No.516 は、「雨の中ゴルフしてきた」という話題から、「土砂崩れの起きない山の崩し方」、「降水確率何パーセントからカサを持ちますか」。続いて「国名と首都名をおなじにしてほしい」、「震災間もなく本殿を建て直す神社の意識」、「目神山に祠を建てる鶴瓶」、「マイレージで苦戦」、「 【駿河】 という苗字を説明する難しさ」へと流れ、聞き間違いについて。「湯豆腐役人・ガッツ石松・吉野紅梅」。ほか、和田弘とマヒナスターズの思い出、東芝レコード・ゴールデンディスク賞の思い出。
(台風の法則)――「何で日本だけ台風くんの? こないに。大概日本だけ来るでしょう。日本を越えてから必ず温帯低気圧に変わるのよ」
(パペポで坊さんを斬った直後…)――「エレベーター押して、入ったら。袈裟着た坊さんばっかりのエレベーターに 20 人に囲まれながら… "この中でパペポ見よったヤツおれへんかなー…"思いながら、怖がりながら…。みんなもニヤニヤしてはるんですけど、恐ろしかったで…。あれ全員で拝まれたら死ぬで!」
(鶴瓶邸には神社があります)――「神様が彷徨うてはるから、一ヶ所におさめて欲しい、と。目神山やからね。……イヤやったがなー……。芝生のバーッとあるところにボーンと神社あんねん…。ブッサイクな家や! なんか胡散臭いがなー…」 , 「 "これは拝むようになります、誰かが" と。…岸和田の人が泣いて、酒持って拝みに来はったわ! なんや知らんけど! …なに泣いてはんねんこの人はーって。ホンマやでこれ! ……雇とてはんのかなあ?」
(祝詞)――「高天原にかしこみかしこみ… "申す" とちゃうねん。"まうすー" …。ネズミや最後は。… "まうすー! " ネズミや。俺いっつもアレ思うねん」
(馬鹿にはいつも困らされます)――「 "本名は? " … "駿河学と申します" … "はあ? " … "駿河です" … "は? " … "スズメのスやっ !! " ……ほんで出来上がってきたら "ツルガマナブ" …鶴やん! なんで鶴なっとんねん !!」 , 「またアホもいとんねん…。"あっ、鶴瓶って本名ですか? " …なんでやねん !! ほんなら何か ?! 笑福亭って、中華料理屋みたいな本名あんのか ?! もっと頭で考えて口出せえ !!」
(知人の間違い)――「 "デザートは、【吉野紅梅】 です" … "えっ ?! 【牛の交尾】 ?! " …そんなん、こんな所で…。クサイやん!」
(目薬の先端)――「あれ時々間違うて、グッと突くときあんねん。…もんの凄い涙出るから、もう要らんねん」
(災害報道)――「土砂崩れに遭うような家みてたら、"こら来るで" いうようなトコようけあるもんね。こんなとこ住むなよって…」
(台風上陸?)――「ワケワカランこと言うてたでしょ、こないだ台風の時に。"日本に再上陸しました" ってラジオとかテレビで聞いた。どこから再上陸したんかな思ったら、四国へいっぺん上陸して、瀬戸内海に出たんやけどもまた岡山に再上陸。…瀬戸内海スーッと抜けていく台風あんのかい!」
(宗教団体に感じる違和感)――「脆くも鳥居なんか崩れる、灯籠はガタガタになってる、本殿はグシャーッとなってる…ざまあ見やがれ思ったね、あの時。神も仏も無いものかと。あすこだけシャンと残ってたら"さすが、凄いなあ! やっぱり神仏に頼らなイカン" と思うけど、もうグッシャグシャに倒れてた」 , 「仮設住宅に何万人も居るのに、神社だけ建て直しやがったなあー全部! …どっから出したんやそのカネ。ようまだ仮設があるのに自分らだけ本殿立て直せるなあ!」 , 「うちの家は無宗教でしたから、ああいうことを、僕ら異常と思ってしまうんですよ」
(神だ仏だなんてウソです)――「ニューヨークの摩天楼といわれる何十階建てのビルの中に、ようけ会社が入ってるんでしょ。あのビルの上に鳥居なんか無いでしょう。多分」 , 「建物たてるときに神主さんが来て地鎮祭なんてやる。多分ニューヨークではやってないと思う」
(マイレージはわかりにくい)――「わかりやすう、オカネ送ってくれたらええのにね。何キロ券とかいうてるだけで、いっぱい貯まってくる…」
(肉体疲労時の栄養補給に !!)――「ビタミン剤なんかでも、"肉体疲労時に" って言うけど、アレ、なんかニクタイヒロウジっていうのが、疲れてる子供みたいやな」
