鶴瓶・上岡パペポTV
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PAPEPO FOREVER

What's PAPEPO
『鶴瓶・上岡パペポTV』とは、1987年4月14日から1998年3月31日にかけて、よみうりテレビ制作(日テレ系列)で放送されたトークバラエティ。昨今のお笑い番組に見られるような騒々しいテロップが一切無く、素材をそのまま切り出したような造りが特徴。今なお多くのファンが存在する。
笑福亭鶴瓶
1951年生まれ。六代目松鶴の十一番弟子として落語家デビュー。実体験を基にした鶴瓶噺には定評があり、ラジオパーソナリティ時代以来の根強いファンが多い。若手芸人のようないじられキャラから、映画俳優までこなすマルチタレント。ベーさん、ベー師匠の愛称で親しまれている。
上岡龍太郎
1942年生まれ。漫画トリオのメンバーとして漫才師デビュー。後年のファンからは『探偵!ナイトスクープ』の初代局長として知られる。切れ味鋭い毒舌家ながら、愛嬌のあるキャラクターが愛された。2000年をもって芸能界を引退。占い師・心霊にまつわるエピソードは今もって語り草。
No.279
1992/10/23

バンドマン

(後日トーク追加予定)
No.279 は、「幽霊にチンチンさわられた夢」からスタート。座りトークに入っては、「自販機になじまないオカネ」、「フォークとロックの会」における、鶴瓶ちゃん VS バンドマンのエピソード。血気盛んな頃、いきるバンドマンをマイクでド突き廻したという思い出を披露。続いて「恵まれない CM」、「ソシアルダンスと上岡少年」、山田雅人のゴルフ、痔と二足歩行の関係性、犬の嗅覚やカメの甲羅の中、「少年時代」をテーマに、「上岡少年のおやすみなさい」と、「トイレで小便をこぼす理由」へ。

今日の鶴瓶噺

(なぜかオープニングからニコニコ顔の龍太郎師匠に)――「なんか今日は穏和ですな。ニコニコ笑ろて」

(自分の性格)――「ものすごい丁寧なんです。しかし、キレたら早いんですよ」

(鶴瓶ちゃんが犬に思う)――「犬は、肛門見せとるから "勝った" 思うねん。いつも」 , 「でも、ウンコしてるとこジーッと見たったら、恥ずかしそうな顔しますよ?」

("マグロのエラ呼吸" を理解できなかった鶴瓶ちゃんが、観客に対して)――「笑ろてるけどお前ら知らんやろ! な ?! …生きてはるうちに聞いとけっ!」

(上岡ホノルルマラソンの告知板を片手に)――「もう走ったらサルみたいに走るというオッサンの、ホノルルマラソンでーす! オッサンと一緒に走ろー!」

今日の上岡語録

(今日はニコニコ顔です)――「自分の人生を紐解いた中で、今まで "笑ろた笑ろた、腹痛とて笑ろた" っていうのは恐らくねえ、芸人見て笑ろたんやないと思う。友達同士の笑い。家の中でコタツに入っての笑い」

(中井貴一を "狙い目" と鶴瓶ちゃんに勧められ)――「人を新野新みたいに…」

(犬の嗅覚 "二万倍" とは)――「常に二万倍におてるのやったら、人間にとっては二万倍ですが、犬にとっては普通でしょ? 人間の二万倍いうだけで」

山田雅人にゴルフマナー指導

鶴瓶「山田雅人。アイツ真面目やがな。
 山田雅人。真面目やアレェ……」

上岡「おお、おお!」

鶴瓶「で、ボク廻ったのが、えっと――
 逸見政孝さん。それから里見浩太朗さん」

上岡「あっらー……」

鶴瓶「あの人なんかもう、凄い巧いですからね?
 ――そいでー、山田雅人も緊張しとんねん」

上岡「山田雅人。彼はまだ初めて一年ぐらいですからねえ」

鶴瓶「 "雅人、マナーは大事やぞ" と。
 僕は言ったんです」

上岡「そうそうそう。ゴルフはマナー」

鶴瓶「で、ちょっと雅人をおちょくったってん。
 "絶対マナーは大事やぞ" ―― "わかりました"
 "相手はサムライやからな" と」

上岡「里見浩太朗は」

鶴瓶「んで、池に入ったんですよ、誰かの球が。
 "池入った時はな、雅人。池に二回礼すんねん"
 そんなん全然無いんですけどね。
 んで、二回―― ( 頭を深々と下げる ) 」

上岡「 (^^) ふふふ……」

鶴瓶「ほいで――
 "旗は最初に持ったら持つねん、自分で。
  で、後ろの人に――" 」

上岡「次の組の人が来るから」

鶴瓶「 "次の人に、こうやって大きく――"
  ( 力強く左右に旗を振る)

上岡「もう打ってもいいよ、という合図を!」

鶴瓶「 "二回振れ" と。
 そんなんあらへんのですよ?
 ――アイツ、ずーっと!」

上岡「振っとったんや……。
 後ろの組、不思議に思もたやろな。
 なんでイチイチ手旗信号を――」

鶴瓶「ほいで、池みたら礼しよんねん」

上岡「ほお……。 "悪い宗教かな" 思うわな」

鶴瓶「ずーっとそうしてましたがな、アイツ!」

THEME SONG : GET LOVE / KIICHI YOKOYAMA

BEGINNING DIALOG : 「しかしあの、最近はまあ、もちろんここでしか会わないし――」

ENDING LETTER : 生後五ヶ月の我が子に授乳 , 上岡ホノルルマラソンの告知

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