鶴瓶・上岡パペポTV
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PAPEPO FOREVER

What's PAPEPO
『鶴瓶・上岡パペポTV』とは、1987年4月14日から1998年3月31日にかけて、よみうりテレビ制作(日テレ系列)で放送されたトークバラエティ。昨今のお笑い番組に見られるような騒々しいテロップが一切無く、素材をそのまま切り出したような造りが特徴。今なお多くのファンが存在する。
笑福亭鶴瓶
1951年生まれ。六代目松鶴の十一番弟子として落語家デビュー。実体験を基にした鶴瓶噺には定評があり、ラジオパーソナリティ時代以来の根強いファンが多い。若手芸人のようないじられキャラから、映画俳優までこなすマルチタレント。ベーさん、ベー師匠の愛称で親しまれている。
上岡龍太郎
1942年生まれ。漫画トリオのメンバーとして漫才師デビュー。後年のファンからは『探偵!ナイトスクープ』の初代局長として知られる。切れ味鋭い毒舌家ながら、愛嬌のあるキャラクターが愛された。2000年をもって芸能界を引退。占い師・心霊にまつわるエピソードは今もって語り草。
No.413
1995/07/07

マカオとサロマ湖マラソン

No.413 は、龍太郎師匠が 100 キロを完走した報告と、座右の「愛と勇気と練習量」について。一方鶴瓶ちゃんは、香港マカオに行ってきたという報告。話題は逸れて「ポルトガルについてどんな知識がありますか」、「博打・龍太郎師匠とやさしい中国人ディーラー」を挟みつつ、旅の思い出へ。「マカオでも文珍さんに間違われた」、「距離感を失う恐怖・過酷な戦い」、「便所を流さぬ香港に清潔感は無い」などを語る。ほか、「盲目のランナーの伴走を努めた思い出」など。

今日の鶴瓶噺

(マカオ女の顔)――「香港に帰ってきたとき、まだホッとしたわ。マカオはブッサイク !! …女の人ですよ? 全員が渡辺二郎なんですよ」

(不思議な語感の名前)――「マゼランは普通の名前やけど、バスコ・ダ・ガマなんて、そんなんポルトガル人しか付けないでしょう。マルコ・ポーロもケッタイな名前やな。ほんならポルトガル人」

(旅先のマカオで、日本人係員に渡された伝票)――「パッと見たら、Mr.KATSURA になってんねん。ミスター・カツラ。…俺ねえ、マカオでも文珍さんと間違われてるんですよ」

(オシッコが我慢できないとき)――「俺は走ってるときするよ、自分で。するときあるもん。サウナスーツ着てるから。汗と一緒やもん。……放っといてえな、みんなに掛けたわけけやなしにっ !!」

今日の上岡語録

(長雨といえど案ずるな)――「長いスタンスで見れば、雨は降って、降らんで降って、降らんで…という、トータルすると±0 になるようにできてるんでしょう。近い間だけ見て、異常気象やと言うてますけどね」

(マラソンは簡単です)――「練習すれば誰でも走れます。愛と勇気と練習量。それだけで走れます」

(涙は良くて、ヨダレは悪いのか?)――「目から涙ながしたらみんな感動するのに、ヨダレたらしても誰も感動せえへんよな。涙流したら、美しい…とか言うてるやん。カメラマンもすぐ目をアップにして、目からポロッとこぼれたら、みんな貰い泣きしてんのに。おんなじ体液やのに、口からダラーッて出したら、見てる人もダラーッ…ってならへんもんな」

(フルマラソンに有利な食べ物)――日本やったら、おにぎりはある、ぜんざいはある、お餅はある、うどんはある、ソバはある。これイタリアやったら…。だから外国の人がフルマラソンやるとき、パンでしょう。あんなん食べられへん、ソーセージとか」

サロマ湖 100 キロを走る苦しみ

上岡「ホントにね、人間としての尊厳もない、
最低のレベルでやっと堪えてるという人が入ってくる。
そんな格好で入ってきて、9 キロ行って戻ってきたら
出てきたときの顔! パァッと輝いてる!」

鶴瓶「なんでやのん。なんか食べはんのん?

上岡「―― "あと 2 キロ、やったあ! " という充実感!」

鶴瓶「なるほど、俺また、
中でケシの花でも吸うてはんのかと思った

上岡「 (^^) ……。
――この 8 キロはね、人が神に変わる空間なんですよ」

鶴瓶「ええこと言うなあ……」

どちらからおいでになりました?

鶴瓶「大阪弁に飢えてる人がいてるんですよ。
それでビデオが。
(観客の一人に) ――あなたどこから?」

(前列の女性が "フランスから来ました")

上岡「 "フランスから来ました" って。うわあ」

鶴瓶(おびえるように龍太郎師匠の肩を抱き寄せて)
「フランスで観てはりましたん?」

上岡「へえー!」

鶴瓶「フランスからって……。ええー! そうですかあ!」

上岡「観てるもんですね、どこでも」

鶴瓶「観てるもんやなあ。フランスは居てはんねや」

上岡「ねー」

鶴瓶「――他は?」

(――と、前列の男性が "奈良から! " )

鶴瓶「奈良から…」

上岡「 (^ー^) …(ハガキを机に叩きつける)

鶴瓶「 (`へ´) …(クツを脱いで客席に投げつける)

THEME SONG : WAN'T WALK AWAY / NELSON

BEGINNING DIALOG : 「雨の中、ホントにね…」 「梅雨ですから雨が降るのは当たり前ですが」

ENDING LETTER : 告知・上岡独演会 / 世界のパペポファンを捜そう・フィラデルフィアより

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