(液体歯磨きハピカに "毎日磨いて 60 回" と書いてありました)――「 "毎日磨いて 60 日" と書いてあるのなら分かりますよ? 毎日一杯ずつ使って 60 日もつんかと。… "毎日磨いて 60 回" …… 1 日おきに使うと何回いけるの?」
(その昔の東芝レコードの社長さん)――「ズーズー弁なんです。フォーククルセダーズが読まれへん。… "フォ、フォ、フォ…フォークル…ワタスには読めません! "って。凄い社長やな思った」
(作曲方法の今昔)――「小室ファミリーの歌、全部詞を見たら。最近のは詞ちゃうねアレは。もうメモやね。心覚え。昔はあのメモを題材に詞を作ってんけども、今は思いついたままを並べりゃあええ。でもそれがメロディに乗るとエエ詞になってる。不思議に」
鶴瓶「こっちのが有名やのに、こっちいうのあるよ。
オーストラリアでも、シドニーのほうが有名やのに
キャンベラ。…んなもん知らんがな!」
上岡「あれは、シドニーとメルボルンが取り合いしたんでしょ?」
鶴瓶「………」
上岡「首都の。ほいで、折り合いが着かんので
ちょうど真ん中に人工都市のキャンベラっちゅうの
作ったんでしょ?」
鶴瓶「………。
ねるじぇら・ねるじぇら・ねるじぇら……」
上岡「 (^^) ……」
鶴瓶「湯豆腐を頼んだんです。
――店の人が "湯豆腐の役人です" って言わはるから」
上岡「 (^^) ……?」
鶴瓶「聞こえたんや。
"あ、湯豆腐に役人がおんのかな? " って。
(険しい顔の "役人" が棒を持って立つ)
"湯豆腐の役人です" って言うから
湯豆腐に役人がおって――
役人が "まだ入れるなっ !! " …とか。
湯豆腐役人? 湯豆腐役人……。
――薬味なんですね!」
上岡「 (^^) 当たり前やっ!」
鶴瓶「聞き違えるときってそうでっせ。
新幹線のアナウンスでもそうや。
携帯電話をそこで掛けたらアカン、と。
"携帯電話は、エッチで掛けてください" ――」
上岡「 (^^) 」
鶴瓶「 "携帯電話はデッキで掛けてください" なんですよ。
―― "携帯電話はエッチで掛けてください" ――
"どんなパンツ履いてんねーん" …っていうのを
想像してしまいそうです」
上岡「こないだ、詞を書いたんです。6 月 21 日に発売になった」
鶴瓶「誰? 誰?」
上岡「あのー、シンゴ。香取ちゃうよ?」
鶴瓶「…ああビックリした…。香取慎吾かな思った。…誰 ?!」
上岡「森進伍」
鶴瓶「…森進伍?」
上岡「森進一のソックリさん」
鶴瓶「…アンタそんなパチモンに作詞しなはんなっ !!」
上岡「今回は、アイディア浮かばんからパクリモンでいきました」
鶴瓶「タイトルはどうやの? タイトルは」
上岡「タイトルは、えー…
『ワクワクするようなシチュエーション』!」
鶴瓶「 (^^) プッ…!
ブッサイクなタイトルや!
ワクワクも使わんし、シチュエーションも使わんわ !!
森さん怒ったやろ? … "ふざけるなあ! " って!」
上岡「原作は、額田王(ぬかたのおおきみ)なんですよ」
鶴瓶「ヌカタノオオキミ?
♪ヌカタノオ〜キミは? …えっ?」
上岡「 (^^) おおっ !! それは気が付かなんだなあ! ええなそれ!」
鶴瓶「 (^^) えっ…?」
上岡「僕が言うてるのはヌカタノオオキミ。
キミの言うてるのは "浴衣のキミ"! 吉田拓郎!」
鶴瓶「 (^^) ふふふ…」
上岡「面白いなあ、ええ地口や !!」
鶴瓶「平安時代ってスケベエでしょう?
なんかスケベエやわ…。
平安時代が時代の中で一番スケベエ !!」
上岡「そら、おおらかな性というかね?」
鶴瓶「鎌倉時代はあんまりスケベエちゃう。
室町時代もスケベエちゃう」
上岡「安土・桃山時代は」
鶴瓶「安土・桃山時代もあんまりスケベエちゃう!」
上岡「おお…」
鶴瓶「江戸時代の、元禄時代はちょっと――」
上岡「スケベエですか?」
鶴瓶「スケベエやけども、本当にスケベエは、平安時代」
上岡「なんで平安時代スケベエ?」
鶴瓶「なんかスケベエやんか!」
上岡「十二ひとえ着てんにゃで」
鶴瓶「…十二枚も脱がさなアカンねやで?」
上岡「 (^^) …」
鶴瓶「ドキドキするやん。
(脱がせながら) "まだあんのかオイ…"
(蹴り一発で) "…キャベツみたいな女やなっ !! " 」
上岡「 (^^) ……」
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1997年12月 |
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