鶴瓶・上岡パペポTV
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PAPEPO FOREVER

What's PAPEPO
『鶴瓶・上岡パペポTV』とは、1987年4月14日から1998年3月31日にかけて、よみうりテレビ制作(日テレ系列)で放送されたトークバラエティ。昨今のお笑い番組に見られるような騒々しいテロップが一切無く、素材をそのまま切り出したような造りが特徴。今なお多くのファンが存在する。
笑福亭鶴瓶
1951年生まれ。六代目松鶴の十一番弟子として落語家デビュー。実体験を基にした鶴瓶噺には定評があり、ラジオパーソナリティ時代以来の根強いファンが多い。若手芸人のようないじられキャラから、映画俳優までこなすマルチタレント。ベーさん、ベー師匠の愛称で親しまれている。
上岡龍太郎
1942年生まれ。漫画トリオのメンバーとして漫才師デビュー。後年のファンからは『探偵!ナイトスクープ』の初代局長として知られる。切れ味鋭い毒舌家ながら、愛嬌のあるキャラクターが愛された。2000年をもって芸能界を引退。占い師・心霊にまつわるエピソードは今もって語り草。
No.377
1994/10/14

津波

No.377 は、「よく似た民族同士で国籍を見分けることはできるか」という素朴な疑問から。続いて「ノックさんの息子の結婚式」で見た、ほくろの大きな歌手と月亭八方のウソについて。話題は「お笑いのパターン」へと流れ、ぼやき漫才・歌謡曲漫才について。中盤、「オペラは一体何が楽しいのか」を挟み、大自然の脅威について。「 3 センチの津波の測り方〜津波はひくことはない」、「関東大震災の被災者は語る」、「台風の思い出」など。ラストは、「西川きよっさんと鶴瓶の兄」。

今日の鶴瓶噺

(横山ノック夫人)――「誤解を、あのー、恐れ…あのー、誤解しないでくださいね。これ次に言うこと。またガーッと言うてくると思いますが。宜保愛子さんにちょっと似てはるんですよ」

(違いの分かる男・鶴瓶)――「台湾人と中国人は違うよ。僕はそれを見抜けますよ。インド人と中国人は全然違います。パキスタン人とインド人も、違うんですよ。…ターバン巻いてますからね」

(リリアンのいたずら)――「八方兄さんのカメラで、八方兄さんばっかり撮ってるんです。"帰ったらビックリするよお" って、そらそうやわな」

(津波情報の不思議)――「 3 センチの津波って、どないして測るの ?! 津波どないして測るの。測ってるときにフェイントかけて 5 メートルの来たら連れて行かれるわ !!」

(寄せて返したあとの津波はどうなる?)――「津波は、戻って、"今回は誰も飲まんかったー" って、津波の親玉が、"今回はしゃあない。この前はちょっと飲んだけどな。また飲みに連れて行ったるからなー! " って。そういうことやんか」

(高さ 3 センチの津波)――「怒られてはるわ、向こうで。津波の大将に。"行ってきました! " … "アホかお前! こそばあしてどうすんねん!! お前らしばらく謹慎しとけっ! " って、絶対怒ってはるわ」

(台風の思い出)――「水ついて、林のオバチャンのとこ壁バサーッと落ちて、朝おばちゃんが壁のない家のところで泣いてはったん覚えてますわ。… "壁おちたあああ"言うて」

(鶴瓶の兄がきよっさんに質問)――「 "老人問題のずーっとやってはる。あれ、やっぱり一票もらおう思もてやってはるんでっか? " ……いきなりや。いきなりやで ?!」

今日の上岡語録

(韓国人も、日本人の見分けがつく)――「日本人が韓国行ったときに、まだ戒厳令が敷かれてる頃かな。夜中ですよ。夜中に道を歩いてたら、マイクで、"そこの日本人はやくホテルに帰りなさい"って日本語で言われたっていうねん。ということはその韓国の兵隊なり警官は、見抜く力がある。やっぱり分かるんです」

(ノックさんの息子はアメリカンスクール出身)――「夜中にねえ、月見ながらねえ。"上岡さん、今日はいいマンヅキですねえ! " ……満月 !!」

(そもそも寄席というものは)――「昔はいろんなタイプの、何も笑わすだけやない。楽しいなあというのが寄席やったんですよ。つまり、見事見事という芸が出てきたり。中にはナルホドな…と考えさせられるのがあったり、腹抱えて笑うのもあったり、つまりバラエティーショーですから」

(イメージに合わない曲)――「大自然に対抗できるのはクラシックやと思います。例えば満天の降るような星空の下、屋根に上って夏の世の星を楽しむならクラシック。ところが日本は残念ながら、海の家へ行くと演歌を流す。スキー場行くと、リフトの側で演歌を流す。演歌は良いんですよ。でも大自然の中で演歌というのは、どうもスロクせんね」

(自然がそんなに良いか?)――「田舎へ行くと、"自然がいっぱい! " って言わなイカンのかな? レポーターは。スキー場へ行って、"ここは大自然に抱かれて…"って、人工やろスキー場は !! 大人工やそれは !!」

(阪神淡路クラスの地震ともなると)――「あれぐらいのクラスの地震はとても、"あっ、地震やな。火の元" とか言わへん。もう遅い。常識を越えてる。地震と分かるまで、何秒か掛かるっちゅう。直下型地震で、いきなり揺すられるのはね」

地震が、来たぞーっ !!

鶴瓶「科学的いうたって、地震の起きしなが
分かれへんねんもん !! もっと言うてよ、早いこと。
揺れるでーって。起きてから結果ばっかり出して
"ナンボやー" って言うけど、揺れてから言うねやったら
俺でも言うわ !!」

上岡「……揺れてから、どう言うの?」

鶴瓶「 "揺れましたねえ" って」

上岡「 (^^) ……」

淀川さんの一言

鶴瓶「こないだねえ、淀川と
新地へ飲みに行ったんですよ、この後の帰り」

上岡「うん」

鶴瓶「もう、真っ茶に染めた女の子で、物凄いミニスカートで
見るからにアブナそうな、イタそうな子なんですよ。
ちょっと年いってるんですけど、
それがガーッと側通ったんですよ。
ほんなら淀川が "セクシー…。" って言いよったんですよ」

上岡「 (^^) 」

鶴瓶「思わず出たんでしょうね。
 別に "セクシー !! " とかそんなんじゃなく
 思わず "セクシー…。" って言うから
"何がセクシーやねんオマエ。
 あれちょっとアブナイやんけー !! " って言うたら
"えええ、そんな、むずかしい考えんと !! " って
 なんやそれはっ !!」

上岡「 (^^) ……」

THEME SONG : SWEETS FOR MY SWEET / C.J.LEWIS

BEGINNING DIALOG : 「不思議なもんでございますねえ。本当に。いつも言うんですけども」

ENDING LETTER : パペポの収録で "へまゆげ妖怪" を見た

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