねんでアレ !! アホとちゃうか、"一番高い" って人間におだてられて、高いぞーって言われるから、おんなじとこ行って網かかっとんねや。アホやがな」
(貴重といわれる物質は本当に貴重なのか)――「ダイヤモンドなんてな少ないって言われるでしょ? だからこそ貴重品なんでしょ。ところが島根県の時計屋さん。東京の宝飾店。仙台の時計屋さん。どこ行ってもダイヤモンドなんて店にいっぱいあるがな。ホンマは仰山あんのちゃうか ?」 , 「ガソリンでもやなあ、今の日本の各車の中のタンクに入ってるガソリン集めてみい? みんな大概平均すると 20 リッターぐらい入ってんのちゃう ? それが何万台ある? 日本に自動車が。仰山あるがな。そしたら平均 20 リッターとしてやな、20 リッター×仰山……計算できるかえ !!」
(蚊の殺し方)――「腕を刺しにきよったところをギュッと筋肉に力入れたら、針が抜けんようなって蚊が止まるっていうね。ゆっくりとパーンと叩いたらええ」
(素朴な疑問)――「 2 キロの肉たべたら 2 キロ肥えるかな?」
(ウンコが流れない恐怖)――「必ず、流れるか流れないかいっぺんテストしますから。タンク式でもいっぺんテストする。流れるよし! と思もて…待てよ? これが最後で流れへんかったらどうしようと。ほいでもっぺんやってみる。二回流れりゃ大丈夫!」
(お父さん最期の言葉)――「いっぺんコタツから出て、ガチャガチャっと MBS に変えて、もっぺん座って、で、死んでるわけや。六時十何分かな? で、六時までは相撲観てたのは確かや。その時に、朝潮を応援してたからね、同じ高知県で。で、家の人は最期の言葉として、"おい、今日も朝潮勝ったぞ…"とこう言うたらしい。ということは、逆算すると、ウチの親父の最期の言葉は "朝潮勝った" 」
(鶴瓶の寿命)――「僕のが長生きするでしょう。僕がキミの葬儀委員長やったる。ようけ来るやろなぁ…!」
(龍太郎師匠にピッタリの CM といえば)――「何かないか。豊田商事かなあ。リクルート・コスモスかな?」
上岡「ウチの母親が死んだとき、僕は小学校六年でしたがね。
リンゴを食べようとして、持ってたリンゴがこてっ…と
落ちて死んだ」
鶴瓶「…ニュートンみたいな人でんな」
上岡「 (^^) ……あ、そうか」
鶴瓶「 "あ、そうか" って、喜んでる場合やあれへんがな…」
鶴瓶「何にちも、物言われへんでしょう?」
上岡「もう 【無】 やからね」
鶴瓶「 【無】 やけど、どれぐらい言われへんの?
大体どれぐらい? ずーっとでしょう?」
上岡「ずーっと。未来永劫」
鶴瓶「二千年も、もっとでしょう?」
上岡「二億年でもきかんよ」
鶴瓶「無限に、やろ?」
上岡「無限に、や」
鶴瓶「次の順番待ってんねやろ? 次に生まれ変わる…」
上岡「今の次はあらへん。死んだら無し。終わり!」
鶴瓶「…ある言うてはるやんか、丹波哲郎は !!」
上岡「………」
鶴瓶「ある言うてるやんかーっ !!」
上岡「丹波哲郎、見たんかいお前っ!」
鶴瓶「ある言うてはるやんっ !!」
鶴瓶「あれ、墨で書いてまんの?」
上岡「墨で書いてます、墨で」
鶴瓶「永いこと保ってますがな、墨…」
上岡「そうよ。しかも、木に墨で書いたのが土の中に。
このアジア・モンスーン地帯の
湿度の多いとこやから、保ったんやろねえアレ」
鶴瓶「そうそう。そのアジア・モンスーン地帯のね
湿度の多いとこやから保ったんですよ」
上岡「そうそう」
鶴瓶「今までのは切ってくださいね。
今までのは全部切ってください」
上岡「 (^^) …はい」
鶴瓶「あれ、何でああいう木に字を…」
上岡「木簡ね」
鶴瓶「木簡の字が残ってたかというとね。
この湿度の多いね、あのー、アジアのね
あの、モンスーンの地帯で。だから保ったんですよ」
上岡「そうですよー。中近東の砂漠ではああいうもんは
消滅してますし。クンタ・キンテには
口での伝承はあっても書物はありませんからね」
鶴瓶「ここ切ってくださいね。
――中近東の書物ではねえ
あんなもんは残ってませんし
クンタ・キンテの口では無理ですよ」
上岡「 (^^) まあな……。
ということは、我々日本列島の民族は
ありがたいことに、すぐ近くに、朝鮮半島ならびに中国という
偉大なる漢字記録文明の先祖がいたから――」
鶴瓶「………。」
上岡「これが我々に漢字という……」
鶴瓶「…ああああっ !! もっと切って切ってしてくれえ !!
ほんなら俺もずっとずっと頭エエように思われるわーっ !!」
1988年1月 |
||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |
1988年2月 |
||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 |
1988年3月 |
||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
1988年4月 |
||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
1988年5月 |
||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 | 31 |
1988年6月 |
||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
1988年7月 |
||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |
1988年8月 |
||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 | 31 |
1988年9月 |
||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
1988年10月 |
||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |
1988年11月 |
||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |
1988年12月 |
||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |