鶴瓶・上岡パペポTV
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PAPEPO FOREVER

What's PAPEPO
『鶴瓶・上岡パペポTV』とは、1987年4月14日から1998年3月31日にかけて、よみうりテレビ制作(日テレ系列)で放送されたトークバラエティ。昨今のお笑い番組に見られるような騒々しいテロップが一切無く、素材をそのまま切り出したような造りが特徴。今なお多くのファンが存在する。
笑福亭鶴瓶
1951年生まれ。六代目松鶴の十一番弟子として落語家デビュー。実体験を基にした鶴瓶噺には定評があり、ラジオパーソナリティ時代以来の根強いファンが多い。若手芸人のようないじられキャラから、映画俳優までこなすマルチタレント。ベーさん、ベー師匠の愛称で親しまれている。
上岡龍太郎
1942年生まれ。漫画トリオのメンバーとして漫才師デビュー。後年のファンからは『探偵!ナイトスクープ』の初代局長として知られる。切れ味鋭い毒舌家ながら、愛嬌のあるキャラクターが愛された。2000年をもって芸能界を引退。占い師・心霊にまつわるエピソードは今もって語り草。
No.426
1995/10/13

ライオン

No.426 は、「パペポ収録中にさかってるアベックを見た」という過日の報告と、震災を振り返り「災害報道が娯楽と化すとき」。愛車ボルボのアマゾンから、自動車トークへ。「縦横無尽な白バイを見た」、「縦列駐車はどうすればいいの」。続いて「薬の適正価格〜目薬は高すぎる」、「NO17を登録商標にしたライオンの知恵」を挟み、「柿も栗も美味しいですよ」、「公衆電話で失敗した〜あまり 10 円」、「フックさんのネコババ」、「便利なゴルフ道具・距離ピタ」でエンディングへ。

今日の鶴瓶噺

(電波の届かない所)――「DoCoMo いうやつ。全然かかりまへんで。どこも掛かれへんあんなもん!」

(龍太郎師匠と鶴瓶ちゃんとの違い)――「一回習うたら覚えてる人間と、一回覚えても忘れて、自分のルールで歩きたいと思う人間との差でしょう。…これはもう、頭が良い・悪いと思われがちですけども、そういうことじゃなく。…何笑うとんねんアンダラア !!」

(ついつい忘れて)――「オロナインなんか、二つも三つも買うてしまいませんか? 水虫の薬とか。こないだ買うたのにねえ。口内炎の薬でも。アレで薬局儲けとんねんあんなもん !!」

(目薬の成分)――「目薬なんか高いで。あんなんで 700 円。あんなん一リットル入りぐらいで…塩と水やろあんなもん !! ロートはようけ儲けとんで !! よう 700 円を取るという気になったなあ ?!」

(目薬は高いのに、歯磨き粉は…)――「その割りに、ライオンのチューブ歯磨き。なかなか終わりが来えへん。これまた安いがな! …なんでこれにケチになって、目薬にケチにならんねん。目ェというだけで、高級や思うとんねん。歯は、いつでも洗えたらエエと。…目は、ブヨブヨしてるからや」

(ライオンは何故はみがき粉?)――「それは分かるわ。歯が丈夫やろ? ライオンは歯が丈夫や。…ガオー…ガオー…。あんなんキツネやったら買わへんで? キツネとか、タヌキ。… "どうでしょう、【タヌキの歯磨き粉】! " って…」

(最近サイフを拾いませんねえ)――「昔よう落ってた。この頃の人間すばしこい。落としよれへん。昔の日本人ボーッとしとったんや!」

今日の上岡語録

(法規制前に、運転中の携帯電話を語る)――「この頃の免許試験場では、それを教えなイカンね。運転しながらの電話を。なあんかフラフラフラフラ行ってるなあ、女かな? …と思ったら電話や」

(駐車違反が減らないワケ)――「なまじ大阪人の運転テクニックが良いから、駐車違反なくならへんねん。ミナミの三津寺やなんや、あの辺りの駐車のヒドさやけども、みんななんとかすり抜けて行くでしょう」

(ライオンにまつわるトリビア)――「ライオンは、自分とこのマネされんために、"LION を登録商標にする" ここまでは分かる。"ついでに NO17 も登録しとかなイカン" と思って、これも登録しとる。だから NO17 という歯磨き粉は作れないんですよ。LION の綴りをひとつぐらいひっくり返って並べられたら、"ウチは NO17 でんがな、勝手にライオンと読んでるだけや" とニセモン出されたら困るから、LION と NO17 を一緒に登録商標にしたんやて」

