No.086 は、藤山寛美絶賛の「パペポのピンクの大砲」について。「上岡龍太郎の嫌いなモン」、「ケツ出してええか?」 の電話を経て、傑作「手偏を書いてください」へ。永いこと手偏の書き順を間違えていた鶴瓶ちゃんが、観客に当たりながらいろんな種類の "偏" を書いていった。ほか、「なぜ上岡龍太郎は新聞に載らないのか」、ちっとも道を覚えない淀川交通の尾上さん、キツツキが木をつつく本当の理由、巌流島における武蔵 VS 小次郎の真相、「鎖鎌でジャイアント馬場を狙う素人」など。
(三位一体の番組制作)――「師匠と俺と、この番組を作ってる方々とが。みんな一体になってこの番組を作ってる。でも、仲間じゃないんですよ。みんなが敵意を持ってるんです。だからええんですよ」
(鶴瓶ちゃんは慎重です)――「俺なんか絶対騙されへん。石橋叩いてまだ渡らんよ。石橋叩いて帰ってくることあるもん。"石や" と思って」
(好き嫌いは感性です)――「俺は、嫌いかなあと思ったらもう嫌いなんです。別に、"嫌い! " とは言うて帰りませんよ、アンタみたいに。でも、"この人はアカンやろなあ"というのは、それは親からもらった感覚というアンテナがあるじゃないですか。しかしね、"この人に騙されてもエエ" と思ったら、ナンボでも出しますよ」
(鶴瓶ちゃんが "りっしんべん" を書けた !!)――「お前ら殴ったろか…言うても大学中退や !! りっしんべん書いて "おおー" って…。俺は三十六にもなってりっしんべん書いて褒められても嬉しないわっ !!」
(手偏の書き順が違う !!)――「あのなあ、俺の性格知っとるやろ。出来上がりだけ見たらええねん !! イチイチ書き順見せるかえ !!」
(上岡龍太郎にサインを求める人が、おそるおそるなワケ)――「それは原因は分かる。アンタがコワイというのもあるけども、いつもポケットに手ェ突っ込んでるからや。…なあんか持ってんのとちゃうか…」
(方向音痴の運転手さん)――「夜中送ってもうて、六時四十分ぐらいに玄関出たら、そのオッサンうちの家の前で寝とんねんタクシーで。"どないしてん! "… "帰れない…" やて」
(自宅に珍客が)――「ピンポーンって押すから、"はいー" って出たら "とにかく水くれえっ !! " いうヤツ居てたんですよ」
(武蔵 VS 小次郎)――「アホやで小次郎も。あんなもんで殴られんな。アイスクリームのヘラみたいなので殴られやがって…」
(寛美の褒める、ピンクの大砲)――「実弾か空砲かワカランけど、ドーンと打ち上げて、これはもう打ち上げっぱなしでっせ、と。僕ら二人の話も、ドーンと言うだけや。でも、パッと見たとこ大砲やから。恐ろしいもんは秘めてる。で、なおかつアレがピンク色というところがいい」
(龍太郎の嫌いなモノ)――「僕ねえ、大体アホ嫌いです。それから嫌いなもんねえ、守備の範囲外にあるもん。巨人・東京・NHK 」
(騙されない方法)――「カネのことに関しては、まあ騙されないという自信はあるね。増やしたいという欲がないから」
(報道の不自由)――「話題の大きい小さいは、新聞社なりテレビ局がこれ大きいしようと思ったら大きなるし。世間に知らさんとこと思ったら、知らさんで済むような世の中やなあ。せやから、どっかから圧力かかって書けへんことは、無いことも同然や」
(圧力団体とそのバック)――「結局、新聞社にとって僕が圧力になってんのかね。僕のことを書くと、なにか、後が恐ろしいと思うのかね。…ここだけの話、親しい人が参議院におるからや」
(鶴瓶ちゃんが、ウグイスを口笛で)――「手ェ叩くほどのもんか !! こんなんで手ェ叩いてたら江戸屋猫八さん怒ってくるわ !!」
(ジャイアント馬場さんは暴力を嫌うモルモン教徒)――「リング上がっても、蹴らへんもんね。足上げて待ってるもんね。そこへみんなドーンとぶつかるから、あれはやっぱりモルモン教やね」
鶴瓶「 "至急電話欲しい" って言われてん。
……俺なんか子宮持ってへん。
……… (ぺこりと一礼) 」
上岡「………」
鶴瓶「たまにはこんなベタもいるかなあと思って」
上岡「………。
キミやから許すけど。
これが須藤甚一郎やったら怒ってるで俺」
鶴瓶「 (^^) ……なんでそんなとこに
須藤甚一郎がでてくんねん !!」
上岡「キライやねん」
鶴瓶「もうええがな !!
アウタヌーンショー終わった時点で
あのオッサンは死んだんや !!」
上岡「死んだの?」
鶴瓶「ええねやもう !!」
上岡「アホは嫌いやねん。
池田裕子も嫌いやねん」
鶴瓶「なんで池田裕子さんが嫌いやねん」
上岡「アホやからや!」
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