鶴瓶・上岡パペポTV
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PAPEPO FOREVER

What's PAPEPO
『鶴瓶・上岡パペポTV』とは、1987年4月14日から1998年3月31日にかけて、よみうりテレビ制作(日テレ系列)で放送されたトークバラエティ。昨今のお笑い番組に見られるような騒々しいテロップが一切無く、素材をそのまま切り出したような造りが特徴。今なお多くのファンが存在する。
笑福亭鶴瓶
1951年生まれ。六代目松鶴の十一番弟子として落語家デビュー。実体験を基にした鶴瓶噺には定評があり、ラジオパーソナリティ時代以来の根強いファンが多い。若手芸人のようないじられキャラから、映画俳優までこなすマルチタレント。ベーさん、ベー師匠の愛称で親しまれている。
上岡龍太郎
1942年生まれ。漫画トリオのメンバーとして漫才師デビュー。後年のファンからは『探偵!ナイトスクープ』の初代局長として知られる。切れ味鋭い毒舌家ながら、愛嬌のあるキャラクターが愛された。2000年をもって芸能界を引退。占い師・心霊にまつわるエピソードは今もって語り草。
No.523
1997/09/19

電話

No.523 は、ウランちゃんこと浦江アキコのステージに乱入したときのお話から。「失敗の少ない上岡さんの数少ない失敗例」、「海外旅行慣れの失敗〜パスポートが……ない !?」、「ダイアナ葬儀でフランスまでの便もない」と続き、「FAX で人間も送れたらいいのにな」との願い。「ザビエルの布教活動と手かざし教」、「ポルトガルに行ってきました」、ほか「弟子のカノジョから謎の電話」、「電話帳にはどんなことが書いてあるか」、「掛ける相手を間違えたときの咄嗟の対処法」など電話トークも。

今日の鶴瓶噺

(第一ターミナルがイチタミ、第二ターミナルがニタミです)――「あっ、イチタミとかいうんですか…。俺、伊丹が仰山あったんかなあと思った…。イチタミとニタミっていうんかなあと思って、ドキドキした…」

(横山やすし)――「あの人スチュワーデスに、オーストラリア行くとき、コアラ見て "食たら美味いんかい" 言わはったんや。凄い人や。… "わかりません"と、スチュワーデスは言うたわなあ」

(超未来)――「実物を FAX で送れるようなったら、人間も送れるやろう。だから JAL の人はみんな FAX 入らなイカン。スチュワーデスみんなツライで」

(携帯電話が壊れた ?!)――「バイブにしてたらええねんけど、このごろ切ってるのにもかかわらず、ブーゥッ! って。あれ何やろ。ブーゥッて震えたあと、ピピピって鳴んねん。切ってんねんで ? 急に震え出す。…独自のワザを持ち出しよったんや。アホやでアレ」

(日本企業はカネを取りすぎだ)――「日本人騙されてまんねんで ?! バンクーバーからこっちへナンボかけても、よう掛かっても五千円か六千円ですよ。それが、こっちの会社に入ってやってたら七万ぐらい掛かった。俺、娘に怒った。"お前何してんねんアホオ"と。でも、そんなに掛けてなかったと。せやのに何か凄い掛かってるワケですよ !!」

今日の上岡語録

(東西のお祭り違い)――「東京は御輿が本流やないですか。担ぐということで。関西は大体、引くほうが本流やないですか。山車山鉾の類でしょう」

(自動車は飛ばすヤッサン)――「横山やすしもそうやったんや。… "こんなとこで抜かれるヤツは人生で抜かれるんや、行けえ !! " …ほんで人生で先逝ってまいよった」

(ある意味で感心すること)――「思ったんや。"フランシスコ・ザビエルの苦しさに比べたら" と。アイツはポルトガルから船で二年半かけて来た。キリスト教を広めに。すごいな宗教の力は。思うか ? それ」

(マザー・テレサ)――「マザー・テレサの話は別にね。あれはキリスト教だけではなくて、仏教もイスラム教も、いろんな人たちが集まって、葬儀しましたですよね。……テレサ・テンのおっかさんやで ?」

(大予言 ?! こんな携帯電話が欲しい)――「バーコードにしたらええのにねえ。電話帳にバーコードで入れたら携帯持ってピッとやったら掛かるようにして…」

(間違えたと思ったら)――「いっそ間違え電話やったら、出た途端に "奥さん…" とか言うたらええ。完全にイタズラ電話と分かるから、ガチャッと切ってもらえるやん」

(ケータイショップはアホ丸出しだ)――「道とか建物の中とかで携帯電話してるヤツの顔ってのは、一様にアホ顔してるでしょ。みんな。飛行機降りてすぐに喋ってるヤツとか、ロビーで喋ってるヤツとか、道でニタニタ笑いながら喋ってるヤツとかね。あんなの見てると"アホ顔丸出しやな" と思って、こないだ街歩いてたら、携帯電話売ってる店っちゅうのはまたアホな店やねえ。アホに物売る躾けになってるでしょう。旗の立て方は何やねんアレは。あのポスターの貼り方は何やねんアレは」

弟子のカノジョから、鶴瓶の携帯に電話が…

鶴瓶「弟子が、カノジョを部屋に呼んでんねんて」

上岡「うん」

鶴瓶「その弟子が、俺と一緒の仕事なわけです」

上岡「はーはー」

鶴瓶「で、その子が弟子に電話したんやけど
"携帯が通じない" と。
"ステレオがやかましいって、ドンドン叩かはる" って
 俺に言うんですよ。
 ――下のアパートの人が "おい、やかましいーっ !! " って」

上岡「ほんならステレオ切りゃあええ」

鶴瓶「だから、俺は "ステレオを切りなさい" って言うた」

上岡「そうや!」

鶴瓶「 "無いんです…" って言うとんねん」

上岡「 (^^) 」

鶴瓶「 "どないなっとんねん。なんでやねん ?! "
―― "違うんですう、私のとこじゃないのに間違うてはる…"
"ドンドン叩かはんねやったら、とにかく警察呼びなさい" って
俺はその子に言うたんです。警察呼びい? って」

上岡「うん」

鶴瓶「 "警察呼んだら親にここに来てる事がバレる…"
知らんっ !!

上岡「 (^^) 」

鶴瓶「知るかえそんなもん、俺は関係あれへん !!」

上岡「 (^^) 」

鶴瓶「 "とにかくちょっと待ちいな、弟子探したるわ! " って
 電話切って。――おったんや、弟子が。
"おい、お前のカノジョから電話が掛かってきて。
 泣いてるがな、ステレオがやかましい言われてるって"
"えっ? ステレオ? うち、無いんです…"
"無いってお前、下の人が怒ってきてはんねや、間違うて"
"…うち、一階です" ――あのねえ!
 どないなっとんねんっ !!」

THEME SONG : MY OH MY / AQUA

BEGINNING DIALOG : 「どうもどうも、いや今日はここまで、あのねえ、ホントに――」

ENDING LETTER : 告知・楠くすの会 / 北野誠さんと鶴瓶さんが同じ服を着ていました

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