(買ってきたミカンを選ぶ)――「ミカンでもそうやがな。山積みしてあんねん。みんな選ぶねん。…選ぶなっちゅうねん。一緒やっちゅうねん。八つあるうち、ひとつ食べるがな。七つになるがな。次また食べるがな。…どうせ食べんにゃろ ?! どうせ食べるやないかいな、いつか!」

(ネコババさえ無駄なこと?)――「一円は拾うたら損するんですよね。一円を拾うために屈んだら、今エネルギーを消化するのに 3 円 20 銭かかんねん」

法定速度は低すぎる !!

上岡「陰ひなたのある運転してんのキミは」

鶴瓶「いやいや…」

上岡「警官のいるところではスピード落とすけど
いてなさそうなところでは、出してんにゃな?」

鶴瓶「…いや、誰でもそうでしょう?

上岡「 (^^) …誰でも…」

鶴瓶「そんな、制限 40 キロのところを
ずーっと 40 キロで走ってたら、みんなに殴られまっせ?」

上岡「でも、それは違反してるわけでしょ?」

鶴瓶「違反って、アレ、制限速度もうちょっとあげなイカンわ」

上岡そうすると警察は儲からへんのですよ

鶴瓶「 (^^) …いや、そんなことはないけども…」

上岡「違反者をようけ作っといて
ここっちゅうときに捕まえられるようにしとかな
収入が減るんです」

鶴瓶「そういうこともありますわなあ…」

上岡「そういうことでしょ、多分。
それ以外、あの設定の仕方は考えられへんもん。
アレは国家公安委員長が決めてるんでしょう?」

鶴瓶「なんでそんな難しいこと言いまんねん !!
日頃の運転の話してんねやがな !!
なあんか、中国の兵隊みたいな格好して――」

※ この日の龍太郎師匠は、人民服風の衣装で登場

上岡「 (^^) ……」

鶴瓶「バラバラや、こんなん。
おんなじ人間の番組や思われへんわ!
画面半分に切ったら全然違う番組や!
僕が "ああそうですなあ" 言うても
そっちは "ニィハオファ〜ファ〜" やホンマに!」

上岡「だから、あの規則を決めてたヤツの
車の後ろを尾行したろうか思うんですよ。
"あなた自分で決めときながら
 何で速度を守らへんねん" ――と!」

交通警察 VS 恐怖の上岡龍太郎

上岡「僕は前に阪神高速で
パトカーに追い越されそうになったから
窓から手ェ出して停めたことある

鶴瓶「 (^^) …アンタ大胆やなあ!」

上岡「 "なんや" って言うから
"ここは何キロやと思もてんねん。
 僕が制限速度で走ってるのに追い越すいうことは
 それを超えてるいうことやないか。
 もしも超えたければ、ランプを点けてサイレン鳴らせ" と」

鶴瓶「おおー…」

上岡「それなら緊急車両やから
何キロ出してもええやろけども。
普通に走ってる以上は普通の車両やから
僕を追い越したらイカン。"後ろへ下がれー" 」

鶴瓶「うわあ… (^^) 」

上岡「ほんでずーっと走ってたら
後ろビターッと付いてくるから
もっぺん停めて "車間距離を取りなさい !! "」

鶴瓶「 (^^) ……」

お店の人に 10 円借りた鶴瓶ちゃん

上岡「 "ありがとうございました、
十円あまりましたー" って返したらええ」

鶴瓶「返されへん、こんなもん。さっき書いてあるのに…」

上岡「 "二十円借りました" って?」

鶴瓶「書いたのに、"十円" って書き直すの
ややこしいやん。これが物凄い悔しいわけや」

上岡ゴミ箱へポーンと捨てたらええ

鶴瓶「アホなこと言いなっ !!」

上岡「なんでえ」

鶴瓶「アンタおそろしい人やな !!」

上岡 10 円ぐらい捨ててもいいでしょ

鶴瓶「何を言うとんねん !!
軍服着てようそんなことぬかすな !?

上岡「 (^^) ……」

THEME SONG : I'LL BE THERE FOR YOU / THE REMBRANDTS

BEGINNING DIALOG : 「どうもどうもいやいやまあ、今日はですね。あの二本録りということで」

ENDING LETTER : ヒャッペラペン言うてるわ、なんて言葉知りません!

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